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新型iPad miniのRetinaディスプレイ生産に遅れ 年内に限定的な販売か来年にずれ込む恐れも

新型iPad mini第2世代(iPad mini2)に用いられるRetinaディスプレイの製造に遅れが生じている情報を入手したとReutersが伝えています。
ゴールドの追加やTouch IDを搭載するもいわれている新型iPad mini
ゴールドの追加やTouch IDを搭載するもいわれている新型iPad mini
複数の関係筋の取材により明らかにされたとして伝えられているもので、新型iPad miniは年末商戦において限定的な販売にとどまるか、発売自体が来年にずれ込む可能性が出てきたといいます。
まず、Appleは10月中にも新型iPad miniと新型iPad第5世代(iPad5)を発表する見通しとのこと。新型iPad mini第2世代にはRetinaディスプレイが搭載されます。
iPad mini向けのRetinaディスプレイは、LG Dsiplay、Samsung Dsiplay、Sharpが供給する見込みだが、9月末の段階でLGが少量生産するだけといいます。Retinaディスプレイの製造の遅れの原因は正確にはわからないが、省電力化などAppleの要求をクリアすることに難航したと関係者の1人は話しています。
また、Appleは、他社の低価格な製品に対抗するため、現行モデルと同程度の解像度のiPad miniの新モデルも発売する計画といいます。この新モデルは8GBのストレージを搭載した機種も追加されるという情報もあります。いわば廉価版iPad miniといったモデルになりそうです。
iPad第5世代については、第4世代と同じ9.7インチのRetinaディスプレイを搭載し、タッチフィルムやバックライトを改善することで従来よりも軽量で薄型化されると伝えられています。
Retina iPad miniのディスプレイ製造遅延により、iPad5よりも遅れての発売となる可能性は、IHS iSuppliも同様の指摘をしています。

iPad第5世代の情報は[iPad 5]に、iPad mini第2世代の情報は[iPad mini2]に、それぞれまとめてあります。
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