善と悪

ほとんどの人間は「善や悪」というものが、現実に存在していると信じていて、

特に宗教家などは、神が善悪を決めていると信じているが、

善や悪を判断しているのは「本能」であり、

善と悪の本当の名前は「利益」だ。



人間は、

「自分(達)に利益が発生する、他者(自分)の選択・思想・思考・行動・判断」

等を『善(正義)』と呼び、

「自分(達)に不利益が発生する、他者(自分)の選択・思想・思考・行動・判断」

等を『悪』と呼んでいる。



人間(生物)の思考は「利益と効率」で出来ている。

脳の「利益と効率」の反応を、人間は思考と呼んでいる。



その 利益と効率 は、

知識や経験が少なく、精神的に未成熟である程、
「短期的で個人的な利益と効率」に焦点が合い、


知識や経験が多く、精神的に成熟する程、
「長期的で全体的な利益と効率」に焦点が合う。



これは、

知識や経験が少ない人間は 単純に能力が低く(出来る事が少なく)、個人的な利益しか達成出来ず、


知識や経験が多い人間は 能力が高く(出来る事が多く)、長期的 全体的な 利益 を達成する事が出来、結果的に より効率良く 自身の利益を増やす事が出来る為だ。