ぐ戒

なんで日記が大幅に遅れたかというとツイッターなんかでおれの動静を追っているような珍しい人間にはバレていることだがウィンドウズアップデートのパソコン破壊スイッチを食らってしまい色々あってデータの損失は最小限に抑えられたとはいえ二割ぐらいは消えてしまいその中でもブラウザの履歴やブックマークなど全消失などが結構痛かったし復旧に時間がかかったというのとその復旧ができるまでの間に本当にどうにもならないのではという期間がありめちゃくちゃに発狂してしまったから遅れたというわけでさすがにご了承いただきたいですね。
夢だが、六本線路がある駅構内で引かれて死ぬ運命はその線路を横断することでしか克服できずまずおれが横断し始めてからすぐ手前の五列に並列して電車が来て少し遅れて残りの一本にも来るという手筈なので全力疾走すると最後の一本にやられるから何度も死んでしまうしヒイヒイ言いながらようやくギリギリで向こう側に這い上がり目についた施設に入ってバタンと扉を閉めると窓の外では電車が轟音を上げて通り過ぎてるしよく見たらこの施設に向かっても電車が突っ込んでこようとしているので扉を開けようとしても開かないし柱の陰から不敵に微笑む男に小声で何か言われたと思った瞬間真っ暗になったから死んだと思ったら別の空間で静観してるし違うルートだと笑う女の口にふざけて頭を入れてみたらスポッと入ってしまい女は窒息して死にその頭をねじ切っても脱ぐことができず発狂するんだよと教えられてそっちも嫌だなと返事する夢を見た。これメチャクチャ悪夢だったので一回目が覚めたんだけどいつだったか覚えてない。見た目が気持ち悪い系の悪夢ではないのでさすがに今見ても怖いということはないが、率直に言ってメチャクチャひどい夢だ。あと、東京はどこも賑やかで桜も満開だが追っ手を撒くためにのんびり楽しんでいられないという夢を見た。これも追われてる感覚が若干怖かった気がするが、前の夢の悪夢感が強かったせいで桜のほわわ〜んとした印象しか覚えてないな。起き抜けには、三人の首は抉れてしまったわけだけどご覧の通り回復したから映像も見られるかなと言われる夢を見た。これは全然覚えてないしまたも描写がひどい。起き抜けの夢なのに悪夢を引きずっているように思える。
で、起きてインターネットニュースを見てたらカンボジアからタランチュラ料理が消える、みたいな報道、まあそれはいいですよ、でも容赦なくでかいタランチュラの写真が放流されていたのでうっかり見てしまった。タランチュラともなるとでか過ぎてギリギリなんだよな、許容範囲が。その流れで東南アジアニュース読んでたら、空港で窃盗を働いた犯人が「盗むつもりはなかったが、持ち主がいなかったので家に持ち帰った」と言い訳にならな言い訳をしていてさすが東南アジアだと感心した。感心してたらベトナムでコーヒー工場が無認可で摘発されていて、コーヒー自体もベトナムコーヒーも好きだから興味あって開いてみたらコーヒーを電池で着色とか信じられないほど無茶苦茶なことが書いてあった、明らかに有害なのに平然と作り続ける神経がすごい。ひと昔前に流行った電球型の容器に入れたら完璧だな。
今日も街の方に出かけた。新竪に本の入荷はあったけど、長時間検討した結果何も買わずに引き返した。それで魔界図書館で異世界の書を抜き書き、今日は珍しくクソ眠かったが何が原因だろうか、悪夢見まくって睡眠不足なのかな、いつも同じ難しさの難しい本を読んでいるはずなのだが。帰宅したら鹿児島の信用金庫がメチャクチャな着服や金の流れをやっていて非常に面白いと言うかさっきの話ではないが東南アジア的だと思った。東南アジア的というのは例えば、若者十八万人集めて徴兵のくじ引きしたら大体一万人から覚醒剤の陽性反応が出るというやつです。さすがタイランド、スケールが違う。
それではガンガンジョーカーの感想を書きます。ガンガンジョーカーが何周年かを迎えるたびに思い出される藤原ここあの死というものがあるな、突然の死で六周年表紙企画がポシャったやつ。今月号はノートが付録だったけど、付録にするなら普通のノートにしてほしい、まあ芳文社みたいに百円取らないだけで善良過ぎるにもほどがあるって感じなんだが。『怪人麗嬢』、アカメが斬る!の作画を担当していた作家の単独新作。前作のようなスプラッター感をバトルに残しつつ、緊張感が足りない主人公がたとえ戦闘中であってもバカをやるという展開でテンポが良く、しかもエロいお誘いもある。そのエロいお誘いをした女の子は、死んだんだけど……。『ハッピーシュガーライフ』、主人公は逃亡、追う男の子は暴力に覚醒、したかと思ったら相手に裏切られて怖気づいてもう一回覚醒みたいな感じ。個人的には主人公がそろそろ追い詰められてほしいんだけどアニメ化するからまだ先だろうし、どちらかというと女友達をポイして楽しくやっとる。『賭ケグルイ』、アカデミー賞女優と対決するがこないだ大見得を切った割にはしっかり買収かけてるアイドルかわいい。主人公目線じゃないのでめちゃくちゃ追い詰められるアイドル、というか初手から王手という感じでヤバそう。『渋谷金魚』、またも番外編。でも本編に明白に出てきたキャラが関わっているので以前の番外編より意味不明というわけではない。金魚とそれに関わる瀕死の思い出。『美少女菩薩ミロクちゃん』、新連載、このコンビ前は別の、なんだっけ、手品みたいな読み切り書いてたはずだが、今回は新連載で現代残酷救世物語とでも言うべき作品。初手からマーラが出てきたけど陰茎の形じゃなかったね。セックスした女を信じるのは悪い癖だ! 『齢5000年の(略)』、前回の引きから竜がボコスカ殴られる展開。魔王軍云々というのはブラフという単純な結論に至るためにこころまで傷付けられてしまうのウケる。最後も意外だったが今後の展開はやりやすそうだな。『お従兄さんの引っ越しの片づけが進まない』、小物を買いに来たはずなのにベビー用品を見て妄想MAX。というか妄想で必ずでかい画面を使い淫らな姿を出してくるのすごいな、そりゃ人気出ますわ。照れた表情もかわいいしな。でも大体入り方でプレイの話だなって分かるだろ、そこでも笑った。あと大オチが秀逸。『ガールズ×セクハライフ』、衣替えで興奮する主人公、まあいつも興奮しているのだが……。ベストを着て透けを防止みたいなの初めて聞いたな、そういう常識があるんだな、勉強になった。後半は嫉妬ものだけど、嫉妬出てくるの早くないですか? 幸せになっちゃうじゃん。『ジャヒー様はくじけない!』、重版がかかっていてめでたい。前半もゴミ箱かぶってて惨めでしかも店長の愛情を浴びているんだが、それをフリにした後半は魔法少女もめちゃくちゃになっててウケる。というか魔法少女だけ素のままでパワー使えるのズルいな。『弱キャラ友崎くん』、レクチャーの続き。こんなの買えねえよって言ってるけど予算いくらなんだろ。着て帰ってそのままメシに行くのは確かにイケてるっぽい、汚れとか気になるじゃん普通。ヒロインのかわいい一面を見せつつ攻略対象の女がちょうど働いてるレストランだったという素晴らしい道筋。『ラグナクリムゾン』、敵のでっかいボスを目の前にして逡巡する主人公。話が前後しまくるけど今回のはうまくキマってるな、特に裏切りの辻褄が合うところが。あと力を出せばまだまだ主人公は無双状態なのも気持ちがいい。結局味方たちはどう動くんだろ。『よなかのれいじにハーレムを!!』、これで三人のヒロインを紹介し終わったので一旦合流みたいな流れではある。それぞれの特色を発揮してるのでヒロインたちの印象も薄まらないが、特にツンデレのエロ本好きがイノシシみたいですごい。あと何気にスカートの中に顔突っ込ませるガイド役もすごいというか下ネタどんとこいみたいな感じで頼もしい。更にそのエロ本展開で次のヒロインにつながるのも巧みだ。『恨み来、恋、恨み恋。』、前半は妹と猫ヒロインの甘え合戦の様相を呈している、牛さんがピンチだ。その微笑ましさから一転、後半は以前のありんすさんが正体を表すけどそれが猫に似ており、さらに最後に全部を「来」に差し替えたタイトルがババーンと出る、鳥肌ものだった。『メイのメイデン』、前回から散々言われていたのでサブキャラがどんどんドツボにハマっていき、「上げて落とす」形でトドメを刺されてレズセックスという流れ、セックスはしてないんだっけ? 今回は落とすだけ落とすという展開なのでシンプルだし、我々はセックスがあったんじゃないのかと思っているんだ。『賭ケグルイ双』、風雲たけし城の続き。需要のない側の真面目キャラが脱いでいったら縞パンだったという情報、レズの胸に刺さるのか? まあ撮影できて喜んでいるみたいだが……。しかし賭け事が絡んでいるとはいえ、地雷原呼ばわりはちょっと面白かった。『そらいろフラッター』、ゲイの幼馴染みの女目線、未だに恋心は残っている。というかいわゆるノンケの主人公もよくわからん感情のまま体鍛え始めてるし女の勘もそこそこ外れてないのでは? 最後に確信に至るところアツくてよかった。『賭ケグルイ(仮)』、前半はイチャコラ、後半は整形アプリ。イチャコラはこれ明らかに百合展開のアオリを受けてるでしょ。後半の逆張り展開めちゃめちゃ笑った、何もともとかわいい組に入ろうとしてんだ。この作家面白いけど次号から連載一個増やすのキツそうだな、しかもツイッターで人気のやつを取るらしい。オンラインのしょぼもそのパターンだったよな、なんか多い。そしてしょぼはなぜか人気あるのに最終回を迎えるし。『遺書、公開。』、サスペンスっぽい心理戦が続いていて興奮する、あんまり人間が死にそうにないこういう状況で裏を探り合ういやらしい人情が大好きなんだおれは。特に窮地に追い込まれた男が一度優勢に傾きかけてやっぱり劣勢になるという怒涛の展開が良かった。それにしても殴った犯人すぐ出てきたな。『マジカルテーブルクロス』、二本立てで、前半は芋けんぴ、後半はボンタンアメあずきバーはともかく芋けんぴはそこまで硬いというイメージなくて、むしろ髪についてるイメージの方が強い、しかし死体から芋けんぴ抜いて食えは笑った。ボンタンアメは味のところより仲間を信じない奴らの冷たさでゲラゲラ笑った。『ソード・オラトリア』、いよいよ後始末も終わりという感じで、主人公が本編主人公に靴をプレゼントして再び別々の道へ、という流れなんだが、カラーの位置といい、本編のある結末を先に見せてる点といい、外伝ひょっとして最終回かと思わせるような流れであった。しかし末尾のカラーは水着だった。『久住くん、空気読めてますか?』、こっちも最終回っぽかったんだよな、なんか無口だった「久住くん」が明らかに恋に対して前向きになっているし、謝罪しようとしてたし。だからこれからも鈍いままで次号に続くと言われてちょっとビビった。しかしランジェリー店は笑ったな、入っちゃえばいいじゃん。『僕が僕であるために。』、ビッチさんが大活躍する回、とにかく好きな人間の気になる相手を聞き出そうという狩人のような精神、大いなる食欲。主人公が完全に脇役になっている上ダサい言い訳して盗み聞きする出歯亀に落ちている。『ゴレムと魔女』、とにかくふとももを全面に押し出してくる読み切り。良いことですね。ゴーレムは石造りではなく人間型なのでブチブチ手足がちぎれても大丈夫であり、そこを活かした戦闘シーンは圧巻で見ごたえがあった、正直なことを言うとロケットパンチみたいだと思った。『ヴァニタスの酒器』、なんで掲載位置がこんなに低いんだろ、アツいシーンだしキチガイ出てくるしそいつがアストルフォって名前だし。キチガイのせいで場の空気が最悪だったが主人公がそいつの嫉妬心を掻き立ててコメディーっぽく仕立て上げるのも良い。空中で獣を狙う描写が特に好きだ。『天野さんをなでなでしていいのは私だけ!』、セラピストの助詞と犬系男子のイチャラブといったところ。自己ツッコミ付きでワイド四コマなので基準点は低いが、ハードSMをとりあえず画面いっぱいにして見るところとか、変な台詞はわたしが言わせてる発言も良かったし、その真逆のことを言う性格を利用したラストの軽いどんでん返しも巧みだった。『INNOCENT-DEVIL』、よく見たら十八話で最終回か、短い、二巻出るところあたりまでめちゃくちゃ盛り上げてたのになあ、読み切りから鳴り物入りで連載化もしたし。とにかく早すぎる最終回だからか、期間経過・研究中断というかなり飲み込みにくい結末。最後の方は伏せるけどこれは流石に打ち切りかなあと思わせるような終わり方でした。以上です。