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Windows8製品版の販売は行わない?:Windows Weeklyより

MicrosoftはWindows8で製品版(リテールパッケージ)の販売を行わないという情報が出ています。
Windows Weekly (via VR-Zone.com)によれば、個人ユーザーがWindows8を入手する方法は3通りあるといいます。

  • Windows 8がプリインストールされたノートPCやデスクトップPCを購入する
  • 現在所有している既存のWindowsをアップグレードする
  • ”システムビルダー”コピーを購入する

最後のシステムビルダー用コピーとはOEM・DSPパッケージとして販売されているものを指しているようです。DSP版はPCパーツと一緒に購入する低価格なバージョンです。
DSP版と製品版との違いは、購入時にDSP版がメモリーやドライブなどのPCパーツと同時購入しそのパーツを使ったPCにインストールする必要があること、インストール、アクティベーション後、製品版にはメールや電話でサポートが受けられるが、DSP版にはそれが含まれないことなどが挙げられます。また、Windows7の場合、DSP版は32bit、64bitバージョンが別々に販売されていました。一方リテール版は32bitと64bitの両方が含まれており、ユーザーはどちらか選択しインストールすることができます。Windows8でも同じような販売方法となるかはまだ明らかにされていません。
MicrosoftがWindows8で製品版の販売を取りやめる理由としては、販売形態の種類を整理するためのようです。実際、Windowsのリテールパッケージはそれほど売れておらず、消費者は製品版よりも安価なDSP版を購入しているといいます。また、古いWindowsを最新版にアップグレードするよりもDSP版を購入する方が低価格のため、サポートなしとはいえ、価格の安いDSP版を購入するユーザーも少なからず存在しているとも考えられます。
Microsoftは、Windows XP、Vista、7からWindows 8 Proへのバージョンアップを(2013年1月末までの期間限定ですが)39.99ドルという思い切った価格に設定しています。
また、マイクロソフトはWindowos7搭載PCやDSP版Windows7を6月2日以降新規した購入ユーザーに、1,200円でWindows 8 Proへアップグレードできるキャンペーン「Windows 8 優待購入プログラム」を発表しています。いずれのキャンペーンも2013年1月31日までの期間限定です。
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