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日々これ日常 このページをアンテナに追加 RSSフィード



限りなく子亀   過去の日記 1997.7〜  記事一覧

2006-11-03

[]Sens et Saveurs 01:18

前から行ってみたかった丸ビルフレンチでランチをしてきました.

眺めのばっちりな窓際の席でゆったりした時間を過ごせて大満足〜.堅苦しくもなく、かといって馴れ馴れしくもなく、それでいて親しみばっちりなお店の対応に感心しました.水が無くなってるとすかさずついでくれるし、お料理の出すタイミングも抜かりがない.テーブルをよく見ててくれるといった印象です.


お昼のランチは5000円と8000円(確か)の2つから選択制でメニューが決まってるのが少々難点か.できれば数種類の中から選ばせて欲しい.

5000円のほうは前菜、スープ、メイン、デザートで、8000円は前菜、お魚、お肉、デザートという構成.お魚が鮟鱇(読めなくて聞いた)ってことで8000円コースに決定.


シャンパンのグレープフルーツ入り

豚足とフォアグラをあわせたミニミニコロッケ


前菜

ムール貝の軽やかなクリームスープ サフランの香り

季節野菜とジャガイモのピューレ・アイオリ風味

ムール貝とジャガイモと根菜類が綺麗に並べられたお皿にテーブルでサフランソースをかけてくれます.ちょっと深めのドンブリっぽい(身も蓋もない言い方)器はお店が特別に作ってもらっているリモージュ焼きのもので、日本店のものは日本っぽく外側がオレンジ色にしてるんだとか.お皿の端にペースト状のにんにくがついていて、お好みによって合わせて食べれます.


お魚料理

鮟鱇とベーコンのグリエ 

セップ茸のカネロニ ジャガイモのボンボン 

フォン・ド・ヴォーのクルミオイル風味

鮟鱇のまわりにベーコンを巻いてグリルしてありました.ベーコンの風味のほうが強いのがちょっともったいない.ソースがフォン・ド・ヴォー.お魚にフォン・ド・ヴォーってのが珍しい.細かく千切りにしたジャガイモのフライのサクサクした食感とソースがからんで良いアクセントになってた.

ポルチーニカネロニは妹が絶賛!確かにポルチーニの香りが高くておいしい〜


お肉料理

75℃で火を入れたハーブ豚の真空調理 

ズッキーニのチャッツネパンデピス風味

ソース ジュード・ポー

ハーブしか食べてないという鹿児島産の豚.豚があまり得意でない私でも、臭みがないからそのまま荒塩で食べても十分おいしく食べられた.今回も付け合せにフライがあって、毎皿にフライはいらないな〜.巨砲のソテーの付け合せはほのかな甘さが豚にぴったりで思ったよりいけた.


チーズ

妹がカマンベール・オー・カルバドス、エポワス、あともう1種類チーズを食べてた.

私はお腹一杯で断念した.


パートフィロで包んだアーモンドクリームと

ピスタチオのタルト 栗のクリームと濃縮牛乳のグラス添え

思ったよりしっかりした生地のピスタチオタルト.上に栗のクリームがのって一見モンブラン風に見えるので騙される.牛乳のグラスとの相性がいい.


ジュヴレイ・シャンベルタンのグラスワイン


コーヒー

コーヒーは別の皇居を見下ろせる場所に移動して頂くことが出来ます.気持ちがいいっす!


〆て約14000円

[]仏像01:18

光彩時空』という光と音のイベント開催中の東博に行ってきた.もともと見るつもりだった仏像展にタイミングよく面白そうなイベントが重なってラッキー.しかも8時まで見学可能という嬉しいオマケ付.暗くなってから東博に向かうと遠目からも赤や黄色の明りと東博の壁に映る国宝がはっきり見え、上野公園にやってきてた行楽客の足を自然と惹きつけていた.

携帯とデジカメで頑張って取ってみたけど暗いから難しい.

デジカメで露出一杯一杯にして夜景モードで撮ってみた(↓)

妹の頭を三脚代わりに頑張ってみたけどこんなボケボケなことに…

7時からは本館前で邦楽の演奏会が開催されていた.


仏像展の感想はのちほど.

願徳寺の菩薩半跏像との久しぶりの再会を楽しんできました.

[]「仏像 一木にこめられた祈り」展@東京国立博物館 01:18

檀像一木作りからはじまり、円空、木喰で終わる流れの展覧会を心ゆくまで楽しんできた。6時近くの入場だったため中も比較的空いていた。

檀像はあの小ささと細かさが好き。唐時代の十一面観音像の細工技術には毎回驚く。数珠や耳飾など輪になっているところなんてどうやって彫ったんだろうって不思議。大根を輪につなげて切る包丁テクニックみたいなものかしら。

展示前半は観音像や四天王などオーソドックスなものが多く密教系の異形の仏像は少なかった。東大寺の試みの大仏唐招提寺の観音像、大安寺の揚柳観音などお馴染みの仏像が続いた後に見たやたらおでこの大きい地蔵像や煙突のような髷の観音像などは普通以上のインパクトだった。

特に秋篠寺の地蔵の顔の宇宙人っぽさときたら。なんだか妙な顔立ちの仏像は解説にて全て霊威という言葉で片付けられてたような気がしないでもない。上手い言葉だ。

目玉展示は願徳寺の国宝菩薩半跏像。ポーズや衣の優美さから女性的なお顔を想像するのだけれど、予想するよりかなり男性的な力強い顔立ちでびっくりする。願徳寺で拝観したときは照明のせいかもっとずっと女性的に見えたと記憶しているのだけれど、正面からの灯りの下ではギュッと結んだ口元などに意志の強さが感じられた。台座を支える小さい天部(なのかな?)達が可愛らしい。小さいのに細かい彩色が施されていて、できればこちらにもスポットを当ててもらいたかった。衣の影で隠れてしまっているのがもったいない。


後半は鉈彫りと円空&木喰とプリミティブな仏像のオンパレードだった。

鉈彫りはお寺巡りではほとんどお目にかかったことが無い。人の手の跡が感じられるという点では面白いのだけれども、個人的にそれ以上惹かれる点は無し。

円空もそれほど興味はない。本当に木の中から生まれてきたように見える不動明王が良かった。

木喰のふっくらした頬は今の時代に受けそう。

向源寺の十一面観音を見るためにもう一度行きたい.