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バークレー建築日記

November29(Tue),2011

学校で

今日学校のグループディスカッションでアメリカ人のクラスメイトが政治の話をしてたんですが、今度の大統領選挙はどの候補者も信用できないから、投票はしたくないみたいなことを言ってました。オバマにしても国民健康保険つくると言っておきながら、全然前に進まないし、なにも決まらないって。まるで日本の政治の話でも聞いてるようでした。独裁国家でもない限りどこの国も大して変わらないみたいです。

July01(Fri),2011

Internship

ハワイから帰ってきて、以前このブログで紹介したGreenWorks Studioで、一ヶ月間インターンをしてきました。基本的にはRevitで各部屋のスタディを手伝いました。日本の事務所と違ったところは、全く模型を使わないというところ。全てRevitの3Dモデルからパースを取り出してのスタディ。僕としては模型の方が感覚がつかみ易いんですが、模型を作る方が労力がいるし、変更もなかなか大変なので(場所もとるし)、Revitの方が効率がいいようです。自分で事務所やるなら、俄然、模型派ですが。ちなみに、今回手伝ったバークレー市立図書館西分館はアメリカ全土でも20件に満たないZero Net Energy Building(昼光利用や自然換気を行い、消費エネルギーを従来の建物より半分以上減らし、太陽光パネル等を使い、建物自身で生産するエネルギーと使用エネルギーが相殺されてゼロになり、外部の電力等に依存しない建物)の一つになるそうで、最先端のグリーンビルディングです。LEEDでも最高位のプラチナを取る予定らしい。

今日は最終日だったので、日本食のレストランに連れて行ってもらいました。そこで聞いた話がかなり興味深かったので少し。インターン先のボスはエドワード・ディーンという60才くらいの人なんですが、彼は、物理学の博士号UCバークレーで取得した後、建築の修士号を取得したという経歴の持ち主。彼曰く、建築の方が物理学より友人や家族に何をしているか説明し易いから選んだとのこと。でも、その物理学の知識が建築における環境工学的な部分で多いに役立っているみたいでした。そして、彼のUCバークレーでの先生が、ジョセフ・エシュリックというAIAゴールドメダルも受賞した、サンフランシスコ・ベイエリアでは伝説的な人。日本ではあまりなじみがないんですが、シーランチチャールズ・ムーアと設計した人です。また、エシュリック家は東海岸の名家でもあり、彼の実家でもあるエシュリック邸ルイス・カーンの設計によるもの。ただ、彼はそんな名家のしがらみから抜け出したく、大学卒業後、単身西海岸に渡ったらしい。彼は、UCバークレー環境デザイン学部(建築、ランドスケープ都市計画等から成る)の設立者の一人でもあり、個人でも事務所を構えていました。その事務所というのが、以前このブログでも紹介した、EHDD Architecture

エドワードはジョセフ・エシュリックに誘われて、このEHDD Architectureで12年間働いていたそう。その後、いろいろな事務所を点々として、greenworks studioに誘われて、ベイエリアに新しく作る支社を任されたらしい。彼はそれ以前はUCバークレーの先生をしていたらしく、その時の同僚にはクリストファー・アレクサンダーもいたらしい。アレクサンダーは癖のあるちょっと変わった人だったみたい。僕も2ヶ月ほど前にアレクサンダーの講演会を聞きにいったんですが、生粋の研究者という感じで、レクチャーを聞く方としては、かなり辛いものがありました。

そんなこんなで、その土地には土地の建築家達の歴史があるものだな〜と思いつつ、自分もしっかりその中に入っていかなければと思いました。学校卒業してVISAが取れるころにはいろんな事務所を紹介してくれるそう。ありがたいです。そして、今週末には引っ越しの準備をして、また日本に少し帰ります。日本は暑いんだろうな..

June21(Tue),2011

I ♥ Hawaii

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ハワイはとても素敵な場所でした。高校の部活並みに日焼けしてしまいました。とにかく海がきれいで、気候も心地良かったです。今回の旅で一番驚いたのは、ハワイの人達の日本人に対するフレンドリーさです。こんなにも日本人に優しい場所が日本の外にあるとは。カリフォルニアでは日本人はマイノリティーで、アジア人と言えば中国人なので。

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ホテルの足下はプールと開放的なレストラン。恥ずかしくてこのプールでは泳げませんでしたが。

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ワイキキのメイン通り。何か渋谷なんかを思い出させるとてもショッピング向きな感じでした。歩いてると日本人とすれ違う感覚は、半分日本に帰ってきた感じでした。

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初日はまずレンタカーを借りて、アリゾナ・メモリアルに行ってきました。真珠湾にあるんですが、アリゾナ船は日本軍の攻撃で、一番被害を受けた船で、乗組員のほとんどが犠牲となってしまいました。その船が今も海中に沈んでおり、その上に建設されたのが写真の白い建物です。船に乗って行くんですが、チケットをもらって出航まで2時間くらいあったので、見学用の潜水艦を見てきました。

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内部も見れました。

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この狭いスペースに寝るのだけはちょっと。閉所恐怖症なので。

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ここから出発します。まず船に乗る前に日本軍の真珠湾攻撃の短い映画を観ました。すごいな〜と思ったのは、日本軍を悪く言うのではなくて、なんで日本が戦争に突入しなければ行けなかったのか等、客観的に描かれていたところです。あと、この場所にほとんど日本人はいませんでした。僕もここに来るまでは、アメリカにも第二次世界大戦で犠牲者がいたことなんて全く忘れてました。

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白い部分がアリゾナ・メモリアルで、船の真ん中辺りに浮いています。

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犠牲者の名前が書かれています。ここではグランウド・ゼロで感じたような冷たい感じはしませんでした。きっと日本のこと許してくれてるんだろうな〜とか思ってみたり。印象的だったのは、台湾の友人が、日本とアメリカは戦争をしたのに、ハワイでこんなにも仲良くできてることにとても驚いていたことです。中国と台湾もやればできるはずと言っていました。まあ日本がボコボコにやられたからっていうのが一番大きいですが。それでもここまで日本人とアメリカ人がうまく共存できている状態というのは、とても凄いことだな〜と思いました。

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レンタカーでオアフ島の北にあるビーチにも行きました。ワイキキは高層ビルが林立していて都会なんですが、フリーウェイで少しいくと田舎な風景が広がっています。

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海はほんとにきれいで、日本のビーチみたいに人であふれかえることもなく、心地よかったです。

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ワイキキに帰ってくるとビル群が出迎えてくれました。

May19(Thu),2011

Oakland Landmarks

今日は久しぶりにオークランドの街中を歩いてきました。目的は建築の歴史の授業でスケッチの課題が出ており、その写真を撮るため。オークランドでは100を越える建物等がランドマークとして指定されています。ということでオークランドの建物の紹介です。

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こちらはレイクメリットという湖のそばに建つヴィクトリア調の邸宅です。以前は美術館としても使われていたらしい。今は法律事務所になってる模様。

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こちらはホテルオークランド。真ん中に引きをとった配置は少し帝国ホテルっぽいです。1ブロックにがっつり建っているので、引きで写真を撮れないのが残念。

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奥に見えるのが新聞社のオークランドトリビューン。トリビューンといえばシカゴトリビューンが有名ですね。

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こちらは現在はアート関係の高校として使われている模様。ルネッサンス様式でファサードが3つに分割してあって、なかなかかっこいいです。

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こちらは通称"Cathedral Bldg"。教会風のビルです。三角の敷地に建っています。

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オークランド市庁舎。威風堂々としています。

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向かいにミース風の建物も。

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こちらはフォックスシアター。かなりゴージャスな雰囲気出してます。

先月見に行った2つの建物も。

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ユニテリアン教会。ライトのユニテリアン教会と同じ系統かな。スタンフォード大学を思わせる、ロマネスク調です。

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こちらはコットンミルスタジオという建物。以前は綿織物の工場だったみたいだけど、現在はアーティスト向けのSOHOみたいな感じで使われている模様。

こうやってしかっりランドマーク指定して、昔の建物を残しているアメリカって偉いな〜と思いました。カリフォルニアは地震があるので耐震補強なんかもしているみたい。ただ、久しぶりのオークランド歩きは少し怖かったです(最近はほとんど車で移動しているので)。日本で地震の被災者が暴動も起こさず、ルールを守って生活しているのが海外の人から見ると驚きだ、というのが身にしみて分かります。オークランドで地震が起きて、避難所生活っていうのはちょっと想像できない..

Graduation

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先週の土曜日に友人の卒業式に行ってきました。オークランドにあるキリスト教系の小さな大学なんですが、学校の教会で式があり、ゴスペルなんかもあってなかなか素敵でした。卒業証書をもらった時に、サッカーでゴールを決めた後みたいにガッツポーズしたり、踊ったりしてたのはさすがアメリカンスタイルだな〜と思いました。そして、自分の知り合いが証書をもらう時には口笛や奇声をあげたり、とりあえず盛り上げてあげるのがルールみたいで、地元の人は家族や友人が来ていて、相当盛り上げていました。ただ、中国人留学生なんかは知り合いが少なく、盛り上げてくれる人もいなくてちょっと切ない感じでした。自分も留学生の身なので、いたたまれませんでした。

ちなみに6月は去年訪ねたGreenWorks Studioという事務所でインターンをさせてもらうことになりました。バークレーの図書館のプロジェクトに加えて、UCサンフランシスコの研究所のプロジェクトもとれたらしく、4人体制にするために事務所を移転準備中とかで、作業は家ですることになりそうです。会議のときは事務所に来て参加するようにということですが、こちらもさすがアメリカだな〜という感じです(インターネット系の会社で働いている友人がいるんですが、その友人も仕事は家でして、会議のある日だけ週に1、2回くらい会社に行っています)。アメリカの事務所はそこまで模型を作らないのでこういうことも可能なんだなと。それに加えて、データは全てRevitで管理していると言われました。もうAutoCADはあまり使ってないみたいです。こうやって作業が効率化されていくみたいです。来月が楽しみです。

あと、Autodeskの3dsMaxやRevitのソフトウェアはAutodesk Education CommunityというサイトのGet Softwareのところで、登録したら、学生であれば(.eduのアドレスが必要)誰でも一年間のフリーソフトがダウンロードできるので学生の方は試してみては。ちなみに、毎年新しいバージョン(Revit2011,2012とか)が出るので、毎年ダウンロードすれば学生の間はずっと使えるみたい。ただ、ほとんどがWindows対応なので、Macユーザーはパラレルなんかがいります。

May05(Thu),2011

アニハウス

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アニメーションがまだなんですが、とりあえず完成しました。久しぶりにパースを描いたのでかなり楽しかったです。今月でSpring Semesterが終わって、6月はインターンをしようと思ってるので、そのときに生かせれば。でもその前に友達卒業旅行をかねて(僕は違いますが)ハワイに行くことにしました。今から楽しみです。