台北ウロウロ編

魯肉飯(右)


今日はなんとか早く目が覚めたので、南陽街(予備校街)へ朝ご飯を食べに出る。
メニューがズラッと並んで軒先で作ってる台湾式の食堂、よく見ると粥やら麺やら飯(丼)やらの伝統的なのよりもむしろサンドイッチ、トースト、ハンバーガーをやってる店のほうが多いくらいかしら?
普通のバーガーキングとも並んでたりもするし。
なので、こっちの街の食堂の漢堡(ハンバーガー)にチャレンジ…具の名前はわからんままだけど、卵と揚げた鶏のと、朝ごはんらしくドリンクはトウチアン(豆乳)の組み合わせで(^^)。
家族でやってるっぽく、土曜だから学校が休みなのか、思いっきり不機嫌で眠そうな小学生くらいの娘さんが席まで持ってきてくれた(^^;。
パンも具も柔らかくて食べやすいのぅ。
卵が入ってるモノっておいしいんだよなぁ…油の含ませかたがいいというか。
豆乳のせいか、1個で早くもおなかいっぱい〜(^^;。
そしたら睡眠時間はやっぱり足りてなくて、満腹になったので朝っぱらから非常に眠い…ホテルでもーちょっと追加に寝て、11時ごろ再始動(^^;。


いままでは台北に来るたびにいろんなPSO朋友にあってあちこち行くのは楽しいのだけど、どーしても苦手な団体行動になってしまい、海外旅行の大きな楽しみである気ままに街をプラプラして雰囲気を把握、自分の興味とペースのままに進んだり戻ったり好きなだけ留まったり…ってのをまだ達成していないのがとても心にひっかかってる。
それを今回こそはぜひ実行しようと気合を入れてフラフラしに出発〜(^^;。
まずは西門町のほうへ行きますかのぅ…昨日はすっきりしない天気だったけど、今日は晴れていい天気だ〜(^^)…太陽が燦燦と…あ、あぅ、いい天気にも限度が…暑すぎる…というか、もう東京で言うと真夏並じゃないすかこのしんどさは…それに気づいてしまったら意識が朦朧としてきた(笑)。
いくらなんでも今日は暑いほうだよねぇと思ってたけど、後で聞いたら35度とか…さすがだ(^^;。
近くの店でその場で作ってくれる西瓜原汁(スイカ生ジュース)を飲んで一息〜ふむ、これはいけるぞ…体に染み入る〜(^^;。
暑さの中寿命を縮めながら付近を一通り散歩した後、基本スポット万年商業大楼へ。
台北の朝は遅いというけど、11時半でもまだ半分くらいしか店開いてないのかー(^^;。
最上階のゲーセンもしっかりチェックして、音良く備え付けスティック良く叩けるドラムマニアは一応やったものの、後は日本ではできない台湾製で曲が台湾や香港な歌手の音ゲーにしばしチャレンジ。
いきなり中級を選んでもなんとかなるけど、音ゲーの初挑戦って音ゲー総合力を問われるようで緊張感が楽しいなぁ(^^;。
1回間違えてサバイバルモードの裏譜面のランダム譜面モードみたいなのになってしまったときは一瞬で終わったけどー(^^;。
ビル内を冷やかした後、近くの誠品書店で本もいろいろ見てみる。
もう出てるXbox360特集な雑誌と、おとな図鑑の中国語版があったので思わず買ってしまった…パラッとみても月経来了とか書いてあるよ(^^;。
台湾と日本の性事情はけっこう違ったりせんのかしら。
横の映画ビルでは、こっちでは昨日封切られた星際大戦第三部曲(スターウォーズエピソード3)をやってるねぇ。
街に看板も多くて盛りあがってる模様。
日本はアメリカの数ヶ月遅れになることが多いのに、台湾はいつも公開が早いようで、たしか4年前に来たときもそのとき日本未公開のハリーポッターをやってたような気がする(^^;。
アメリカ映画好きはアメリカ行くほど余裕がなくても台北に来れば一足先に見られるべなー(^^;。
あと、猫猫の窩というファンシーなショップでちょっとおみやげゲットして西門町を去る…この頃によーやく街が目を覚ますらしく、大量の中高生が駅から排出されまくってるな〜(笑)。


次はこーわ先生おすすめの緑林寮(マンガアニメ同人ショップ)を目指して地下鉄で公館駅へ。
途中、全路程わずか3駅しかない地下鉄で一番マイナーな小南門線にもぜひ乗ってみたかった(^^;。
暑さでヘバりつつあるものの、昼を食べるに、台湾大学(超一流)の門前街でけっこう充実してる。
いろいろ食べてるけど逆にそーいやご飯を食べてないから余計疲れるのかなーと、牛肉炒飯を食べてこれもうまし…今回は当たりばかりひいてるような気がする(^^)。
スープがデフォルトでついてくるのは、この暑さで塩分失われまくりだからかなり重要な気がした(^^;。
次は頂好というスーパーに突入…どこの国でも街プラプラ歩きの重要ポイントとしてスーパーは特に好き。
日本にあるものないものどちらも楽しくて、じっくり棚を見て回るだけで30分ほどかかってしまうよー(^^;。
外食天国の台北も予想外に、スーパーでは果物野菜はそんなに安くなく(日本よりはずっと安いけど)、むしろ肉やインスタント食品、加工食品の値段が安いような気がした。
ドリアンが1個150元くらいで特売されてたのが気になったけどさすがに買えず(笑)。
日本で買ったら2000円以上するねー(^^;…とはいえ、後できいたらタイからの輸入品だそうで、日本でそこまで高い理由は説明つかず(汗)。
日本はバナナだって輸入してるけどこっちは安いしな…。
とりあえず荷物になりすぎないように気をつけながら、燻製タマゴやら火鍋スープの素やら台湾っぽいものをゲット(^^;。
要不要袋子?(袋いりますか?)…はもうバッチリだ(笑)。
スーパーではしゃぎすぎて疲れたので、緑林寮は軽くチェックして、日中語両方で書いてある現地同人誌を1冊買うだけで満足(^^;。
マンガやぐっずがかなり充実してたけど、同人というのは思いっきり雑多で広い世界から自分と波長の合う非常に狭い世界でこその共感を得るのが醍醐味だと思うので、少し領域がずれるとどーしても猛烈に興味がなくなるものじゃ。
台湾にはまだギャルゲー絵柄に、ROあたりが主流のようでわらしの趣味からは遠いのぅ〜(^^;。
あとこのお店でも他のお店でも、台湾には日本のマンガもうほとんどなんでもある状態!ってのは、18禁でない場合に限る話ですな(^^;。
日本で15禁レベルやそれ以下のがこっちで18禁になってて、日本の18禁はこっちで発売無理みたい。
なので、どこへ行ってもふたりエッチがかなりいい絶妙なポジションを築いていて人気があるように思われる(^^;。
地下鉄で台北駅に戻り、また喉が渇いたので買った布丁紅茶(プリン紅茶)を片手にホテルへ。


一旦ホテルで休憩しつつ、仕事が終わった二宝さんと、BANKさんとお初のペガサスさんと合流。
ペガサスさんの日本語は、仕事で使ってるそうで発音の自然さにびっくり。
日本語で自由に会話できる台湾人とは多く会ったものの、自然な発音となると日本語と中国語は音の差が激しくなかなか厳しい道程よのぅ…今までのパターンから行くと、英語もできる人のほうが日本語も発音がいいような気がする。
中国語ネイティブの人があいまいになりがちな日本語のtとdやgとkの使い分け、単語間の発音がくっついてしまう(中国語は声調変化くらい)のやら語尾がはっきり聞こえなくてもいいっては英語が参考になるんじゃないかのぅ。
で、蓮霧をもらってさらに着実に幸せになり、あと、まだ今回食べてなかった重要なソウルフードである魯肉飯を食べに行くことに。
3人に一番おいしいと断言されてるのが円環三元号というお店。
まだ新しくて綺麗な内装だけど、メニューはそこらの魯肉飯と同じくらいの格安価格…なのになるほどこりゃめちゃうま!
サイドメニューもスープもなんか単にうまいとしか言いようがなくどんどん食べられる感じ(^^)真好吃…食べてすぐなのにぜひまた来たい気分(^^;。
もう満腹だから何も食べられないけどその後散歩を兼ねて近くの寧夏路夜市もおいしそうなもので賑わってるのぅ。
二宝さんが日本の夜市行きたいって言ってたけど、日本じゃこんなふうに同じところで毎日やってるんじゃなくて、祭に合わせてのみ特定のところでやってるっていうのに行くのは大変じゃわー(^^;。
ほんとに例えば今日はどこでお祭り(屋台)してますかいのぅ。
しかもそんなにうまいものはないしきっとガッカリする(^^;。
日本らしいのは金魚すくいやヨーヨー釣りだったりするカモ。
「日本の夜市」というのは、ケロロ軍曹を見て仕入れた知識のようで、けっこうこっちでも人気ある様子、ケロロって相当日本の伝統季節行事を丁寧に取り上げるから日本の子供にも伝わってるけど、国際的な文化理解にも役立ってる優良番組なんだー(^^;。
この夜市では、奇異原汁(キウイ生ジュース)を…キウィを大カップ一杯まで絞るとはなんてぜいたくな…1年分のキウィ分を摂取しちゃったよこりゃ(笑)。
種のツブツブ感が残るところがなおよいのかもしらん。
思わずアーッと叫んでしまったのは、渋谷に店がある東京で唯一の魯肉飯専門店のヒゲ長魯肉飯の店を発見!したとき(屋台ではなく)…だけど、二宝さんに言わせるとチェーン店で全然ダメとケンモホロロ(^^;。
台北で愛されて大きくなってついに東京上陸〜と相当威勢のいいことだったんじゃがー(^^;。
でもほんとに台北に店があることが分かっただけでもなんかうれしいよ(^^;。


最後に、台北駅の地下街へ行こうとの3人…なんで、そんなところに?と思ったけど、なんと恐ろしいことにこんな中心部の地下街がいま急速にアキバ化してるらしい(^^;。
なるほど、やたらと何軒もゲームショップ、PCパーツショップ、フィギュアショップ、ガシャポンショップ、中古ゲームショップ(ファミコン時代から…)、日本からの輸入品専門ショップと、かなりつっこんだ細分化しつつどこでもフィギュアがあたりまえのように展示されまくり(^^;。
うは〜光華商場と万年大楼だけじゃないんや…最初は驚いてたけど、あまりに続いて何軒もあるのでそのうちにマヒしてきて、こんなのみんなアキバにあるわい珍しくもない〜っと、自分の中で比べる相手がアキバになったり(笑)。
ただ、そーいうオタクショップが300万都市の一番中心部の地下街に広がってるってところがすごすぎる(^^;。
知らなんだ。
ここで完全に体力が0になり、ヘロヘロになりながらホテルへ帰って今回の旅は終了…とても2日間とは思えない食べまくりと歩きまくり…急ぎ足すぎる日程だけど、こんな調子でもう1日あったりしたら死んでしまう〜(^^;。
当初の予定通りに大変な予定だったけど、台北の街(と人)のハイテンションに当てられてついた勢いは楽しく、体力とひきかえに精神的に元気出てよかよ〜(^^)。