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kobeniの日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2009-07-21

「自然なお産」が「不自然」である7つの理由

| 23:08 | 「自然なお産」が「不自然」である7つの理由を含むブックマーク 「自然なお産」が「不自然」である7つの理由のブックマークコメント



あまりに寝かしすぎて発酵寸前のお題ですが、三部作をこれで締めくくろうと思います。序破急で言えば「Q」ですね!いま話題の(って言いたいだけ)。いつにも増してトンデモブログが飛び交う昨今、出産&ブームの経験者として、ひとことモノ申させて頂きます。現在、妊娠中で不安を抱えている方にとって、少しでも参考になればと思います。長いので、お忙しい方は見出しだけ読んでくださいね。ブコメには「とにかくこのブログ主は良妻(もしくは小悪魔)なんだろうなと」と書いて下されば結構です。さよなら。




過去の二部作について
●「自然なお産」の基本情報についてはこちら
元スイーツ妊婦、「自然なお産」について考える。(その1 私が触れた女性誌、書籍から) - kobeniの日記

※「自然なお産」の定義は、特に正式なものがありません。よって、ここでは私が目にした本や雑誌などあった記述を基に話を進めます。必ずしも、全ての助産院・自宅出産が間違ったお産を推奨している、ということではありません。


●ブームの考察はこちら
元スイーツ妊婦、「自然なお産」を考える。(その2 歴史や世代からの考察) - kobeniの日記



1.「自然に産む」ことを美化し、「安全」についての積極的な記述がない


まず、最も注意したいのはこれです。雑誌で組まれているあらゆる特集に、そのリスクの説明がありません。おそらく妊婦が情報収集をする際に最も気にしているのは「安全」であるのに、確かなデータなどを提示せず「昔はお産はなんでもなかった」「お産はプリミティブな行為」と抽象的な表現をすることで、近代のお産における医療の貢献度を巧妙に隠しています。
戦後、出産に医療が関わるようになり、リスク(赤ちゃんの死亡率など)は限りなく0に近づいています。それは日本の誇る医療技術の賜物でしょう。医療介入を避けるということは、そのリスクをとるということです。「私は妊娠中、何も問題なかったから、自然なお産ができるわ」という方も、気をつけてください。もしお産の経過が順調でも、当日、出産がどうなるかはまた別問題です。妊娠した瞬間から、出産当日のリスクまで踏まえて、産み方を決めるべきである、と思います。

 
リスクの考え方についてはこちら。
個人的体験ではなぜだめか: 妊産婦死亡率の推移を例に



2.「自然」という言葉の使い方は、その逆を「不自然で劣っている」と印象づける
(自然=本能的=正しい、「人間ならば」自然な出産をするべきだ、という考え方)
 

特に協会などの権威が定義づけしたわけでもない「自然なお産」という言葉が、一人歩きしています。「下から産むのが『自然』じゃない?」「人間はママのおっぱいで育つもんじゃない?」というような言葉は、同時に「自然ではない」産み方をした女性=帝王切開、無痛分娩、陣痛促進剤利用者、母乳育児ができない人などに対して、差別的・抑圧的なニュアンスを持ちます。
では、「本能的」は常に正しいのでしょうか。仮に自然分娩が、生物学的に「本能に従った行為」だったとしても、私たち人間にとって、本能は絶対的なものではありません。
これは意外に、意識されていない問題だと思います。私も、出産まで「本能的な行為」など意識したことがなかったので、「出産は病気ではない自然の摂理なのだから、なるべくそれを尊重するべきなのかな」と思っていました。本能に従うのは時に悪いことではありませんが、人間は文化的な生き物ですから、原理主義的に執着する必要もないはずです。この、「なんとなく本能的なことを尊重した方が、赤ちゃんには良さそう」というのが、実は自然なお産の最たる選択理由になっているのかもしれません。母乳育児信仰も同様です。
それほど現代人の生活は、「自然の摂理」を意識する機会に、あまりに欠けるのだと思いますが…。




3.全ての女性が選択できない出産方法である(ことが伝わっていない)



自然なお産派の資料など読んでいると、「昔はみんな家でポンポン産んでたのよ〜」と書いてありますが、「こういう方はムリです」というリストを見ると、そのケースは非常に多い。逆子であるとか、帝切の経験者であるとか、持病のある方とか、つまりは医療のサポートが必要な方ですね。
これはマスコミに問いたいのですが、全ての人が選択できないものを、特集などを用いて、あたかもすべての妊婦に選択の自由がある・先進的な産み方であるように喧伝するのはいかがなものか。限られた人しか享受できないのなら、病院出産含め選択肢すべてを提示する特集の方が、情報の質としてずっと上ではないでしょうか。



4.自然なお産を徹底すると、現代の妊婦にとって明らかに負担




参考文献の体験談などを読んでいると、こんな人がたくさん出てきます。


「自然なお産」関連の本を読む→なるべく自然に自分の力でお産がしたい→助産院や自宅などを選択しようとする→両親に止められて総合病院へ→自然に産みたいのでバースプランを提出する(会陰は切りたくありません!!なるべく促進剤は使わないで!!)→お産に備え早々に退職し数ヶ月、スクワット100回、ホメオパシー、一日3時間歩くなどの言いつけを守る→それでも予定日を過ぎる→促進剤でむりやり産んだという自分を責める「赤ちゃんが産まれたいように産ませてあげられなかった…体づくりができてない私のせいだわ…」



育児休暇に入る場合、妊娠8ヶ月まで働かなければならない(これもホント長いと思うんですが)現代女性が、どうやって一日3時間も歩くのでしょうか。「昔の女性は畑仕事や拭き掃除をしていたから、安産だった」…で?っていう。大きいお腹で、ラッシュで通勤するだけでも精一杯なのに、その上拭き掃除なんかしたら、むしろ体に障るでしょう。もし女性のカラダ作りのことを指摘するならば、むしろ中学生位の年齢から妊娠に備えてないと意味がないでしょう。畑仕事が必要ならば、幼い頃からやらないと、「農作業しかしていなかった、100年前の女性の体」に近づくのは、難しいですよね。
しかも、運動が絶対的に安産を保証するわけではないんです。なので、上記のような女性が出てくるわけです。


極端な例としてはこちら
吉村医院|お産の家 しあわせなお産をしよう 愛知県岡崎市



5.科学的根拠のない「赤ちゃんのため」を多用する


なぜ食事制限、スクワット100回、ホメオパシー、一日3時間歩くなどの無茶な言いつけを守ろうとしてしまうのか。それは、このマジックワード「赤ちゃんのため」にあるように思います。


・赤ちゃんの出てきたい方法で、赤ちゃんが出てきたい時に産むべき
・赤ちゃんがどう産まれてくるのが幸せか
・赤ちゃんに聞いてみて


どんな感じで出てきたいのか、赤ちゃんにインタビューできるものなら、ぜひ聞いてみたい。
最もメジャーなのは、「赤ちゃんが痛い思いをして出てくるのだから、あなただって痛い思いをしなくては」でしょうか。妊婦なら一度は言われる台詞です。お母さんが楽すると、赤ちゃんがより苦しむなら問題ですが、そういうわけでもないでしょう。しかし妊娠中に、これを年のいった助産士さんに言われると、まあそういうもんかな、と思わせる謎のパワーがあります。「僕を麻酔で帝王切開で産んだママのことが憎い」という子供がいる…わけないですよね。

一部の母親が、マクロビオティックやホメオパシーなどを含む疑似科学を信じ切ってしまう原因として、「子供に対する責任感につけ入っている」という点があると思います。この「主語赤ちゃん」も同様で、プレママの弱みにつけこんでいると思います。


id:misarine3子どものために」と何か手間ひまをかけることが、最善であり、手をかけないと虐待母になるようなそんな妄想まで抱きました。あの手の情報って脅迫じみた所がある気がする

(前のエントリに頂いたブコメから)



母親に向けられる「子供のためでしょ」という脅迫は、妊娠した瞬間から始まるのです。それは時に、企業やマスコミによる「子供のためにお金を使え」という脅迫、なのかもしれません。



6.お産を「楽しくて気持いい」=楽で痛くない、という印象を与えている


これはサラリといきます。痛みの感じ方はそれぞれですが、出産が「痛い」ことは間違いないです。それを「陣痛はパワフル」というような、謎の言い換えをするのはやめて頂きたい。なぜか?本当に痛みが怖くて、出産を恐れている妊婦もたくさんいるからです。恐怖でパニックになってしまうくらいなら、麻酔をかけた方がよいケースもあるでしょう。あれを「キモチよかったよ」とのたまう方というのは、おそらく宗教などで散見される「修行・苦行」においても同じ感想を述べるのではないでしょうか。痛みをなるべく和らげるための工夫は、無駄ではないですが、「楽しくて気持いい」は、話半分に聞いた方が良いと思います。





7.やたら「出産」という行為のみをとりあげて、問題としている
(ポジティブであるべき情報は、「産む」行為について、だけではない)


まわりに妊婦がいない中、ひとり情報収集していると、女性誌の取り上げ方によっては「産み方」がとても重要なのでは?と思えてしまいます。「自然なお産」ブームは、出産という行為を、やたら神聖なもの=記憶に残る特別な体験にしなければならない、という煽りのように感じられます。大抵の人は、翌日から始まる怒濤の育児で、出産当日のことは遠い記憶になっていくものです。それよりも現在、核家族が当たり前の世の中で、赤ちゃんにしっかりふれあったことがないまま、母親になる人が増えています(私もそうでした)。育児は「点」ではなく「線」ですし、ネガティブな情報の方が多い世の中ですから、「子育て」についての方が、よりポジティブで充実した情報が必要だと思います。





個人的体験もふまえて、まとめ−
■「自然なお産」は、一部の「お産オタク」のためのものである


「妊娠〜出産」は、確かに強烈な体験です。勝手にどんどんお腹が大きくなり、体調が悪くなったり毛深くなったり涙もろくなったり、お腹の中で子供がもごもご動いたり、私にとっては今までの人生の中で、最も「体を使っている」という体験でした。変化があまりにも大きく急激で、そこに自分の意志が入る余地が全くない。「自然」に乗っ取られているような感じです。しかも、お腹の中で作られているのは、紛れも無く人間である。それは、自分という人間以上の存在(=自然)に、「お前はしょせん、私によってつくられた人間なのだ。おまえが人間をつくることはできないのだ」と、ガツンと言われているような体験でした。「赤ちゃんがやってくる」という幸福感だけでは、言い表せないインパクトがありました。


「自然なお産」というのは、そういう体験をあますところなく楽しもう、という考え方なのでしょう。頭ばかり使いすぎて、万能感を持ちがちな現代の人類にとって、自然の偉大さ・自らのちっぽけさを身をもって知るということは、確かに貴重な体験です。しかし、もうここまで読んでお分かりかと思いますが、自然に産もうが医療行為をして産もうが、助産院で産もうがLDRで産もうが、妊娠し出産するだけで、じゅうぶん「自然の偉大さ・自らのちっぽけさ」は体験させられてしまうのです。というかですね、「出産」という体験を通してでなくても、山に入ってみたり芝生の匂いを嗅いだだけでも、想像力を働かせれば、本来は感じることができるのではないでしょうか。ただ、出産という現象が、目に見えて神秘的で分かりやすい、というだけのことだと思います。人間から人間が出てくるわけですからね。



「自然なお産」や「母乳育児」にハマる人というのは、山の神秘にとらわれすぎた登山家のようなものじゃないでしょうか。何事も、過度に徹底することは危険につながります。自然信仰の全てがダメだとは思いません。ただ、気をつけてください。おもしろい体験だからと、オタクになりすぎるあまり、遭難してほしくはないですよ、と言いたいです。子供の命にも関わることなのですから。




■わたしはマスコミに怒っているのです


前回の、ブームの考察を見て頂ければわかりますが、ロスジェネは「雑誌好き」な女性が、かろうじて多い世代です。そう、基本的にマスコミを信用しています。スタイリッシュに撮影され、プロのライターが語り、芸能人がレコメンしていれば、憧れてしまう人も多いと思うのです。名指しすると「リンカラン」も「tocotoco」も、プロの方々が創っているんでしょうが、美化するだけで妊婦の立場に全く立ててない。どちらも、カメラ関係や音楽関係から派生して、kunelにフォローしたナチュラル系雑誌ですよね。ブームに乗って、読者を振り回しているという印象ですよ。吉村医院のリスクくらい、少し調べれば分かることです。小悪魔agehaの編集長を見習いましょうよ。同世代が創っているんだろうと想像できるからこそ、どうなのよ?と思うのです。



■ちなみに私のお産はどうだったか


私自身は、産後8ヶ月から休暇に入り、毎日ヨガなんかして有機野菜なんか食べて暮らしていましたが、予定日を過ぎてもなかなか子供が出てきませんでした。お腹に長い時間いることは、羊水が汚れてくるから良くないということで、陣痛促進剤を使い、お腹の子がとても大きかったので、吸引分娩になりました。小さなところでしたが、病院にはとってもお世話になりました。息子はいまのところ大きな病気もなく、すくすく育っています。仕事がデスクワークだし、体力はない方なので、なかなか産まれなかったのは、私の現代的な生活のせいかも?と思ったりしますが、だからといって、農家の娘っ子時代に戻りたいとは思いません。


最後に。完全母乳育児徹底は、やめといた方がいいですよ。子供がミルクを飲めないと、あなたどこにも行けなくなりますよ?!パパやおばあちゃんに見ててもらうこともできず24時間一緒、それが何をイミするかというと、美容院や映画やライブ、ウィンドウショッピングや二次会、選挙で投票、皆既日食を観に行くなどの一人遊びは、一歳ごろまで全く不可能、ということです。もちろん、お酒も飲めませんよ。




追記:関連エントリーまとめました。まだ追加するかも。私のブクマから「疑似科学」へ行って頂くと色々ブックマークしています。


責任感の強いお母さんに読んで頂きたい
どらねこ日誌: 親のプレッシャーとトンデモ


経験者の実感こもったエントリ
『プルミエール 私たちの出産』を見て自然分娩について考える - chim chim cheree ***diary


年配の方には「おっぱい出てる?」と聞かれる事が多い
百丁森の一軒家(本館) 「母乳教」は何とかならないものか


医療サイドのよいまとめ
自然は脅威 - たまごや日記


上記まとめ「ななのつぶやき」より、悲しい現実。
バースプランが細かすぎて逆に迷惑になったりしないか心配。妊婦側で、彼らの負担を取り除くことはできないだろうか。
ななのつぶやき Doctors Blog 医師が発信するブログサイト



特に、これから初めて出産だというような方へ。「自然なお産」に関して、それを取り入れている助産院/病院が全て、カルト的に上記のようなことを妊婦に強いているわけではないと思います。まず、万が一のために、医療との連携がしっかりある産院かどうかを確認してみてください。
また、初産の場合、出産当日や、産後に不安なことも多く、そのケアが大切になります。医師以外の方がそういったケアをしてくれるところが見つかると、総合病院でなくても安心できるかもしれません。
一方、「自然なお産」関連で、負担になるような行為をしいられるところ、医療との連携を嫌がるところは、避けた方がいいと思います。
 
最近は医師の数や、産院の数がかなり減っています。出産当日、どんな流れでお産が進むのかは、個人差はあれおおまかには同じです。そういったことを予習しておくだけでも、人手が足りない現場で、安心してお産を終えることができると思いますよ。

 

さらに追記:
2010年に入っても、アクセスが割とある記事なので、リンクを追加しておきます。病院側から、「自然なお産」について書かれた記事です。とても参考になりますので、どうぞ。

「安全」と「自然」について|周産期|産婦人科|東京都立 多摩総合医療センター

aaaaaaaa 2009/07/22 00:30 せっかく理論的に話を進めているのに、
「母乳育児の徹底」のくだりにはがっかり。
これについては、余計なお世話。

あなたの幸せの価値観を人に押し付けないで。

doramaodoramao 2009/07/22 01:43 なるほどです。
成り行きで完全母乳を達成できればそれに越した事はありませんが、何が何でもという姿勢ではなんらかのトラブルがあった時には誰もが幸せになれない等と言うことも考えられますものね。

bbbbbbbb 2009/07/22 02:12 うちも母乳で育てていますが、確かにママじゃないと哺乳できなくて苦労しますね。
aaaaさんはどの辺りを怒っているのですか? 「やめておいた方がいいですよ」という記述をアドバイスと読めず、あなたの人格を全否定するものと捉えたのですか? 根拠となる経験や思想があれば匿名でも公開して下さい。

orochon56orochon56 2009/07/22 07:50 母乳ネタは危険よ!ご参考http://d.hatena.ne.jp/orochon56/20070705#p2
ちなみに私は完全母乳でしたが、割と自由に出歩いてましたよ。
むしろミルクは作るのとかめんどくさくて、パイ出すだけですぐに餌付けできる母乳で楽でした。酒の我慢はつらかったですけどねー。

misarine3misarine3 2009/07/22 09:31 確かに母乳ネタは危険かとw
でも過剰反応している人は、その前のくだりを読んでないね。
母乳母乳と母乳信仰をかかげているマスコミに、言っているのであって
ミルク育児でコンプレックスを非常に抱えている人に「大丈夫だよ」と言いたいのだと私は受け取りましたよ。
ミルクはミルクですごく大変ですよ。
夜中も起き出して、お湯湧かして作って、うたたねしながら飲ませて
気付いたら枕に飲ませてた、なんて感じだし。

ちなみに、私は促進剤+帝王切開だったので、産後二年くらいそのトラウマを抱えていたし
持病で一滴も母乳を飲ませられなかったので、授乳中はそのトラウマも激しかったです。
自然分娩で母乳育児が出来たという人は、どんな苦労をしていたとしてもいまだに羨ましい。
マスゴミに踊らされ続けていたのだなあと思うのは、今の子どもが人一倍病気をしにくく、熱を出しても一晩でケロリとするような丈夫な子に育っているのを感じるときですね。
そんなささやかな優越感でもないと、トラウマ乗り越えられなかったのでしょうが。

apollo440apollo440 2009/07/22 12:23 私のところは、兄弟によって粉ミルク、母乳と分かれてました。どちらも一長一短なので、両方対応できるようにしておけば良かったと思いました。

cccccccc 2009/07/22 12:26 母乳育児をしたがる母親が多い最大の理由は母乳信仰云々が理由ではなく、単純に「楽だから」では?
そこに触れずに「やめた方が良い」とだけ書くのはどうかと。

私は母乳ですが、里帰り中ミルクだった母親に「母乳って本当に楽だね〜」と何度も言われたものです。
実際深夜の調乳などやりたくないし、子が泣いてもとりあえずおっぱい含ませればOKな手軽さは「一人で長時間出歩けない」デメリットよりも遥かに大きい。
混合が一番楽だけど、混合にしたらそのうち母乳が出なくなった知り合いも居るし難しいですよね。
私も3時間くらいなら普通に出歩いてますよ。

あと、メジャー妊婦雑誌(たまごクラブやプレモ)、
或いは出産本コーナーによく積んである出産大百科的な本であれば
出産のリスクはちゃんと書いてありますよ。

kobeni_08kobeni_08 2009/07/22 14:45 みなさま、コメントありがとうございます。
母乳育児については、言葉足らずで申し訳ありません。私の書いた意図としては、自然なお産と同じ流れですので、misarine3さんの冒頭4行にもあるように、「過度に徹底して自分を追い込む必要はない」ということです。
 
自然なお産と同様、母乳育児の徹底は、美化されて伝えられていることが多いので、そのデメリットは、あまり伝わってきません。そういう風に情報が偏った状況は、ミルク育児をされている方々には抑圧的ですし、「混合にすればよかった」というお母さんもいます。母乳だと他の人に育児を任せにくいということは、私が「知らなかった」と実感したデメリットの一つでした。ただ、人によって事情が違うようですので、絶対だとは言えません。

ccccさん
「完全母乳の徹底」を無理してやる必要はないんじゃないの?です。(混合がスムーズにいった場合です)

母乳育児をやめろ、という意味でもありませんし
ミルク育児が楽だ、という意味でもありません。
また、雑誌については「自然なお産」をとりあげている物に言及しているのみです。その他について言及していません。過去記事を読んでください。


できれば母乳育児については、記事であまり触れていませんので、ここでストップしたいですね…よろしくお願いします。

ss 2009/07/23 04:03 母乳は出ない人はきついかもしれんが粉ミルクでおk。
1年あまりで離乳食与えると明らか毒だよ。
どっかの歯医者の本読んでみるといい。

ただミーハーっぽい批判になっちゃってるとこは残念だなあ。
選択の自由ってのが意見の外に出ちゃってる。

banobano 2009/07/23 06:30 近所のお友達夫婦(うちと2ヶ月遅れで妊娠)はダンナが「白砂糖を取ると産道が狭くなって赤ん坊が出てこれない」と言い、奥さんは「毎日3時間歩け」と助産院で言われて本当に実行していたりしててなんだかなぁ〜と思ったのを思い出しました。

うちは今思うと、少々無理やりにミルクを飲めるようにしようとした、ができなかったorz(母乳話やめようって言ってるのにごめんなさい)

kobeni_08kobeni_08 2009/07/23 09:51 banoさん
コメントありがとうございます。
なんで妊娠〜出産まわりって、謎の言い伝えみたいなものが多い&しかも、意外と親とか、そういう信頼できそうな人まで「?」ということを言ってくるんでしょうね。助産院も、すごくいいところもあるのに、水中出産を消毒などしないで扱ってしまうようなところもあるらしく…でも助産院って、ママたちの間では、わりと信頼されていますよね?
歴史を調べてみていろいろ分かりましたけどね。もしよかったら、前回のエントリも読んで頂けたらうれしいです☆

母乳はね…ここまで荒れると思いませんでした。子供と母親の体に個人差があるから、自由選択とはいかないですもんね。とはいえ私は、「マクラーレンかコンビか」ぐらい気楽なレベルで話せることになってほしいんですよ。ただでさえ、母親はカンペキな育児を求められてグッタリなんだから。はあ…(ためいき)

2323 2009/07/23 10:25 はじめまして、医療関係者です。

このエントリーの内容は概ね同意出来ます。
一部「これはちょっと…」と思う部分もありますが、”自然なお産”へのアンチテーゼと考えるなら許容範囲かと。

たぶんこの問題は「自然なお産」と言う言葉だと思います。
自然という単語に関して、人はポジティブなイメージを持ちますので。

これ、正しく言うなら「古いお産」なんですけどね。
医療の歴史は死亡率との戦いです。
なので、医療の進歩=死亡率の低下です。
古いお産を選択すると言うことは、すなわちより多くのリスクを背負うと言うことでもあります。
もちろん自然分娩等で産める人がそれを選択するのは悪いことではありません。

でも、無理に「自然なお産=古いお産」を選ぶと言うことは、
親の都合で子供の生命を危険にさらしている、
子供のためと言いながら、子供にリスクを背負わせていると言うことです。

これこそが、この問題の一番のキモだと思います。

イメージって払拭出来ないですから。

kobeni_08kobeni_08 2009/07/23 15:58 23さま
ありがとうございます。
>一部「これはちょっと…」と思う部分もありますが、”
そういった部分は指摘してくださって構いません。私は専門家ではありませんし、このエントリーは、過剰な自然分娩信仰の情報とセットで読むことで、リテラシーを持って自己判断をしてほしいという願いをこめて書いたものです。情報が偏るのがよくないと思っているので、その指摘で、読者の方がさらに見識を深め安心できるなら、むしろお願いしたいです。
「イメージ」はマスコミに原因があります。私も仕事柄まったくの非当事者ではありません。そういった点からも、書いてみたかったことでした。

konichankonichan 2009/07/26 21:11 初めまして。どうして、母乳育児云々になると皆感情的になるんでしょうね。特にミルク育児を進めるとすごいパッシングがあるんですね。まるで母親失格みたいな言い方が多くてびっくりです。私は上の子は混合で、下の子は母乳でしたが、そうなると上の子にとっては私は母親失格で下の子にとってはとても良い母親になるということなんでしょうか?その評価基準がよくわからないです。母乳かどうかなんて育児の本当に初期の初期の話で、その後の長い20年間の育児期間にどれほどの影響があるのでしょうか。ミルク育児したから成人後もニートになったり犯罪者になったりするわけではないだろうし、母乳育児にしたら、有名大学に入って大企業に就職し、そこで出世して経営に参画できるほどの人物になれるわけでもないでしょうに、何故本当に初期の1年だけを神聖視するのか不思議です。母乳育児も出産形式もこれから何十年も続く長い育児期間のほんの最初の時期だし、そんなところでこだわる必要なんてないんじゃないの?と思うんですけどねえ。親子関係って親子の相性もあるから、どんなことでもこれ正解はないと思いますよ。母親失格のレッテルを貼れるのは当事者の子供だけです。他人がとやかく言うこではないですよ。

kobeni_08kobeni_08 2009/07/27 22:26 konichanさん
コメントありがとうございます。
そうですね。私もミルクで育った(母の体の事情で、下記エントリ同様薬で止めたそうです)ので、冷静に考えたら、母乳じゃないとかわいそうと言われるのは、自分への差別でもあったのだな…と最近、気がつきました(笑)よければ過去記事(ブームの考察)をご覧頂きたいのですが、食品事故や医療事故で、ミルクが危険だと思われた時期があったようなのです。それ以降情報を更新してない人は、完全な誤解を持ったままということでしょうね。まあでもマトモに受け止める必要はないですよ。3歳児神話と同じです。同世代のママたちはそんな気にしてないですし(下記よかったらブコメ含めご覧ください)この記事を見て混合とかミルク育児されてる方が、肩の力を抜いてくれたら嬉しいです。

参考!
http://anond.hatelabo.jp/20090724200228
http://oosawatechnica.tumblr.com/post/147641167