2010-07-03
■[経済] 日本の財政赤字の実質負担は軽い

日本の巨額の財政赤字が問題になっている。グロスの債務はたしかに大きいが、ネットで見ればそれほどではない。もっともネット債務の算出の仕方にはいろいろあって、例えばOECDの統計では日本の財政赤字はネットでみてもGDPの114%もある、ということになっている。
じゃあ、この日本の国債残高は実際のところ、どのぐらい日本にとって負担になっているんだろう?それを知るには、国債の利払いがGDP比でどれぐらいあるかを知ればよい。
探してみたところ、OECD Economic Outlook 87の中に、そのものズバリGeneral government net debt interest payments(一般政府の純債務に対する利払い)(Excel)というのがあった。OECD各国の一般政府(中央政府+地方政府)が払っている純債務の利子を、GDP比で示してある。
以下にこの表の一部を示す(元の表は1992年からのデータが載っているが、表が大きくなりすぎるので最後の5年分のみ)。
| year | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 |
| Australia | 0.6 | 0.5 | 0.8 | 1.0 | 1.3 |
| Austria | 2.0 | 2.0 | 2.1 | 2.2 | 2.4 |
| Belgium | 3.7 | 3.6 | 3.5 | 3.4 | 3.5 |
| Canada | 0.6 | 0.2 | 0.9 | 0.4 | 0.4 |
| Czech Republic | 0.7 | 0.7 | 1.0 | 1.1 | 1.2 |
| Denmark | 0.4 | 0.0 | 0.7 | 0.5 | 1.2 |
| Estonia | -0.4 | -0.4 | -0.5 | -0.5 | -0.5 |
| Finland | -0.6 | -1.0 | -0.6 | -0.4 | -0.1 |
| France | 2.5 | 2.7 | 2.1 | 2.2 | 2.5 |
| Germany | 2.4 | 2.3 | 2.3 | 2.3 | 2.5 |
| Greece | 4.2 | 4.3 | 4.7 | 5.4 | 5.8 |
| Hungary | 3.7 | 3.7 | 4.1 | 4.3 | 4.4 |
| Iceland | -0.9 | -0.5 | 2.6 | 3.4 | 3.3 |
| Ireland | 0.9 | 1.2 | 1.9 | 2.7 | 3.3 |
| Italy | 4.7 | 4.9 | 4.4 | 4.6 | 4.9 |
| Japan | 0.6 | 0.9 | 1.0 | 1.3 | 1.6 |
| Korea | -1.5 | -1.3 | -0.9 | -0.6 | -0.6 |
| Luxembourg | -1.0 | -1.2 | -1.3 | -1.2 | -1.1 |
| Netherlands | 1.6 | 1.5 | 1.6 | 1.8 | 2.0 |
| New Zealand | -1.0 | -0.9 | -0.9 | -0.8 | -0.3 |
| Norway | -2.9 | -3.2 | -2.5 | -2.4 | -2.6 |
| Poland | 1.7 | 1.6 | 2.0 | 2.1 | 2.5 |
| Portugal | 2.9 | 3.0 | 2.9 | 3.3 | 3.9 |
| Slovak Republic | 1.0 | 0.9 | 1.0 | 1.4 | 1.8 |
| Slovenia | 1.1 | 0.8 | 1.0 | 1.2 | 1.3 |
| Spain | 1.1 | 1.1 | 1.3 | 1.4 | 1.6 |
| Sweden | 0.7 | 0.5 | 0.3 | 1.0 | 1.8 |
| Switzerland | 0.6 | 0.4 | 0.4 | 0.3 | 0.3 |
| United Kingdom | 1.9 | 1.9 | 1.7 | 1.9 | 2.3 |
| United States | 1.9 | 1.8 | 1.5 | 1.9 | 2.4 |
| Euro area | 2.6 | 2.6 | 2.5 | 2.6 | 2.8 |
| Total OECD | 1.7 | 1.6 | 1.6 | 1.8 | 2.1 |
これを見ると、日本の利払いはGDPの1.3%であり、OECD平均の1.8%以下で、ヨーロッパ(Euro Area)平均の2.6%の半分しかない。
高い国をみると、ギリシャ5.4%、イタリア4.6%、ハンガリー4.3%、アイスランド3.4%、ベルギー3.4%、ポルトガル3.3%という数字が目立つ。ベルギーが高いのが意外だが、90年代にはここは利払いが10%にも達しており、過去の財政赤字が尾を引いているのだろうと想像される。
もちろん、2011年には1.6%になると予想されているし、このまま名目GDPが低下していけばさらに悪化するだろう。しかしそれでも米英の1.9%、ドイツやフランスの2.3,2.3%よりは低い。いますぐ債務を圧縮しなければ国民の負担が増える、というのは正しくない。
何より、安易な増税や緊縮財政によって消費が減少し、デフレが悪化したらさらにこの負担は重くなってしまうだろう。これは根拠のない想像ではなく、1998年に我々は実際にそういう経験をしてきた。なぜ今度はうまくいくと思うのか不思議でならない。
今実行すべきなのは、名目GDPを成長させる政策である。金融財政政策をフル出動させてリフレーションを起こすべきである。菅総理は優先順位を間違えている。
増税を目的とした税制改革は、おそらくそれだけで国会の審議時間を丸々潰してしまうほどの議論を起こす。貴重な国会の時間をそれに費やすべきではない。今は「どうやって経済を刺激するか?」こそが第一に国会で議論されるべきである。
2010-06-14
■[科学] はやぶさの帰還: Space Oddysey 2010

5年前の日記に
地球への帰還は2010年になりそうだ。神話のユリシーズも、トロイア戦争から故郷のイタカに帰るまで何年もかかった。まさにodysseyだ。それまで機体が持ってくれることを祈ろう
http://d.hatena.ne.jp/kmori58/20051217/p2
と書いたが、正直この時点で地球に戻ってくる可能性はあまり高くないと思っていた。
しかしご存知のとおり、はやぶさは昨晩無事地球に帰還した。予定どおりにカプセルを分離して、地球の撮影までやってのけ、大気圏に突入して火の玉となった。
分離されたカプセルも無事パラシュートが開き、ビーコンを発信して、すでに落下地点も確認されているという。
たとえ、カプセルの中身が空だったとしても100点満点の出来だといえよう。いや、もちろん中に何かはいっていることを期待しているけれども…
とにかく、すでに火の玉となってしまった本体であるが、「おかえりなさい。あなたはよくやりました」と言いたい。
ところで、はやぶさを擬人化してホロリとしているのは日本人ぐらいだろうと思っていたのだが、惑星協会(The Planetary Society)のEmily Lakdawallaさんがこのように書いていて意外に思った。
So it's been six hours now since the Hayabusa spacecraft ended its journey in a brilliant flash of light in the dark sky of southern Australia. It was a moment both triumphant and sad. It was literally triumphant because that's what it represented, the triumph of human ingenuity to overcome seemingly impossible challenges that befell the mission time and again. But sad, too, because as we back on Earth followed those trials, we couldn't help but imbue the spacecraft with personality, especially a will to overcome adversity.
http://www.planetary.org/blog/article/00002546/
最後のセンテンスは「この宇宙船が困難を乗り越えようとする人格を持っているようにどうしても見てしまう。それゆえに(燃え尽きてしまったのは)悲しい」ということだと思うが、外国の方でもそういう風に感じるのだなと思った。
Emilyさんははやぶさの編みぐるみも製作しているし、日本の宇宙オタクの人たちと共通する感性があるのかもしれない。(っていうか世界共通?)
追記: Emilyさんの編みぐるみが完成していたのでリンクしておく。
Amigurumi: How I channeled my adrenaline while watching Hayabusa's return
2010-05-22
■[book][経済] 上念司『デフレと円高の何が「悪」か』

- 作者: 上念司
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2010/01/16
- メディア: 新書
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遅まきながら読んだ。リフレ派としては新顔の上念司氏の本で、内容はタイトルのとおりデフレの問題点を解説したもの。
従来のリフレ本は経済学者が書いたものが多く、著者が当然の常識と考えていることが省略されていることが多かった。
しかし、上念氏は金融の仕事をされてはいたものの大学は法学部であり、経済学の専門家ではない。そのためか、この本は従来のリフレ本に比べると素人目線で書かれており、とっつきやすい。
内容はほぼ正確であり、疑問に丁寧に答えているのでおすすめ。
しかしいくつか気になった点があるので以下にコメントを。
実は、この巨額の国債を誰が引き受けるかによって展開が変わってきます。
パターン1は、金融機関が直接、またはそれを通して国民が引き受ける場合です。この場合、国民のポケットにあるお金を政府のポケットに写し替えて、それを政府が使うということ同義です。つまり、元々世の中に存在していたお金の量自体は最初と変わりません。
「デフレと円高の何が「悪」か」106ページ
ここはおそらく著者の勘違いだと思うのだが、国債を銀行が引き受けた場合はマネーサプライは増加する。別に中央銀行が直接引き受ける必要はない。
銀行でなく国民が買った場合は著者の言う通りマネーサプライは変化しない。が、その原資が長いこと眠らせていたタンス預金の現金や定期預金ならば、政府が国債売却で得た金を実際に公共事業や何かに使うことにより流通マネーは増加するので、これもまた無意味とはいえない。
- 「3-2 金利を引き上げると消費が拡大するという珍妙な理論」
この節では、金利を上げても消費が拡大しない理由を預金者の行動、「誰が得をし誰が損をするのか」という観点から説明している。しかし(おそらく著者は説明が難しいと判断して省略したのだろうが)、利上げが景気刺激とならないもっと決定的な理由がある。
金利というのは、マネーの価格である。その価格を上げたり下げたりするために、中央銀行はマネーの量を調節するのだ。マネーの量を減らせば希少性が高くなり、金利は上がる。逆にマネーの量を増やせば希少性が低くなり金利は下がる。
つまり、利上げは景気を悪くするために行う操作なのである。「利子が払われるからその分マネーが増えて景気がよくなる」などというのは大勘違いもいいところだ(おそろしいことに国会で堂々とそう発言した議員がいる。名誉のために名前は出さないでおこう)。
この節では金本位制が招いたデフレについて説明しているが、これもまた紙数の関係だろうけど、そもそもアメリカで大恐慌になった理由が省略されている。
アメリカでデフレが起こったのは金本位制が直接の原因ではない。当時のアメリカは経常収支黒字で、デフレを防ぐだけの金を持っていた。輸入された金をすべてマネタリーベースにまわせば、アメリカはインフレになって輸出が減り、それ以外の日本を初めとしたデフレ国は逆にアメリカへの輸出を増やして金を取り戻すことができるはずだった。しかし、インフレを忌避したアメリカは輸入した金を退蔵してしまい、逆にデフレになってしまったのである。
123ページのハイパーインフレの解説で「今年100円だったジュースが翌年130万円」とあるが、これは「1万3000円」の間違いだろう。
月率50%のインフレが12ヶ月で1.512≒129.75だから、100円が12975円になる。
とりあえず気になったのはこんなところ。あと、「おわりに」のところで「苺えびす」とあるけど違いますよー(笑い)よくそう間違える人いるけど…
2010-05-19
■[経済] 2001年のアルゼンチン通貨危機について

今回のギリシャ危機に関連して、クルーグマンがアルゼンチンの例を持ち出して説明していた。
それでも,これは考えられない:「ギリシャがユーロを離脱する」.でも,他の選択肢を排除したなら,残るのはそれだ.
ギリシャがユーロから脱退したら,2001年のアルゼンチンみたいなことになる.アルゼンチンはドルにペッグしていて,それはやめようのない永続的なことに思われていた.なんでペッグを止めることが考えられないと思われていたか,その理由はいまユーロ離脱が不可能に思われているのと同じ理由だ:その可能性を示唆しただけでも,深刻な銀行の取り付け騒ぎのリスクを侵すことになってしまう.でも,どっちにしても取り付け騒ぎは起こってしまった.そこでアルゼンチン政府は預金引き出しに緊急の制限を課した.これによって,通貨切り下げのドアが開かれ,アルゼンチンはやがてそのドアから歩いて出ていきましたとさ.
http://d.hatena.ne.jp/optical_frog/20100507/p1
これに対して、Trinity NYCさんが異議をとなえた*1。
クルッグマン先生については、マクロ経済の権威ということは無論認めるが、それ以外については、基本的に何も知らないという印象を前々から抱いている。
(略)
独自の通貨を持つのは結構だが、その通貨を誰が信用してカネ貸してくれるのか、そっちのほうが、よほど重要なポイントだ。ギリシャがユーロ圏から離脱したら、最初に襲ってくるのは、市場性資金からの完全疎外。
対独スプレッド400bpsですら、そのレベルで市場性資金にタップしたら金利負担が重過ぎて、財政再建がうまくいかなくなる、と言ってるような国が、このパニックのさなかに親元はなれて独立したら、現在1000bps近くもついてるスプレッドがどうなる、と思ってるのだろうか。
(略)
アルゼンチンの話を持ち出してもいるが、アルゼンチンが2001年にぶっ飛んだとき、同国のスプレッドは南米全体平均より4~5%以上高くなり、そのスプレッド差は以後も高止まりしたままで、同国は国際資金市場から締め出された状態が現在も続いている。
http://d.hatena.ne.jp/nyanko-wonderful/20100509/p1
Trinity NYCさんは「ギリシャがユーロから離脱したらアルゼンチン同様に悲惨なことになるぞ」と言いたいようだ。ふむ、では実際にアルゼンチンの固定相場離脱の前後で何が起こったのか、IMFのWEOからデータを抜き出して見てみよう。
| 暦年 | 実質成長率 | インフレ率 | 経常収支のGDP比 | |
| 1980 | 0.700 | 100.764 | -1.231 | |
| 1981 | -5.744 | 104.477 | -3.370 | |
| 1982 | -3.149 | 164.779 | -3.461 | |
| 1983 | 3.733 | 343.800 | -2.343 | |
| 1984 | 2.000 | 626.734 | -2.137 | |
| 1985 | -6.951 | 672.182 | -1.080 | |
| 1986 | 7.146 | 90.090 | -2.696 | |
| 1987 | 2.529 | 131.335 | -3.895 | |
| 1988 | -1.957 | 342.954 | -1.234 | |
| 1989 | -7.007 | 3,079.455 | 1.340 | |
| 1990 | -1.338 | 2,313.963 | 3.301 | |
| 1991 | 10.498 | 171.672 | -0.226 | ←ペソ-ドル固定相場制導入 |
| 1992 | 10.299 | 24.900 | -2.827 | |
| 1993 | 6.251 | 18.512 | -3.401 | |
| 1994 | 5.836 | 4.177 | -4.266 | |
| 1995 | -2.845 | 3.376 | -1.978 | |
| 1996 | 5.527 | 0.156 | -2.481 | |
| 1997 | 8.111 | 0.529 | -4.136 | |
| 1998 | 3.850 | 0.925 | -4.837 | |
| 1999 | -3.385 | -1.167 | -4.199 | |
| 2000 | -0.789 | -0.939 | -3.149 | |
| 2001 | -4.409 | -1.065 | -1.407 | |
| 2002 | -10.895 | 25.869 | 8.507 | ←デフォルト;ドルペグ廃止・変動相場制に移行 |
| 2003 | 8.837 | 13.443 | 6.280 | |
| 2004 | 9.030 | 4.416 | 1.736 | |
| 2005 | 9.179 | 9.642 | 2.565 | |
| 2006 | 8.466 | 10.898 | 3.160 | |
| 2007 | 8.653 | 8.830 | 2.256 | |
| 2008 | 6.758 | 8.585 | 1.518 | |
| 2009 | 0.850 | 6.270 | 2.790 | |
| 2010 | 3.501 | 10.116 | 2.767 |
1991年以前:ハイパーインフレ(月率50%)とまではいかないが、年2400%というウルトラインフレ状態で、そのくせマイナス成長、高失業のスタグフレーション状態。
1991年: 固定相場制を導入、同時に貿易自由化や民営化、規制緩和などの構造改革もすすめた。そのとたんインフレ率は低下し、数年間はめざましい経済成長をとげる。
しかし1995年に一度成長率がマイナスになったあと、インフレ率は1%を割り込み、1999年以降はデフレとマイナス成長が続き失業率も25%まで上昇。結果として財政は悪化、債務の返済は不可能になりデフォルトを起こし、変動相場制への移行を余儀なくされる。
2002年以降: 変動相場制になりペソはドルに対し1/3ぐらいまで下落。インフレ率も高めだが、80年代の3桁4桁のインフレ率に比べればせいぜい10%どまり。成長率は8-9%と高く、失業も10%以下まで下がり、経常収支も黒字化、財政赤字の額もGDP比50%台で抑えられている。
もちろん、変動相場に移行した直後はTrinity NYCさんの言うように資金繰りには苦労があったのだろうし、今でもアルゼンチン国債の格付けは低い。でもとにかく経済は成長し、失業は低下した。この結果を見れば、少なくともアルゼンチンの場合は離脱は正解だったと言うことができるのでは?
通貨危機のころ、実は「なまじ別の通貨で固定相場にするから通貨攻撃されるのだ。いっそ通貨をドルそのものにしてしまえばいい」という声もあったらしい。つまり、今のギリシャのような形にするということだ。しかしそれでは通貨攻撃の問題は避けられても、本質的な問題解決にはならなかっただろう。それは現在のギリシャが証明している。
さて、ギリシャはどうすべきなんだろうか。まあヨーロッパの人たちが決めることだけど。
それより、変動相場制にもかかわらず、この2000年当時のアルゼンチンと同じ苦しみを味わっている先進国があるわけなんだが。アルゼンチンとは違って、15年もデフレを続けているらしい。よほど辛抱強い国民なんだろう。しかし、苦しみを我慢していても何も解決しないよ。
5/22追記: 上の「我慢している国」はもちろん日本のことだが、一部のはてブコメントをみると「我慢するな=さっさと破綻してしまえ」という意味に解釈している人がいるようだ。もちろんそうではなく、さっさとリフレ政策を実施してインフレに転じればいいのに、ということ。アルゼンチンやギリシャには自国で金融政策を行うことができなかった。そうするためには固定相場の放棄、あるいはユーロ離脱という大きな代償を払う必要があった。さらに彼らは赤字国であり、自国通貨を安くすると債務がより重くなってしまうという問題もあったが、元から変動相場制で黒字国で外貨建て資産がたくさんある日本にはそのどちらの障害もない。
himaginary
こんにちは。
ちなみにディーン・ベーカーも同様の指摘をしています。
http://www.cepr.net/index.php/blogs/beat-the-press/more-on-argentinas-devaluation-and-default/
その中で言及されているMark Weisbrotの記事はこちら。
http://www.cepr.net/index.php/op-eds-&-columns/op-eds-&-columns/greece-latvia-argentina/
以上、ご参考まで。
kmori58
>himaginaryさん
おお、ありがとうございます。みんな考えることは同じですね。
2010-04-11
■[おくやみ] 岡田靖さんa.k.a.銅鑼衣紋さんが亡くなりました

ショックです。
「まずデフレを止めよ」や「昭和恐慌の研究」の共著者の一人であり、日本のリフレ政策の要の一人であった岡田靖さんが亡くなられたということです。
岡田さんは内閣府経済社会総合研究所主任研究官という肩書きを持つ偉い人だったのに、いちごびびえすでは「ドラエモン」のハンドルで実に自由闊達な書き込みをする、とてもお茶目な人でした。
私のような経済学の素人にとって、ichigobbsでの銅鑼さんの書き込みは新鮮な驚きをもたらし、目から鱗を落とさせるものでした。
いちご経済板にはトンデモの人やら経済学の凄い人やらいろんな人がやってきて書き込みをしていきます。往々にしてその内容は挑発的なものでしたが、それに対して銅鑼さんが絶妙なレスポンスを返す様は見ていて実に気持ちがいいものでした(まあ、たまにはやりこめられる場合もありましたが)。
銅鑼さんは経済学だけでなくコンピュータ科学関係にも造詣が深くて、時にそちらの方の昔話に花が咲くこともありました。あと攻殻機動隊の話なんかも。実に趣味の広いおじさんでしたね。
どういうわけか私のこんな場末blogにも何度かコメントをいただきました。今年の初めにもコメントをいただいておりますが、気づくのが遅れてお返事かく機会を逸してしまいました。
何度か飲み会のお誘いも受けたのですが、何分透析中の身であまり出かけられないものでお断りしてしまいました。今となっては無理してでも参加すべきだったと後悔しています。
しかし1955年生まれだから私と3歳しか違わないのか…55歳とは早すぎる。実に惜しい人を亡くしました。いやここはやはり「我々は一人の英雄を失った!」と書くべきでしょうか。
銅鑼さん、安らかにお休みください。そして、ありがとうございました。

でも隠されているのでしょうか。
接点ありますね(w
15ちゃんねるや2チャンネルでドラエモン氏と朝までチャット(w
してました。僕がいつ寝てるんですか?と尋ねると、
「機械だから眠らないんだ」と仰っていました。
よくよく調べてみたらドラエモン氏と僕は同じ学部でした。
西村博之今何してんだろな
サイト開きましたのでたまに遊びに来てください。
まずは挨拶まで。おやすみなさい。