賀川豊彦献身100年

今年は賀川豊彦が神戸の貧民窟で福祉活動を始めてから100年目ということで、現在関連イベントが様々な場で開かれています。


本日は、田町で関連シンポジウムがあったので聞きに行ってきました。
政治研究関連では社会党結党大会時の某発言を行った人というイメージが強いのですが。
それは置いておいて、やはり従事した事業や、それを引き継ぐ関連運動の膨大さ、幅広さには驚かされるばかり。
生協も、信用組合も、共済も、農協も何らかの形で賀川が発起に関わっています。
キリスト教徒としてのmissionという意識が強かったのかもしれませんが、そのバイタリティは本当に類を見ないものです。


賀川のニューヨークでの講演を本にまとめた「Brotherhood Economics」が「友愛の政治経済学」として出版されるそうなので、出たら購入予定。これまで10ヶ国語で出版されていたが日本語版は初とのこと。


ところどころに「?」と思うところもある人です。
でも、面白い
波乱万丈という言葉がまさに当てはまる人ではないかと思います。


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