藤子不二雄ファンはここにいる/koikesanの日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2017-11-22 『松本零士のSF漫画史講座』 このエントリーを含むブックマーク

 当ブログ11月17日の記事で取り上げたとおり、14日(火)放送の『なんでも!鑑定団』に松本零士先生が出演し、先生が高校生のころ購入した鶴書房版『UTOPIA 最後の世界大戦』(著者:足塚不二雄)を鑑定依頼されました。

 http://d.hatena.ne.jp/koikesan/20171117

 

 松本零士先生がテレビ出演し、鶴書房版『UTOPIA 最後の世界大戦』の単行本を紹介するというところから、私はこの番組を観たあと、1982年1月6日にNHK教育で放送された『松本零士のSF漫画史講座』を思い出しました。

 タイトルのとおり松本零士先生がホストをつとめる番組で、何回か放送されたようですが、そのうちの第3回で『UTOPIA 最後の世界大戦』がメインの話題になったのです。スタジオゲストは藤子不二雄先生でした(隣に小松崎茂先生も座っていました)。

 藤子先生の紹介のされ方が印象的でした。零士先生が『UTOPIA 最後の世界大戦』と別冊ふろく『三人きょうだいとにんげん砲弾』を手に持ち、これらの作品の作者は足塚不二雄という人だと説明、「実はその足塚不二雄さんご本人に来ていただいています!」という流れからゲストの藤子先生の姿が大きく映し出されたのです。足塚不二雄とは藤子不二雄さんのことだったのです!といったふうに紹介されました。


 零士先生は藤子先生に『UTOPIA 最後の世界大戦』執筆のさい触発されたり刺激を受けたものは?と質問。それに対し藤本先生が手塚先生の『来るべき世界』を挙げ、破滅テーマを初めて読んで非常に刺激を受けた、と返答しました。そして、ハックスリーの小説『すばらしい新世界』やドイツ映画『メトロポリス』をヒントにした、とおっしゃいました。藤本先生はさらに、「そういう雑多なものがヒントになってるんですけど、似ても似つかない、へんてこな話になっちゃいました(笑)」という言葉を加えられました。藤本先生はインタビューなどでこうした謙遜的言辞をよく発しておられました。


 それにしても『松本零士のSF漫画史講座』という番組があったこと自体に改めて感嘆したくなります。松本零士先生が司会・講師役をつとめ、ゲストに藤子先生や小松崎先生といった大物を招いてSF漫画史を講じる番組だなんて、なんと豪華で胸が躍り興味を掻き立てられる番組でしょう!

1967kaz1967kaz 2017/11/22 22:17 豪華な構成の番組ですな。僕は視聴出来なかったので、視聴した方は貴重な経験者だと思います。今では実現すら不可能ですから!
小松崎氏も凄い!僕のコレクションのウルトラセブンの超兵器ウルトラホーク1号、2号、3号の模型の箱のイラストも躍動感あふれる、小松崎氏の絵です。
正に藤子、松本、小松崎四氏は昭和文化の財産であります!

koikesankoikesan 2017/11/23 07:49 >1967kazさん

まさに「豪華」ですよね!
こんなビッグな先生方がSF漫画について語る番組だなんて、すばらしすぎます♪

小松崎茂先生の箱絵のお仕事、とても魅力的ですよね。数年前、愛知県内の美術館で小松崎先生の大規模展覧会が開催されたとき足を運びました。ワクワクする展覧会でした。

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2017-11-21 サントリー×ドラえもん「ご当地鍋食材当たる!!」キャンペーン このエントリーを含むブックマーク

 サントリー×ドラえもん「ご当地鍋食材当たる!!」キャンペーンのリーフレットをスーパーでもらってきました

 f:id:koikesan:20171120204128j:image

 「ご当地鍋食材」と「どこでもドラえもん菜箸」が抽選で1400名に当たります。

  http://www.suntory.co.jp/softdrink/doraemon/2017winter/campaign.html

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2017-11-20 『有吉くんの正直さんぽ』で椎名町をお散歩 このエントリーを含むブックマーク

 11月18日(日)のこと。朝6時になる前に目が覚めて不意にテレビをつけたら、『有吉くんの正直さんぽ』が放送されていて、椎名町をお散歩中でした。

 キー局では9月30日に放送された回ですが、こちら(愛知県)では11月18日になってようやく放送されたのです。この日に椎名町の回が放送されることは知らなかったので、偶然テレビをつけてラッキーでした。


 椎名町のお散歩の中で訪れたトキワ荘関連のスポットは、トキワ荘通りお休み処→松葉→紫雲荘でした。松葉のママさんが有吉さんらと会えてテンションが上がって、ずいぶんはしゃいでいたのが面白かったです。

 有吉さんがラーメンをうまいうまいと食べているシーンでは、満賀道雄才野茂が「ンマーイ」と叫ぶ場面を思い出さずにはいられませんでした。松葉の厨房までカメラが入り、ラーメンを作っているところを映したのは珍しいような気がします。

 番組の締めで有吉さんは「最高でした。松葉のお姉さん…ママがかわいかった(笑)」と語りました。松葉のママさんのあのテンションが番組に爪痕を残したようです(笑)

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2017-11-19 11月17日のアニメ『ドラえもん』感想 このエントリーを含むブックマーク

 11月17日(金)放送のアニメ『ドラえもん』の感想を少々。


 1本目は「ハツメイカーで大発明」。ほぼ原作に沿った内容でした。

 のび太と喧嘩して未来の世界へ帰ったんだけどドラミちゃんにうるさく言われてのび太の部屋へ戻ってきたドラえもんが、それでも謝らないのび太に怒って部屋を出ようとするときの「もう知らん」の言い方と表情がたまりませんでした(笑)


 ハツメイカーで発明された道具は軽妙な面白さが漂うモノが多いです。いくぶんの洒脱さといくらかのバカバカさが融合した面白さと言いましょうか。最初に出てくる“ゴキブリぼう”からしてやってくれています。なんといってもゴキブリの頭部型の帽子ですからね(笑)たしかに機能はすごいけど、ビジュアルがゴキブリですから(笑)

 “空中歩行機”は「右足を空中にあげ、それがおちる前に左足をあげる。うんと早くくりかえせば空を歩ける」という、理屈ではそうだけどできるわけないやん…という発想をそのまんま実現してしまったユカイさがあります。


 ハツメイカーで発明された道具の軽妙な面白さは、最後に出てくる“ドラえもんとなかなおり機”でその脱力度がマックスへ到達します。“なかなおり機”という一般向け道具ではなく“ドラえもんとなかなおり機”というピンポイントなプライベート仕様に心をくすぐられます。ランドセルから伸びた手に後頭部を強引に押されて玉ネギのみじん切りに顔を突っ込み涙を流してペコペコ謝るという、その泥臭いまでの単刀直入さが笑いを誘います。そんな、チープ感すら漂わせながらも結局そうするのが一番なのだという“ドラえもんとなかなおり機”ですが、それが大がかりな“ファイタースーツ”の次に出てくるというのも落差があって面白いところ。

 

 2本目は「大砲でないしょのはなし」。原作の木イチゴがイチジクに変更されました。内容的にも追加場面やアレンジがけっこうありました。

 携帯電話など便利なモバイル通信手段が普及した現在放送されると“メッセージ大砲”のほうがなんだか不便にも思えますが、通信したい相手が端末を持っていない場合は非常に有効かなと思ったり…。あと、音声&文字メッセージを大砲で飛ばしてしまうという遊び心は便利さだけで測れるものではなく、玩具としてワクワク楽しめそうです。


 ラストは、のび太・ドラえもんにとって原作よりひどい結果になりました。ジャイアンスネ夫にボコボコにされてイチジクの在り処がバレただけでも相当つらいのに、しずかちゃんがジャイ・スネと一緒にイチジクを食べる側に回ってしまったのが一番のダメージじゃないしょうか(笑)

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2017-11-17 『UTOPIA 最後の世界大戦』が鑑定される このエントリーを含むブックマーク

 11月14日(火)放送の『開運!なんでも鑑定団』は、一人目の鑑定依頼人が松本零士先生、依頼品が足塚不二雄『UTOPIA 最後の世界大戦』(鶴書房)という心昂ぶる回でした。

 鶴書房版『UTOPIA 最後の世界大戦』の古書価格はだいたい300万円くらい…という印象を私は持ち続けていますが、今回の鑑定結果は280万円でした。同書の復刻のため本を貸し出したとき背表紙に白い筋が入ったらしく、その白い筋がなければ300万円だったとのこと。零士先生の本は重版でしたが、これが最初の版でしかも状態がよければ400万円以上になるそうです。鑑定人は、長島書店代表・長島昭利さんでした。

 背表紙に白い筋が入ったため本来300万円のところが280万円と鑑定されたわけですが、零士先生は平然と「でも(復刻に)協力したかった」とおっしゃっいました。その言葉に私は思わず喝采を送りました。

 

 零士先生の同書に関するエピソードや思いも語られました。高校生のとき書店で『最後の世界大戦』を見つけ棚から半分出したところで「きさま〜!高校生にもなってまだマンガを読むのか!!」と物理の先生に見つかって叱られたそうです。でも零士先生は「これは参考資料であります」と悠々と答えて購入したのでした。

 また零士先生は『最後の世界大戦』について「同じ志を持った者として魅力的な作品」と評しておられました。


 長島昭利さんによれば、鶴書房版『UTOPIA 最後の世界大戦』は現在20冊弱くらいが残っているとのこと。以前は10冊残っているかどうか、という話だったので、あれからもう少し発見されたということでしょうか。