廃校図書館、3099年夜 このページをアンテナに追加

2018-05-17

日記

5月16日、
病院の日だった。疲れた。

今日は車に乗っても不安にならなかった。数年間、車の後部座席に乗っていても、大体いつも不安で、足が強張っていたのに。

病院の待合室で、ヘッドホンを着けていると、海底にいるようだった。外出先で音楽に集中出来るのも本当に久しぶりのことだ。すっと、外でヘッドホンを着けていると、周りの音が聞こえなくて不安だったのに。

そういうわけで、僕の精神状態は回復してきていると思うのだけど、医者の先生には控えめに(「まあ、まあです」)申告した。「治ってる」と言ったら薬を減らされそうなのと、不安が軽減していると感じられるのは、ここ五日くらいの間のことで、まだ治ってると言い切れないから。このまま恒常的に調子が良くなればいいけれど、またいきなり最悪になるかもしれない。死にたくなるかも。

本とレコードが精神にいい影響を及ぼしているように思う。というか精神状態が良くなったから本が読めて音楽が聴けるのか。


5月17日、
今日もまた、調子がいい。リチウムを飲む。レコードを聴く。……

一度読んだ本を再読している。詩や小説が楽しめるようになった。読書を楽しめなかった時期(とても長い)に読んだ本には、不当に悪い印象を持ってしまっている気がする。反省せねば。

言語力がますます、そして急に、回復してきていると感じる。

煙草の煙が揺れている。夜の部屋を取り巻いて。レコードを繰り返し引っ繰り返しながら、文字を書いては消している。ひらがなに奥行きがあるのは、漢字のように焦点が詰まってないからだろうか? 宙ぶらりんだからだろう。読み手の裁量に意味合いを任せられる柔らかさがある。『咳をしても一人』よりも『せきをしてもひとり』の方が。けれど、ひらがなを多用しすぎると浮遊感が死んで、言葉の印象がぼんやりとしてしまう。何というか、漢字の気難しい清涼感が好きだ。、、ということを考えていた。

音楽をアルバム単位で聴くのが好きだ。だからレコードが好き。iPodだとついせわしなく曲を替えてしまうことが多い。CDは持っていても(やはりiPodがあるから)あまり聴かない。本当は、あまり好きじゃない曲も含めて、きっちりアルバム一枚を通して聴きたい。アルバム全体で一つの作品だと思うから。物事を味わうことは、多分退屈で気長な体験なのだ。

最近あまり眠っていない。毎日調子が良くなっているので、生きているのが楽しい。……明日もいい日になるといいな。明日は友人が来るんだ。、、、もう少し起きていて、それから良い眠りを、眠ろう。

スパム対策のためのダミーです。もし見えても何も入力しないでください
ゲスト


画像認証

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/ko-yuhilla/20180517/1526569048