「無我茶館」の君山銀針(黄茶)と白玉団子


 毎年、盆に寺参りに行った後に立ち寄る中国茶やさん。本人あんまりそんなつもりがあるわけでもないのだけど、記録を見ると毎年この時期という。
 いろいろと興味深いお茶が置いているのを知っていながら、いつもこの時期汗だくで店にはいると、つい冷茶をお願いしてしまうという選択肢を狭めてしまう癖が。今日の冷茶は君山銀針(黄茶)、うまく聞き取れなかったので「どんな字を書きますか?」と尋ねたらわざわざ紙に書いてくれた。それとデザートに白玉団子。なにも考えず口に入れたら団子が温かかったのでびっくりした。中の餡が甘すぎないのと、汁にかかる胡麻の風味がマッチしてなかなかおいしい。お茶の方は、普段あんまり飲まない黄茶の冷茶ということもあって、いまいち味わいがよく分からなかったのが残念。とてもさっぱりしていて、これなら熱茶でもさほど味は濃くならないだろうと思う。一気に飲むのに向いているのかも。

 ちなみに夜、近くの四天王寺で孟蘭盆会の万灯供養を確認。直前まで祖母の初盆ということをすっかり忘れていた罰当たりな私。