2011年07月09日のツイート

 

本日のひとりごと

 もうすぐ学校は夏休み。
 小学生の娘は学童に預けるのですが、給食がないので毎日お弁当を作らねばなりません。結構大変だな。
 で、嫁がこんな雑誌を買ってきた。

プレジデント Family (ファミリー) 2011年 08月号 [雑誌]

プレジデント Family (ファミリー) 2011年 08月号 [雑誌]

 頭のいい子のお弁当・・・。こんなのを買ってる時点で頭が悪そうであるが。
 

本日の2冊

 「無花果の実のなるころに」

無花果の実のなるころに

無花果の実のなるころに

 ゴメス著者による「日常の謎」系ミステリ短編集。
 主人公は料理が得意な中学生の少年、探偵役は元芸者の祖母。ユーモラスでかつホロリと締めるほのぼの系ではあるが、さらりと心の闇を提示したり。
 各短編が後続の伏線となっていたり、全体を通して、少年とその周囲の者が成長していく過程が描かれていることもまた素晴らしい。
 
 「わかったさんのクッキー」
わかったさんのクッキー (わかったさんのおかしシリーズ)

わかったさんのクッキー (わかったさんのおかしシリーズ)

 娘も大好きな小学生定番のシリーズ、1作目をなんとなく読んでみた。
 ファンタジー+クッキングなお話で、クリーニング屋の(愛称)わかったさんが、配達途中に異世界へとトリップ、そしてお菓子作りを始めるのがシリーズ共通の展開。
 よく考えると、なんともブッ飛んだ設定である。
 クリーニング屋の常連客がロックを歌いながらクッキーを作ったり、人形にされてなぜか小麦粉の量を計らされたり、意味不明な内容もブッ飛んでいる。
 読んでいると何となくサイケ・ポップな音楽が頭に響いてくるこのお話が、出版されてから25年も子供達に愛されている事実もまたサイケデリックに感じます。