Dream Catcher〜水面下の確証*猿田彦〜
いつもありがとうございます。
メッセージを頂き初めて気付く誕生日ですが、心温まるメッセージをありがとうございました。これからも信ずる道を進んで参りますのでどうぞよろしくお願いします。
父親はいつもいませんでしたが、母がいつも誕生日会をしてくれて、友達がたくさん来てくれていたのを思い出します。
父は口うるさく、厳しかったですが、それが愛情から来ているのだとわかったのは二十歳を過ぎたくらいです。今では世界一優しい父親です。
怒りというのはひとつのアイデンティティーあるいは個性とも言えます。
20代前半まで私自身、怒ることがなかったので、自分のことで真剣に怒っている人を見て、逆に羨ましいなと思っていました。
そんな感情の起伏が必要ないほど家族や親戚、地域社会の人たちに囲まれた地方の生活というのは平和で温厚に過ぎていくのです。
ただそういう幸せな日常の中にいますと、自分という存在をもっと試したい、確かめたい、という衝動が湧いてきます。
そういう方たちが、自分の地元を離れて都市へと旅立ちます。
しかし、そういう皆の夢を受け止めるドリームキャッチャーとしての“東京”がその役割を果たせなくつつあります。
この本質的な集合意識の転換の中で、都市から地方への流れは出来ています。東日本大震災の影響もありますが、それ以前より、この問題はありました。