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諏訪耕平の研究メモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

2011-12-20

北朝鮮建国三代目

金正日(敬称つけるべきかどうか非常に悩む)の件,産経の号外が面白かった。北朝鮮は建国63年でそのスローガンは「全国民に米の飯と肉のスープを」というもの。そしてそれはいまだに果たされていない。建国の父,金日成の段階でその目標が達成困難というのは見えていたが,金正日は父の方針を変えなかった。理由は2つ。1,父の方針は正しいというのを証明するため。2,ここで方針転換するとクーデターの危険が高まるため。何にせよ方針は変更されず,北朝鮮はいまだに貧しい。後ろ盾のひとつソ連は崩壊し,中国は社会主義と資本主義の共存という形に路線変更したが,北朝鮮は頑なに同じ路線を貫いた。

日本ではよく3代目が中興の祖となるという話が出てくる。足利尊氏に対する足利義満,徳川家康に対する徳川家光。偉大な父の影に怯える2代目と違い,3代目は比較的のびのびとやれるので,場合によっては力を発揮し,結果を出す。金正恩は吉光,家光になれるのか。一方で,近代においては,建国三代目まで権力が続いた例はないという。隣国日本としては,北朝鮮は良い方向に変わってほしいと思うし,金正恩には力を発揮してほしいと思う。遠く離れた国ならテレビのワイドショーを見るみたいに悲劇を笑うのもいいのかもしれないけど,北朝鮮の悲劇は日本の悲劇にもつながる。

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