藤子不二雄ファンはここにいる/koikesanの日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2011-06-09 『怪物王女』15巻の帯に藤子A先生登場 このエントリーを含むブックマーク

 9日発売のシリウスコミックス『怪物王女』第15巻(光永康則著、講談社)の帯に藤子不二雄A先生が登場しています。

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『怪物王女』は、その基本設定が藤子A先生の『怪物くん』のオマージュになっています。

 主人公の姫は、怪物と呼ばれるすべての異形の者たちの上に君臨する王の娘(つまり怪物の世界の王女)であり、その仲間に人造人間、人狼族、吸血鬼がいて、副主人公格の少年の呼称が「ヒロ」である……とったふうに、『怪物くん』における怪物くん、フランケン、オオカミ男、ドラキュラ、ヒロシを彷彿とさせるのです。人造人間が「ふが」と声を発するところなんて、フランケンの「フンガー」を思わせますし。

 姫も人造人間も人狼族も吸血鬼も外見的には美少女です。


『怪物王女』の作者・光永康則さんは、インタビューで「藤子不二雄先生は僕にとっては神のような存在」と語っています。小学2年生のとき盲腸で入院中に『ドラえもん』を読んでその図抜けた面白さに目覚め、てんとう虫コミックスで『ドラえもん』以外の藤子マンガを次々と読んでいき、そのあとは「藤子不二雄」と名の付くものなら何でも、という感じで『黒ィせぇるすまん』『ミス・ドラキュラ』『仮面太郎』『わかとの』『異色短編集』などを入手していったそうです。

 私の藤子単行本遍歴も、てんとう虫コミックス『ドラえもん』から入って、ほかのてんコミ藤子マンガを読んでいき、さらにその他いろいろな藤子作品へと手を広げていった経緯があり、光永さんと大枠では似ているので共感を抱きます。

 そんな熱烈な藤子チルドレンの漫画家さんが『怪物くん』へのオマージュをこめて描いている作品が、この『怪物王女』というわけです。

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