猫は引越しで顔あらう 猫探偵正太郎の冒険4 (光文社文庫)

猫は引越しで顔あらう 猫探偵正太郎の冒険4 (光文社文庫)

今回も正太郎大活躍。最後の『祈鶴』は題名も中身も抜群でした。電車の中で泣きそうになってはたまた怪しいやつになってしまった。人間の心理を書くのがうますぎです。そして猫の心理を書くのも上手すぎ。猫ってこんなこと考えているのかなぁと、深く納得。猫には猫の世界があって、人間には人間の世界があって、その世界がつながるときに謎が解けるのですが、それが本当にすばらしい流れ。『祈鶴』のような重たい話もあれば、『古本市』のようなコミカルハッピーな話もあって、バラエティにとんでます。しかし、主人公の恋愛はどこにいったんでしょうか。相手の人一瞬も出てこんかった。実はもう別れてるとか?
夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)

夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)

初めは、軽い謎かな〜と思ってたら、どんどんやばげな方向へ話が進み、終章では小佐内さん誘拐事件にまで発展。小佐内さんの最後の説明はめちゃ自分勝手だけど、それが人間の本質かなとも思う。最終的に自分が一番大事っていう。だけど、そう思っていても、主人公も小佐内さんもそこに着地点を置こうとしてるわけではなさそうなので、このシリーズはまだ続くのかしら。春夏ときたんだから、秋冬もあるんかな。「小市民」の定義がいまいち私にはわからず。この二人全然普通じゃないし。次の作品が読みたい。
ゴールドラッシュ21 (花とゆめCOMICS)

ゴールドラッシュ21 (花とゆめCOMICS)

個人的に最後の短編が好き。超ツボ。めっちゃ短い話やけど、胸キュン連発。女の子のがんばりが眩しい。そして男の子も誠実ぶりも眩しい。恋愛はこうじゃなくちゃね(きも
龍の花わずらい 第1巻 (花とゆめCOMICS)

龍の花わずらい 第1巻 (花とゆめCOMICS)

今までのこのマンガ家さんの作品は読みにくかったけど、この漫画読みやすいしおもしろい!クワンのクールビューティーぶりが素敵。彼が主人公にどんどん懐柔されていくのが楽しみ。シャクヤの龍になったときの暴れっぷりは、ちょっとびっくり。
First Love―Stayプリティ (フラワーコミックス)

First Love―Stayプリティ (フラワーコミックス)

めちゃよかった。このシリーズの中で一番好きです。山に囲まれた村での思春期真っ只中の少年少女の淡い恋。萌えポイント満載です。賞のぶっきらぼうさがね〜これまたかわいい。幼馴染に恋しつつ、若奥様に憧れも持ってなんて、超健全な青少年って感じ!(全然良さを伝えられてないけど)非常に素敵なマンガでした。