本日の1枚 坂本真綾

 坂本真綾 / DOWN TOWN (CDS)

DOWN TOWN/やさしさにつつまれたなら(初回限定盤)(DVD付)

DOWN TOWN/やさしさにつつまれたなら(初回限定盤)(DVD付)

 
kobbadiva: 坂本真綾さんの新作は、初のカヴァー・シングル。デビュー15周年記念の企画の1つとしてリリースされました。
kobbanova: うーん。
kd: 取り上げた楽曲はシュガー・ベイブの『DOWN TOWN』、荒井由美の『やさしさに包まれたなら』、フォーク・クルセダーズの『悲しくてやりきれない』。3曲とも編曲に工夫が凝らされていて、単純なカヴァーとはひと味もふた味も違います。
kn: うーん。
kd: え、まさか気に入ってないのですか?
kn: いや、曲の良し悪しがどうとか以前に、俺が坂本真綾に求めてるのはカヴァーなんかじゃない、という感じだな。
kd: ・・・、無視して続けますよ。まず『DOWN TOWN』は、ビッグバンドを従えたゴージャスなジャズ編成です。
kn: 音はゴージャスだが、可愛らしいアレンジだな。決して悪くはないけど、『DOWN TOWN』にこういう編曲は合わないような気がするよ。
kd: 2トーン風の軽快なリズムとか、ウキウキしてきませんか。
kn: この曲に必要なのは、「土曜の夜の」ウキウキ感なんだよ。こんなアレンジだと日曜の夜じゃないか!
kd: ・・・、意味が分かりませんよ。続く『やさしさに包まれたら』は、ギターを中心にした爽やかなアレンジが印象的です。
kn: うむ、これはまぁ坂本真綾っぽくていいよ。音も歌声もな。
kd: 最後の『悲しくてやりきれない』は、ウッドベースが重く響くジャジーなアレンジです。
kn: ピアノの演奏がいいな。『やさしさに包まれたら』とは表情をガラリと変えて陰のある歌い方をしてるけど、上手いもんだなぁと感心したよ。
kd: いい雰囲気ですね。
kn: うーん、でもこんな曲カヴァーしなくてもなぁ、とちょっと思ってしまったのは確かだよ。フォークルのカヴァーなら、PHEWの新作のほうが、、、
kd: PHEW坂本真綾を一緒に語らないでくださいよ!
kn: ま、でも、DVD収録の『DOWN TOWN』PVでの真綾さんはとっても素敵だ。ついつい何度も見てしまうよ。
kd: やっぱり気に入ってるんじゃないですか・・・。
 
 
 DOWN TOWN