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のはずだったんだけど、ここ金沢の積雪はほぼ0センチ。
日中、一瞬吹雪いたものの、晴れたり曇ったりのヘンな天気で、連
休に降った雪もすっかり溶けてしまった。新潟、ことに被災した地
域では2mを超える積雪になっているとのこと、倒壊などの被害が無
いことを祈りたい。
北陸の湿った雪の重みは、雪かきをやったことのある人なら判ると
思うが「天から振ってくる脅威」そのものなのだ。
昨日のyahoo!トピックで気になる記事を発見
独自の養殖技術で無毒化したトラフグの肝を観光客に提供しよう
と、佐賀県と同県嬉野(うれしの)町が申請した「ふぐ肝特区」に
ついて、厚生労働省は11日、無毒化したフグ肝の安全性について評
価するよう、内閣府の食品安全委員会に依頼した。
同特区は、同県と同町が昨年6月、無毒化した肝を同町にある嬉
野温泉の名物料理として売り出し、町の活性化につなげようと、申
請していた。
肝の無毒化は、長崎大などの研究グループが「フグは毒を含む海
底生物を食べることで有毒化する」との仮説をもとに開発。全国8
か所で、海底の有毒生物から遮断する「囲い養殖」を行い、約
5,000匹すべての肝の無毒化に成功した。
これに対し、厚労省は「(無毒フグを確実に生産する方法が)科
学的見地から確立したとは言い難い」として特区を認めない方針を
示したが、県側は「学術的に安全性に問題はない」と譲らなかった。
さらに、県側が「複数の専門家による公正な判断が不可欠」と主
張したため、厚労省も同委員会に判断を委ねることにした。
フグ肝は、猛毒テトロドトキシンを含むことから、食品衛生法で
食用禁止となっている。
<引用終わり>
養殖によってフグを無毒化するという試みの話。
大学の先生方が「無毒化に成功!」と発表したにも拘らず、厚労省
側がストップを掛け、結局他所の行司に判断を委ねるという、なん
とも日本のお役所的な経過を辿っているようだが、まあ人の生き死
にの問題であるし、慎重になる気持ちも判らなくは無い。
では何故、同じ猛毒の「ふぐの卵巣」糠漬が石川県でのみ製造を許
可されているのか?
答えは「江戸時代から作っているけど、今まで食べて死んだ人間が
一人もいないから」なのだ(ふぐの卵巣を糠に漬けると何故、毒が
消えるのか、実はこれも科学的にはよく判っていない)。
つまり、上記のフグ肝も、関係者が5世代、100年位にわたって食べ
続け、何の問題も無ければれば、厚生労働省も「No」とは言えない
というわけ(笑)。
「ふぐの子(卵巣)糠漬」の詳しい製法はこちらをどうぞ
http://www.ishikawaya.com/shohin_shoku_nukaduke.htm
CDのジャケット作りが最近のマイブーム。
CD-RにコピーしたレンタルCDのインデックス(収録曲情報)を作る
つもりではじめたんだけど、パソコンとインターネットのお陰で、
製品に近いものが出来てしまう、というお話。
昔むかしのその昔、レコードをカセットテープにダビングしていた
頃、美しくて統一感のあるカセットインデックスにあこがれていた。
テープはマクセルのUD-1(銀のノーマル)と2(金のクロム)で揃
え、当時出たばかりのゼブラマッキー極細ペンを使い、今で言うな
ら半角大文字ゴシック体で、一文字一文字丁寧に書いたものである。
インレタ(インスタントレタリングの略、アルファベットの転写シール)
を使った友達のインデックスカードを見たときは、敗北感に打ちの
めされたものだ(笑)。すぐにマネしてみたが、あまりの手間に2
曲目でギブアップしたっけ・・・。
そんな恥ずかしくも懐かしい思い出をフラッシュバックさせながら、
作業をしていると、ついつい昔の凝り性が顔を出してしまうのであ
る。
せっかくカラープリンタがあるんだから、文字だけじゃさみしい、
そうだ!アマゾンとかのwebCDショップにジャケットの写真があっ
たな、と思いつき、それをフォトショップで貼り付ける。
もちろん低解像度だからだいぶネムく(不鮮明)なるので、透明度
を50%にしてやると(プリンタインクの節約というセコイ目的もあ
る)、おお、スタンドバーに貼ってある昔の映画のポスターみたい
にイイ雰囲気になるではないか!
もちろん裏面には、アルバムタイトルと曲目を入れてやる。これも
ネットからのドラッグ&ドロップでお手軽にできちゃう。
そんな工程で、できたCDがこちら
あまりの上首尾に、何だか音楽の神様に申し訳ないことしている気
分になる。音楽CDを個人で楽しむ目的でCDに焼く行為自体はもちろ
ん合法的なものだけど、アーティストに対して、レンタルで済ます
ことに、そして簡単にジャケットまで自作できちゃう事に、多少の
罪悪感を感じてしまうわけですね。
そう、そして昨今の「稚拙な」偽札事件と、作業的にほとんど同じ
ようなことをしている、という後ろめたさもあるんだよなあ。
ちょうどカセットインデックス作りに熱中していた頃に読んだ星新
一のショートショートにこんな話があった。
プリンタ技師が、新型プリンタの精度をチェックするために、本物
の紙幣を白く染めた上にコピー紙幣を印刷し(普通の紙に印刷する
と通貨偽造になるので)、仕上がりを見てつぶやく。
「こんなにホンモノそっくりじゃマズイから、もっと性能を落とさ
なければ」。
エプソンとかキヤノンの人も、テスト段階で紙幣のプリント実験を
しているのだろうか? と素朴な疑問を持ったり。