ぐ戒

ガキの群れに混ざってレジに並んでレジ後ろの山盛りの菓子をわざわざ会計が終わったあとにかっぱえびせんなどを一袋ずつ選んでちょうど五個になったときにお金を払い始めたんだけどビニール袋から小銭を出したし細かいので店員のババアと一枚一枚数えてたら一円玉が一枚多かったので双子かもしれませんよと冗談を言いながら接収しようとしてきたのでハハハと乾いた笑いで応じながら速やかに回収する夢を見た。ビニール袋に小銭入れてるとかどれだけ貧乏なんだよ。さすがに現状はそこまでではないが、それにしては店のババアとのやり取りがやけに生々しい。
ところで今日はパソコンを付けるのが遅れた。なんで遅れたかというと、雨が降るってんで先に本屋に行ってきたからだ。今日は別の雑誌も届く日だし、一日ずっとまんがを読むことが確定している。さらにこの状況で別のまんが雑誌を予約したので、かなり充満していると言えるだろう。さてパソコンを付けたわけだがそうするとツイッターから英文のメールが届いている。凍ったのかと思って一瞬焦ったが、どうもユーザーストリーム廃止のお知らせみたいだ。結局残すだとかなんだとか言ってたのに、廃止しちゃうんだな。今日はそれからずっと雨が降り続いていたが、家でじっとしていたところ、前評判では汚いらしいマケプレの本が届いたので検品することにした。その結果思ったより汚れてなくて最高だったんだが、郵便受けに向かうために一度雨に打たれなければならないのはなかなか不便だよな、今さらながら。本の話に戻れば、おそらく汚れというのは小口のインク汚れのようなものなんだろう、確かに汚れて入るがこの程度なら全然大丈夫だし、おれの運の良さに感謝! それとも、古書店基準できれいか汚いかを判断しているので世間の評価とは多少ずれているのだろうか? おれの住んでいる古書空間〈セカイ〉では、これが普通だったが……。でも逆に、マケプレで買うときれいとか書いてあるのに古書店の本よりメタメタに汚い本が届く場合もあるので、今回の本の状態は非常に良いといえる。
一日中言えにいたので、PDFで配られていた古い数学のエッセイを少し読んで、早速その今日届いたばかりの数学の本を読み始めた。最初なので簡単だがそれでも時々訳が分からなくて眠たくなる、最悪だ……。その辺は気合を入れて進むしかない。あと、これもパソコンが壊れる前の環境を戻すための行動なんだが、ブックマークレットを直すことにした。検索用に設定してあったブックマークレットがあったんだが、それは当然ファイヤーフォックスのブックマークに入っていたので、消えている。それはいいんだがそれを設定した当時の記憶がまったくないので、適当に拾ってきて改造するしか手段がない。こういったわけで四苦八苦していたが、なんとその結果、元のものより使い勝手がいいものが出来てしまった。その最高の結果と引き換えに運動する時間を失ってしまったよね。しょうがないので少しだけでもと、ダンベルを振り回して大暴れした。夜中はAudacityの新機能で遊びながらまんが雑誌を読んだ。
それではその二冊あるまんが雑誌のうち、ガンガンジョーカーの感想から書きます。『渋谷金魚』、味方が次々死んでいく展開だがついに渋谷最凶ホームレスがヤバい、セカンド主人公みたいな扱いだったのにどうしてこんなことに……。状況はずっと絶望的なんだがそこへ突然のトラック登場!『ハッピーシュガーライフ』、主人公たちが外国へ逃げようとしている流れ、東南アジアがおすすめですよ! 外国で物語展開するのむずそうだから逃げられない気がするけどどうなんだろうな、このまま主人公が痛い目見ないと身内の少年が不憫過ぎる感じする。『ラグナクリムゾン』、何か月かぶりの派手な戦闘なので爽快感があるな、登場人物をしっかり使い切っている、まあさすがに途中の縮小コピー連発は批判を浴びそうだが。最後に主人公が本気出す宣言したのに結局巻き戻されてかわいそうだな、というか純粋に続きが気になる。『賭ケグルイ』、買収返しは分かる感じだったけど骨折は分からんかったな、本人をよく知る人間と敵だけがその真意に気付くのは本当に巧みだ。途中は賭けに出てるけどそれはこの作品の醍醐味だしな。『賭ケグルイ(仮)』、単純化された探偵ごっこ。メガネ探偵とかもはやタダのあだ名じゃん、ウケる。当然のように部外者が来る流れというか、実は仲良しみたいな本編設定を逆手に取ったネタで笑ってしまった。『事情を知らない転校生がグイグイくる。』、(仮)作画担当がツイッターでやってて話題だったらしい作品。ツイッターの方は見てないのでリライトか横流しかは不明。方向性としてはハートフルなんだな、最後を見る限りはラブコメも混入してそう。バーサスいじめ感もある。死神がかっこいいって分かるのは中学生体よね、そういう意味では主人公は早熟。『美少女菩薩ミロクちゃん』、陸上選手の女に薬物で良い未来を見せるのが敵、現実を見せるのが主人公という流れ。クライアントの気分の上下をかなり細かくやっているので最後まで展開が読めずに面白かったが、さすがに薬を奪って飲むシーンはどうなってんのかよく分からなかった。『遺書、公開。』、こっちも展開が二転三転するサスペンス展開なので常に目が離せない。どっちが嘘を言っているのか、散々持ち上げておいて一気に嘘つきの嘘をバラすとかめちゃくちゃいいですね。ああいうときって普通、嘘の回想は見せない気がする、そういう常識を裏切ってきたのかな。『齢5000年の……』、主人公のドラゴンが小さくなったので展開的にかなり扱いやすそう。飯も少なくて済むのかな。一重に主人公と眷属の信頼が命っぽいので、その上で後半のダンジョン落下が活きているんだと思う。『ジャヒー様はくじけない!』、前半酔っぱらい、後半ハートフル。酔っぱらいの方、表現からして店長がおごりで飲ませてるんだとは思うが、分かってて飲ませてるとかタチ悪いし、写真をめっちゃ撮っててゲラゲラ笑った。『ラブコメ(物理)』、新連載。きらら系で好きだった作家がきららで連載を持たずにビッグな方で連載を持った。読み切りと同じ流れだが主人公はまだ付き合ってない設定になってる気がする。そのため交換日記の筆圧ネタが既に出てきているがあの勢いの良さは何度見ても笑えるな。あと登場キャラが増えて幅が出てきたけど女なのに師匠みたいな目をしている。『怪人麗嬢』、主人公が改めてじぶんも化け物だがエロ方面だという事実を聞く展開。あの色仕掛けもそうだったんだ、という暗い流れから、自暴自棄になってエロスをせがむ、しかしそれでも彼女たちは主人公を「利用」したい、という複雑な心理展開になっており面白い。しかし、この流れでエロい気持ちになるのか? 『蝶撫の忍』、乱戦が続いている。ヒロイン側は師匠的存在が来て助けられたので一段落か。主人公側は両陣営入り乱れての戦いで、主人公は目立っておらず、むしろ場外乱闘での殺し合いの方が盛り上がっている。先に奥の手出した方が負けなのかな。『久住くん、空気読めてますか?』、まるで道徳みたいな展開だが友達が優しすぎて恋愛ムードを盛り上げようとしている。割とサブキャラたちはラブラブなので外堀も埋まってる気はするが対比的に主人公達は正統派という感じ、そして逆告白という流れ。『ソード・オラトリア』、こないだの末尾カラーの続きで海。主人公はカナヅチだったので溺れたあと謎のセクシーポーズを取っていた。しかしあのルパン型の飛び込みっていつまで現役なんだろうな。武器のご加護で潜水能力が高まったふたりが海底の封印を調べている間に敵襲、上がってみればマーニャみたいな神様が登場。『お従兄さんの引っ越しの片づけがすすまない』、前回の危機がまだ続いており、カラーページで赤ちゃんプレイを続行してたので笑った。相変わらず主人公のひとりボケツッコミが冴えているが、確かにどういう関係に見えたっていうツッコミは冴えてるな。あと何ページも使って気分を盛り上げて一気に落とすラストのオチは最高に面白かった。『恨み来、恋、恨み恋。』、龍vsヒロインの親、親がむちゃくちゃ強いんだけどヒロインのお母さんですかとなるとちょっと笑えてしまう。しかし状況は極めて深刻で、最強みたいな扱いだったら龍がすごく押されている。死ぬんじゃねーのという気配すらある。『メイのメイデン』、前回からの展開に決着なんだけど、その間に挿入なしのレズセックスがあったっぽい。確かに一般の人間としての限界っぽい読みではあるけどそれで一般人っぽく勝つという泥臭さがいい。今度はさらに別のサブキャラを使いそうな流れ。『ヴァニタスの手記』、そういやおまけまんがひさしぶりかも。でかい獣の展開がまだ続いている、キチガイキャラだった敵の輩が子供っぽく挑発に弱いというの、なんかかわいいですね。ただ直線的な展開ではないので、前回もワープ的にここに飛んできたはずだが、今回も本が主人公の手を離れ、また別の場面に切り替わった。『よなかのれいじにハーレムを!!』、前回の新キャラとの展開、扉絵がエロいが展開もそこそこエロい展開、冒頭の値段のくだりは微笑ましくて良かった。でも、なにより生粋の変態おじさんの描写が極めて良い、ジジイをしっかり描ける作品はいい作品だ!! しかもしっかり変態だ。度のタイミングで主人公が動画を止めたのかが気になる。『弱キャラ友崎くん』、主人公には一応かわいい妹(オイオイ〜)がいるので、その妹に違いを認められたとして一個クリアになる。しかし本題は付き合う目標を定める話、それとは別に女友達と遊ぶ話。主人公の狼狽ぶりはウケるが、話の展開上説教っぽくなっちゃうのはしょうがないのかな。『賭ケグルイ双』、脱衣状態をいちいち見せてくるあたり、マスク女は変態っぽいが妄想シーンでマスクが外れていて結構な美形。それはそれとして今度は全裸になる脱衣対決で、しかもイカサマはないという宣言が出たので次回が気になる。やや主人公が蚊帳の外っぽくはあるが。『僕が僕であるために。』、引き続き喫茶店でだべっているがヒロインは既に感情が主人公の方を向いてないので、さっきまで泣いていたのに主人公には気がないようなことをざっくり言ってくる。その結果今度は主人公がノイローゼみたいになってしまう、この感じは悪くないが、ヒロインが幸せになる道なくないですか? 『そらいろフラッター』、主人公がゲイをおそらく親愛の情からいじるので若干気まずい空気になる。しかし感情をあらわにするということはそれだけ気の置けない間柄ということで、そういう流れから女幼馴染みにカミングアウトという運び。知らなかったんだったっけ。知ってると勘違いしとった。『モモとネネの食卓』、作画がぱれっとサキュバスのひとだ。そのせいかいきなり全裸というお色気全開展開があるが、基本的は露出少なめ、メシ、ほっこり、という展開。でも割とメシがうまそうだし、表情も豊かでいいと思う。ノリで肉を食いまくるのウケる。『マジカルテーブルクロス』、皇帝とその部下がうまい棒を食う話だが、そのための下敷きが重すぎるのでゲラゲラ笑った、最高潮なのはやっぱり感想を言うところだな。ちなみに部下の名前は大体FF系の武器の名前っぽいが一部は分からん、じっくり考えれば分かるのかもしれんが。以上です。続きましてまんが4コマぱれっとの感想を書きます。この間に古い雑誌を捨てていて気付いたんだけど、ぱれっとの薄さってちょうど1年前ぐらいから始まっているんだよね。データの話なのでアラビア数字で書いているが、1年ぐらい前のバックナンバーを見ると、若干薄いときと、きららとまあまあ張り合える200pあるときがあるという感じだったのに、今はもう170pぐらいで固定されてしまっていて非常に薄い。ぱれっとLiteが滅んでぱれっと本家に吸収されてめちゃぶっとくなったはずなのに、今はワイド4コマありでこの薄さだ。しかも版権モノとはいえついに出張掲載でないものがワイド4コマになってしまった。ワイド4コマ嫌いだからキューン買うのやめたのに、なんでぱれっとがそうなってしまうのか、薄くてワイド4コマとか最悪やぞ。こういうような状況なので買うのをやめるかもしれない気持ちが若干出てきた。まあ休載作品をかなり長期間待ち続けているところは誠意があると思うしそれが復帰してたらある程度の厚みが確保できるというのは分かるんだが、それとこれとは話が別だよな。『サキュバスさんのはつしごと。』、褐色幼児体型サキュバスという爆弾がカラーでやってきた。欲張りセットだな。持ち上げ描写も含めて、主人公が興奮してないのは罪悪感からか? ただジジイの元に幼児体型のサキュバス送るって罰ゲーム過ぎるだろ、笑った。そういや主人公ってヒロインにも性的な罪悪感抱いてるじゃん。神様かよ。『すのはら荘の管理人さん』、冷静っぽいキャラのコスプレ展開、ギャップでかわいいというやつだが、パジャマのみならず部屋までかわいいというのは隠す気ゼロっぽくていい。そのあとの真顔でコスプレショーを見る部外者という構図も非常に良かった。『だんちがい』、内気な子供が大人に挨拶できるかという話、大人が来たと嘘を疲れて潜り込んでたこたつに頭をぶつけるのは非常に巧みな展開だ。スパルタと、なんでも例えで解決しない判断も兄弟感がよく出てていいが、最後に元凶が帰ってきた。『オトナいろ♥オーダーメイド』、テーマ的にそうなんだがコスプレ展開が多い、今回はヒロイン側の現場のサブキャラなども出てきて幅が広がった感じ。否定的だった主人公がヒロインのコスプレ三昧より何気ない話からアイデアを得るという展開、いいですね。『アズールレーン びそくぜんしんっ!』、作者は何も悪くないとはいえ、版権+ワイド四コマだとマジで語ることが少ない、ページ数は普通の作品の倍あるけど、そりゃワイド四コマだからな。むしろ、原稿料はちゃんと倍払われてるのか心配になった。アズールレーンをプレイしてないので旨味が何も分からないが、シャツ一枚でゲームするキャラはこっちにもいるんスね。『スターマイン』、「あのキャラ」みたいなのが出てきて誰? という感じだったが、一巻参照ってことはほぼ最初期か、知らないわけだ。とにかく知らないジジイ扱いしつつ変質者へのアドバイスをいちいち態度で返すのが面白い。それ以上にヘアゴムのノリから、主人公(男)からジジイがヘアゴムをもらってはしゃいだ結果、その孫が死ぬほどビビるという展開でゲラゲラ笑った。『氷室行進曲』、こっちは番外編でゲームの色が強いのでかなり分からない話が多い、MtGで考えると確かに何でも呼び出せるみたいな能力はバケモノ的に強いと分かるが。表示されてるポイントの説明がヌルいのが笑えた。『隣人を妹せよ!』、せっかくのカラーページなのに主人公のパンツ半脱ぎを要求する姉、強い……。今月号で一番面白かった、まず抱きまくら代わりにイルカのぬいぐるみに主人公の顔貼ってる不気味な絵面も面白かったし、快楽に溺れるのが怖いかと誘いかけてるのも爆笑した、どっから来る自信だよ。それでいて最後の「あー!」連発も非常にリズミカルで良かった、最高。『未確認で進行形』、言われてみて確認したらたしかに小学生っぽいと分かるぐらいのまじないなのか、初期を知らないから分からん。とにかく小学生相手にムキになるなみたいなアドバイス的確すぎてウケる。宇宙食と豪華なお土産の対比も鮮やかでいいね。『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』、文化祭の準備が実を結んでいくストーリーだが、どちらかというと生徒会長見習いストーリーみたいになってる。特に今回はその色が強く、責任を取る姿に感心していて青春っぽい。焼きそば五つは財力に問題がありそうで笑った。『きょうのバカわん娘』、神様、人間形態を取ってからやりたい放題でかわいいが、威厳もゼロになってしまったので普通に侮られている。正体がバレてはまずいが褒められると嬉しいし犬のときの癖が出るとか面白すぎだろうが。ヒロインをひとりで買い物行かせた理由が主人公がほっとくと無駄遣いするからだった、というのは巧みな展開だった。『不思議なソメラちゃんオートクチュール』、最終回、内容がぶっ飛んでるのでキャラも扉絵で飛んでる。とりあえず金がないということでひとの壷を割る、最悪の展開で笑った。普通に魔力とか金になりそうなんだけどそうしないのが味だな。宝くじに当たってるキャラが突然来て突然平和になって終わった。『吸血鬼はじめました。』、ヒロインが巨乳放り出しバニーになって主人公が慌てる話だが、レズカップルでありしかも女子校っぽいのに守るべきなのだろうか、ひたすら写真などを妨害する主人公であった。レズの嫉妬ってやつかな。おいっ、暗がりを探すな!! 『かさねインテグラる』、この作品も次号最終回なんだなあ、薄さ大丈夫なのか? 過去が明らかになるところの最高潮といった雰囲気だが、シリアスにならずにバカな姿を見せてくれるので雰囲気が良い。しかし逃げ出したヒロインをバイクで追いかけて小脇に抱えて戻るとか道交法ガン無視っぽくて最高だな。『あまえてキビシ』、どうやったらフォームがレベルアップするのかという話、ブレイバーという名称から無礼を働けばいいのでは? という発想。鍛えているから頭に乗られても大丈夫ってなんだよ、笑った。新弟子検査って老人しか笑わないネタですよ! 人魚フォーム戦いづらそうだなと思ったら浮いてるな。『氷室の天地』、こっちもやや「本筋」っぽいものがチラついているので若干理解不能な部分がある、今回は戦いの描写もないし。とにかく前回バカ勝ちしたキャラが本筋の何からしい、回想シーンでちょうど訳分かんなかった大ゴマが出てきたので間違いなかろう。不思議ちゃんのペルソナ、扱いきれてなさそうでそこはちょっと面白い。『ゆずかアプセット』、白い馬って時々見るけど年老いてきたらみんなそうなるのか? 謎な知識が一個増えた気がする。馬オタクみたいな奴が来て、入り口は違うけど魂は一緒という名言っぽい怖い発言をしててみんなが引いてて笑った。『おだてられネロ』、これも版権モノ、ワイド四コマ、出張掲載。無言コマの扱い方がうまいと思った。以上です。