[*[遠距離恋愛] ]わずか2時間ちょっと

別館を更新しました。明日は優駿牝馬オークス)だよ〜

出張中の彼が、仕事&宿泊先の都内某所からはるばる会いに来てくれるというので、数週間前に逢瀬が決まった。私の仕事が終わるのがどう頑張っても21時30分を過ぎるので、そこから私が都内に行くよりいいだろうという判断だった。ちょっとでも長く一緒に過ごしたいなら、そうしようという彼の提案でそうなった。いずれにしても、彼は終電で宿へ戻っていくんだけど。
そんな大事な日に限って、コンディションは最悪。着替えることも出来ないし、そんな時間はもったいないし、バカみたいに蒸し暑い日が続く中、湿気がすごくて髪は爆発、メイク直しする時間がなかったから、ほぼすっぴん。酷すぎる。こんな姿を見られるのは・・・
とか思ってたけど、会う時間がせまってくるにつれて、そういう事はどうでもいい事なのかも、とは思えてくる。わずか2時間ちょっとの逢瀬、大事に使わなくてはもったいない。

待ち合わせ場所に着いて、そこから話をしながら、ふだんは1人で歩いている所を一緒に歩く不思議さに戸惑いつつ、今ここで、誰かに会わないかなとか、B社の誰かにばったり会ったらどう紹介しようかな、とか、アホな妄想をしつつ歩いてた。
そこからはいろいろドタバタして、あっという間にまた待ち合わせをした駅へ急いでいた。終電に乗る時間に、ホームで一緒に立っていた。B社での労働終わりに、いつも一人でぐったりして立つホームに。これも不思議だった。

逢う時間が短い事で、ただ笑いあって楽しもうっていう気持ちになった。彼は仕事終わりで疲れていて、私も連日の長時間勤務で疲れてたけど、そんなのを吹き飛ばすくらい、2人の時間が充実すればいいのだ。そういう気持ちは一致していたみたいで、良かった。
次に逢ったら聴きたいって思っていた事があって、昨日はそれを話せたし、もっと早くから聞いておけば良かったのに、遠慮して聞けなかった事を伝えて、それに対しての答えも聞けて、満足度は高かった。
いかりや長さん風に言う「だめだこりゃ」な自分に反省をして、いくつになっても不器用で臆病で、本気になるとさらにそうなってしまう自分の事を正直に伝えてみた。ダメな所をどんどん出していきたい衝動にかられて、昨日はいつも以上によくしゃべっちゃったかな。
周りに何を言われても、二人の中の価値観やお互いの気持ちが一致していれば、それ以上は何もいらないって、やっとそう思えるようになれた。めんどくさい私の性格を、受け流してくれてありがたい。
今日のお昼には、もう帰っていったようで、メールには「また来るから」って言葉があった。その短い言葉の中にあるものを、いつもの馬鹿ポジティブな私に戻って、「そこまで言ってないけど」って思われるくらい、ポジティブに受け取った。