T-Shirt Festivalに潜入成功!
先日の記事で表明していたT-Shirt Festival潜入。
無事成功しました!
お目当てのバンドの登場が、19時過ぎだったので、ホテルのラウンジで景気付けとばかりにビールを飲みつつ、従業員のお兄ちゃんに「IMPACT Exihibition centerってここ(プルンチット)からどれくらいかかるの?」と尋ねると、時間帯的にすごい渋滞で1時間くらいかかるんでは!?と。。。
一瞬たじろぎましたが、まあ行ってみましょうということで、タクシーで出陣。
EXPRESS WAYいわゆる高速道路をひた走り、タクシーの運転手さんと
「K-POPでも観に行くのか?」
「いや、タイの音楽を観に行く」
「タイの音楽知ってんの?」
「Richman ToyとかSlurとかね」
「おおーなんで知ってんだよお。Richman Toyはヒップホップだろ」
「いや、ロックだよw」
という会話をしつつ、結局は30分程度で到着。
高速料金65B、タクシー代150B程度でした。
想像通り、会場は幕張メッセのような施設。
まずはチケットを100B(約300円)で購入です。
エントランスで荷物チェックを受け(飲食物の持ち込み禁止)、いざ会場へ。
うーんと、サマソニのような日本のイベントを想像していたので、一瞬拍子抜けします。
照明が完全に蛍光灯下なので、がらーんとした空間を思いっきり感じてしまう。
たくさんの団体がそれぞれのメッセージやデザイン性を持ったTシャツをブースで即売。
そんな中、映画俳優としても人気のSlurのPaeくんを発見。
会場の一角にはステージが設置されていて、そこでFatradioのMCとおぼしき人が司会進行を行い、アコースティックのライヴパフォーマンスが繰り広げられていきます。
おそらくお客さんの大半は10代かと思われる子供たち。おしゃれしている子もいれば、まさに地元のヤンキーみたいな子もいました。みんなお行儀よく座って観覧です。
Smallroomの新鋭The Jukksはヴォーカルくんがカリスマ性ありそう。
The Richman Toyはさすがの人気っぷり。オッオー!
Slurは3rdアルバムをリリースしたばかりなので、新曲メインのセット。
ちなみに会場で酒は売ってません。かわりにRED BULLのフローズン20Bが売っておりました。
というわけでタイでのイベント潜入は3度目でしたが、日本のイベントのクオリティの高さを改めて認識しつつ、しかしながら、タイのイベントの独特な熱(きっとティーンネイジャーの音楽への渇望を発端とするもの)への羨望を強くしました。
最後に、、、
やっぱり情報があんまりない中で、好きな音楽を追い求めて、そこに辿りつけた時の感動は、どうしても音楽好きに成り立ての中学生の時のようなあおーーい欲望を思い出させて、それはそれで快感なのでありました。
text by 小林“こばーん”朋寛
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