5月半ばと野鳥の生態

 5月も半ばを過ぎたのに、スカッとした爽やかな日が少なく、真夏のように暑かったり、梅雨の最中のようにジメジメして、いつもの5月とは違う気がする。そして、先週の19日(土)は急転直下の冷え込みで13℃までしか気温が上がらず、また冬に逆戻り。

 じつは、18日(金)は31℃まで気温が上昇、湿気も非常に高く、エアコンの冷房を入れたのは今年初めてだったが、その翌日にエアコンを暖房に切り替えざるを得ないとは…初めての経験。

 晴れた日、朝一番に散歩しながらバード・ウォッチングしてる。いつものように近所の河川敷を歩きながら珍しい鳥がいないか探してみるが、なぜか5月に入って野鳥の数が少なくなった。

 単純に比較すると、夏よりも冬の方がはるかに野鳥の数も種類も豊富。冬鳥が去り、代わって夏鳥が河川敷を彩ると期待していたが、今のところ見事にそれは裏切られてる。暑くなり小さな虫が多く発生、それをめがけてツバメだけが何羽も元気に飛び回ってるが…。

 しかし、2週間ほど前だがカワセミを見たときはビックリした。図鑑やテレビ番組でしか見たことがなかった、あのカワセミである。色がとても鮮やかでいつまでも眺めていたい鳥である。一方で、ウグイスの鳴き声がまったく聴こえないが、それを一度も聴かないまま季節が過ぎ去るとしたらなんとも寂しい。