「スピーシーズ3 禁断の種」

(製作:米:2004 日本公開:2005/06/18)
http://www.herald.co.jp/official/species3/
★★☆☆☆

 スピーシーズであるイヴ(Natasha Henstridge)は死の直前に身ごもっていた女の赤ちゃんサラ(Sunny Mabrey)を産み落とす。サラは地球上で唯一純粋なスピーシーズの遺伝子を受け継ぐ完璧な種。功名心に目のくらんだ科学者アボット(Robert Knepper)はサラを誘拐し、秘かに大切に育てるのだった。やがてサラは、美しく危険な純粋種として急速に成長していく。軍ではそんなサラの行方を懸命になって追っていた。一方、人間とエイリアンの混合種たちもサラを探していた。抵抗力の弱い彼らは地球上では長くは生きられなかった。そのため、サラとの交配でより優秀な子孫を残そうと目論んでいた。

 前回から6年ぶりの作品となるが、本国アメリカの方では劇場公開はされずにそのままDVDになってしまった。配給会社が劇場は見送りにしたらしい。そのわりに日本ではテレビCMもされ劇場公開される、日本って変。前回からそのまま続くといった感じだが、これ単体でも内容は把握できる。イブからサラに変わって美人度が落ちてしまっているし、あまり見ごたえがあるとはいえない・・・残念。内容はどうもエイリアンが種を保存するためにサラをてにいれたくて、サラを求める。エイリアン対エイリアンの場面もあるが、ハッキリ言ってつまらない。恐怖感も無いしスリルも無い。最後の場面のサラがディーンを助けえるのは、どうでも良かったはずの人間に対し感情でも芽生えたのかな。
あまりお勧めはしないが、DVDになったら見てみてもいいと思うよ。