三島由紀夫と生長の家

三島由紀夫を観る〔28〕
三島由紀夫が、宗教法人「生長の家」の谷口雅春著「占領憲法下の日本」に序文を書いているということである。この本は手にしていないので以下は、ネットで見つけた序文である。
http://blog.livedoor.jp/dorci/archives/52011799.html


 このたび谷口雅春師の『占領憲法下の日本』といふ、憂國慨世の書を読むに当り、私は殊に、その「生命体としての日本国家」の章に深く感動した。これこそ久しく私の求めてゐた日本の国家像であり、生命体としての個的自覚と、生ける全体とをつなぐ唯一の橋が、ここに語られてゐると思はれた。


*生命主義と国家主義の結合は、全体主義と親和性が高いのだと思います。