藤子不二雄ファンはここにいる/koikesanの日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2017-12-14 しのだひでお先生のお宅訪問 このエントリーを含むブックマーク

 12月の初旬、しのだひでお先生のお宅へ遊びに行きました。

 しのだ先生は、手塚治虫先生の最初期(昭和33年〜4年ごろ)の専属アシスタントで、藤子スタジオの頼もしい助っ人でもあった漫画家です。一時期は藤子スタジオにしのだ先生のデスクが設置され、その風貌からか仕事への厳しさからか“藤子スタジオの鬼軍曹”との異名をとっていました。

 さらに藤子先生関連で言えば、藤子作品の代筆マンガや、藤子キャラのカット・イラストなども多く手掛けられ、F先生の『ベラボー』やⒶ先生の『ぼくんちのタコくん』といった藤子マンガでは協力者として名前がクレジットされています。

 アニメ化もされた『ドラQパーマン』では、F先生のネームを元にしのだ先生が作画を担当しています。以前しのだ先生に『ドラQパーマン』の制作工程をうかがったことがあります。まずF先生が原稿用紙に鉛筆でネーム(コマ割り、人物の配置、だいたいの構図)を描き、それがしのだ先生に渡されます。しのだ先生は、F先生の描いたネームに基づいて鉛筆で下描きし、それからペン入れをおこなったということです。キャラクターのペン入れに関しては、F先生のラフなキャラ配置・構図をもとに、しのだ先生が鉛筆できっちり下描きして、その下描きをペンでなぞるかたちで執筆したそうです。しのだ先生の師である手塚先生の下描きは、おおまかなラフ画であることが多いのですが、しのだ先生はきっちり下描きをしないとダメなタイプだとおっしゃっていました。

 

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 しのだ先生のお宅に到着後、お仕事部屋へ通され、しのだ先生が数多くのマンガやイラストを執筆された机、資料本・コミックスなどが並んだ書棚、そして先生の生原画などを拝見しました。

 

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 書棚に並ぶコミックスは、やはり藤子先生の作品が多かったです(次に手塚先生の作品)。写真は、しのだ先生の書棚のほんの一部分です。藤子作品の並ぶ書棚に私の著書も並べていただいて感謝感激です♪


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 柱には藤子Ⓐキャラグッズが!


 しのだ先生の生原稿を拝見しているあいだは、その美しさにうっとりさせられっぱなしでした。

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 賑やかな群衆のカラーイラストは、中日新聞のクイズコーナー?で連載されたものらしいです。こういう群衆イラストって、全体を見渡しても細部を見つめても、時がたつのを忘れるほど楽しいです。色彩がとても朗らかできれい!

 

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 各都道府県の名物・名所を描いたイラスト原稿も見せてくださいました。執筆途中で企画が消えてしまったのだとか。すでに20近くの県が描かれているのにお蔵入りとはもったいない限りです。


 しのだひでお先生のお仕事といえば、「コロコロコミック」で長年続いた「藤子不二雄のまんが入門」の塾頭が私には最も思い出深いです。私も10代のころ投稿者でした。ある号で私の投稿作品が入選してコロコロ誌面に掲載され、記念のメダルが届いたときは無上の喜びを感じたものです。

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 こんなふうにメダルの裏面に自分の氏名が刻まれており、ほんとうに掛け替えのない記念品です。

 

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 「藤子不二雄のまんが入門」で“もう少しで入選”になると、欄外のハシラのところに名前だけ載り、こういう特製ドラえもんバッジが送られてきました。これも私には記念の宝物です。


 最後に…、しのだ先生のところのワンちゃんがとっても人懐っこくてかわいかったです。

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 しのだ先生、このたびはたいへんお世話になりました。貴重な機会をありがとうございます。

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2017-12-13 東京でたまたま見かけた藤子キャラ このエントリーを含むブックマーク

 12月になって東京へ行く用事があり、23区内を鉄道で移動していてたまたま見かけた藤子キャラを紹介します♪

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 ・東京メトロの駅はこうしてドラえもんと遭遇できるからいいですね。


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 ・マイナビの広告にドラえもんがいる景色もずいぶんお馴染みになりました。


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 ・毛根にドーン!!

 

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2017-12-09 「このマンガがすごい!2018」発売 このエントリーを含むブックマーク

 「このマンガがすごい!2018」が発売されました!!

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 私も、133ページから始まる「各界のマンガ好きが選ぶ このマンガがすごい!オトコ編」のランキングアンケートで参加しております。

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 今年は藤子関係のあるマンガ作品にも票を投じています♪ ご覧いただければ幸いです。


 このムックは、もちろんランキング自体の面白さも大きいですし、この一冊のなかで数多くのマンガ作品が掬い上げられレビューされていて情報量がすごいので、これから読むマンガ・相性の合いそうなマンガを探すのに役立つと思うのです。

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2017-12-01 F先生のお誕生日 このエントリーを含むブックマーク

 12月が始まりました。

 藤子・F・不二雄先生、お誕生日おめでとうございます!

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 F先生が誕生されてから84年。ご存命なら年男でいらっしゃったんですねえ。

 今年のお誕生日は金曜なので、アニメ『ドラえもん』の放送日と重なりました♪

塁 2017/12/01 10:22 失礼します。

藤子・F・不二雄先生、お誕生日おめでとうございます。御存命なら84歳ですか・・・

もし御存命なら、90代で亡くなるまで現役だった、やなせたかし先生や、水木しげる先生もいらっしゃいますので、健康上セーブはしていたと思いますが、まだ漫画を描き続けていたと思います。

でも時々、「今もどこかで漫画を描いているのでは」と、思えてならないです。

一度もお会いできなかったのが心残りですね。

koikesankoikesan 2017/12/04 22:12 >塁さん

F先生のことですから、ご存命ならば、マンガを描ける力が残っている限り描きつづけられたでしょうね。

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2017-11-30 11月24に放送のアニメ『ドラえもん』 このエントリーを含むブックマーク

 11月24日(金)放送のアニメ『ドラえもん』、じつに面白かった!

 1話目の「かがみのない世界」(てんコミ27巻収録)は、F先生が愛した古典落語のうちの一つ「松山鏡」の変奏と言える一編です。「松山鏡」の原話はさかのぼるとインドの仏教説話集「百喩経」にたどりつくらしく、日本に伝わってから、中世狂言「松山鏡」→近世狂言「鏡男」→落語「松山鏡」などと変遷してきました。鏡を見たことがない人が生まれて初めて鏡を見たら…というアイデアが、いろいろなお話になって語られてきたわけです。


 そんな由緒あるお話の現在版である『ドラえもん』の「かがみのない世界」は、自分の顔を知らないジャイアンスネ夫たちが初めて鏡を見る場面で可笑しさが絶頂に達します。自分の顔を見てゴリラに似ているとか、キツネそっくりだとか、彼らは自分の顔を見た感想を自分の顔とも知らず忌憚なく述べるのです。


 作中のかがみのない世界は、もしもボックスによって生成されました。もしもボックスは“もしもの世界”をつくりだす一種の実験装置です。のび太はこれを使って「もしも、自分の顔をだれもみたことがなかったら……」とリクエストして仮定の世界をこしらえたのです。そんな仮定の実験世界のなかでわざわざ鏡を出して「かがみをみたことがない人間が、初めてかがみをみたらどするか…」という実験を行なうなんて、二重の実験ですね(笑)


 今回のアニメで原作から加えられたアイデアとしては、「写真屋が似顔絵屋に変わった」とか「自動車にサイドミラーやバックミラーがないので交通が混乱する」といったものがありました。


 2話目は「ピンキリ!お宝未来鑑定」。原作にないオリジナルストーリですが、脚本が冴えていて楽しませてくれました。お宝を鑑定するネタでああいうふうに話を持っていき、ああいうふうに話を決着させるなんて!

 お兄さんのことを思う幼い女の子もよかったです。F先生が描きそうなルックスも、彼女が鑑定依頼する動機も、お兄さんに対する気持ちも。

 量産型の中古品で残念な一品と鑑定されて、長いこと拗ね続けるドラえもんも見逃せませんでした(笑)

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