高いところから失礼致します!

「苦しさはすぐに消える。諦めた事実は永遠に残る。」を心の中で連呼して、マラソン、ウルトラマラソン、超ウルトラマラソンを嗜む変態ドMランナーです。

伝統のクラシコ観戦後に花見ランニング

4月3日日曜日、午前3時30分キックオフの、バルセロナvsレアル・マドリード、つまり伝統の「クラシコ」を観戦。
先日亡くなった、バルセロナの監督として礎を築き、現役時代もオランダ代表として有名だったヨハン・クライフの追悼として、バルサのホームのサッカースタジアムのカンプノウではキックオフ前に「GRACIES JOHAN」の人文字が作られ、バルサの選手の胸には「GRACIES JOHAN」の文字が刻まれていた。



オランダの伝説的スーパースター「ヨハン・クライフ」といえば、そのプレースタイルから「空飛ぶオランダ人(フライング・ダッチマン)」と呼ばれる20世紀を代表するサッカーのレジェンドだ。サッカーに疎い自分でもそれくらいは知っている。

試合は、両チームの最強のトリデンテ(3トップ)であるMSN(メッシ、スアレスネイマール)とBBCベンゼマ、ベイル、クリスティアーノ・ロナウド)が揃い踏みの最強布陣でキックオフ。
1-1で終盤までいき、レアルのセルヒオ・ラモスがレッドカードで退場になってしまい、レアルは終盤になって10人になるという大ピンチ。

そのため、レアルは同点狙いにいくかと思いきや、直後にカウンター攻撃をして、CR7(クリスティアーノ・ロナウド)が逆転ゴール!2-1で10人のレアルが勝利した。
さすがCR7!役者が違う!!

バルサは、ホームのカンプノウでMSNが機能せずに無敗記録が39勝で止まり、とんだクライフ追悼試合になってしまった。
ここまでのバルサの好調さ故にリーグ優勝に向けて独走かと思われたが、この負けを機にこの後、大失速。
CL(チャンピオンズリーグ)でもベスト8で敗退して連覇を逃し、リーグ戦でも負けて足踏みして、後続のレアルとアトレチコに追いつかれ、三つ巴の争いになるという面白い展開に。
この日、レアルがホームのサンチャゴ・ベルナベウで行われたクラシコの第1戦でバルサに0-4の大敗を喫した雪辱を果たしたこのしびれる展開に興奮し、試合終了と共に早朝ランニングスタート!
・・・と当初は意気込んでいたものの、試合終了と共に眠気が襲ってきて、結局、いつも通り、朝7時からのスタート。
この日は、佐賀県で「さが桜マラソン」が開催されるので、2013年に出場した時の参加Tシャツを着て走り、ランニング後はFinisher'sタオルで汗を拭いた。Tシャツは地味だが、タオルはピンク色で珍しく、桜をイメージさせてお気に入り。
後から聞いた話によると、4回目の開催にして初めて、マラソン当日に桜が咲いていたそうだ。ランナー達は桜を見ながら走られて羨ましい限りだ。


折り返し地点の大阪港中央突堤
ダイヤモンドポイントの標識の下に、「チュートツ写真館」なる紙が掲示されていた。
ここからの夕陽の風景の写真などを扱ったホームページのようだ。早速、Facebookで「いいね!」しておいた。


復路は、この時期にしか楽しむ事が出来ない、港区の桜の名所を巡りながらランニング。
まずは、大阪港の築港小学校の桜。

この後、脚力強化の練習のために、なみはや大橋に寄って、激坂を走って往復。
この橋は、適度な斜度に適度な長さ、そして最高点に達した時の景色が素晴らしく、ランナーにとって本当に良い練習場だ。この日も何人かのランナーとすれ違った。




その後、港区の花見スポットである朝潮橋駅前の大阪体育館の横にある八幡屋公園へ。
桜が満開の上に、花見日和の陽気なだけあって、公園内は花見客でたくさん。




最近、袋を破ることなく、指で押し出して走りながら少しずつ食べられる事でハマっている井村屋のスポーツ羊羹を食べて、花より団子ならぬ、花よりスポーツ羊羹だった。

そして、磯路三丁目桜通りの満開の桜を愛でながらランニング。
ここはみなと通りと中央大通を結ぶ数百メートルの通り沿いに桜が植えられていて、この時期の風景は絶景。


帰りに寄る九条の茨住吉神社にも1本の桜があり、満開だった。木の幹から枝を介さずに直接咲いている桜もある事を知った。



今年も満開の桜を見ながら走って、20km。これで今年の花見は十分だ。