記事執筆現在も発生している「iOS 8」でのWi-Fi接続問題（関連記事）を含む、iOSにおけるWi-Fi接続全般の問題を解決する方法をOSXdailyがまとめています。
以下に示す方法は、iOS8だけでなくiOS7でも有効です。
現在、Wi-Fi接続に関する問題に悩まされていなくとも覚えておくと便利ではないかと思います。
1. ネットワーク設定をリセット（要再起動）
「設定」→「一般」→「リセット」にある「ネットワーク設定をリセット」をタップします。
これにより、すべてのネットワーク設定を消去し工場出荷時のデフォルト状態に戻します。
この作業にはiOSデバイスの再起動を伴います。作業の前にWi-Fi設定をメモしておくなど準備が必要です。
この作業がWi-Fi問題を解決する最初の方法であり、多くの場合、かなり効果があると説明されています。
2. Wi-Fiシステムサービス設定を無効にする
これはiOS8で発生したWi-Fi接続問題にて効果のあった方法の1つとして報告されているものと同一です。
「設定」→「プライバシー」→「位置情報サービス」→「システムサービス」にある「Wi-Fiネットワーキング」を無効にします。
3. その他、いくつかのTips
- Wi-Fi接続中のアクセスポイントの「i」（information）をタップしDNSを変更し試してみます。たとえばGoogle DNS servers「8.8.8.8」などに変更してみます。詳しくはOSXDailyの記事「iPhone・iPadのDNS設定変更方法」をご覧ください。
- Wi-Fiルーターの設定を変更し試してみます。たとえば、802.11nから11gへ、2.4GHzから5GHzというように。設定は利用しているルーターのマニュアルなどをご参照ください。
- 最後の手段としてiOSデバイスを完全にリセットする方法があります。「設定」→「一般」→「リセット」にある「すべてのコンテンツと設定を消去」を利用します。すべてのメディアとデータが消去されすべての設定がリセットされます。これは最終手段であり、iOSデバイスは完全な工場出荷状態になります。したがってiOSデバイスにある必要な情報すべてのバックアップが必須です。
心に留めておきたいのは、iOSの根本的なバグである場合、これら作業でも問題は解決しないということです。そうであれば、Appleは問題を速やかに認識しバグフィックスを含むiOSアップデートを公開するはずです（たとえばiOS8.0.1というような）。
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