藤子・F・不二雄展(大阪)

 先週のことですが、大阪で開催中の生誕80周年記念「藤子・F・不二雄展」を藤子ファン仲間(主に関西方面の人たち)7人で観てきました。
 
 ・大阪市営地下鉄の複数の駅でポスターを見かけました。


 会場は、JR大阪駅と接続するグランフロント大阪。オシャレで先端的な巨大施設でした。

 ・F展会場のグランフロント大阪とヨドバシ(ヨドバ氏)カメラが隣り合っています。F展が終わるまでは、いちおうFつながりの建物です(笑)


 
 
 ・グランフロントの渡り廊下にはF展のポスターが連なっていました。こういうところを通ると、しだいに期待感が高まってきます。


 
 
 
 ・F展の会場は、細かく言うと、グランフロント大阪北館ナレッジキャピタルのイベントラボです。その入口近辺の風景を撮りました。ここにいるドラえもんは、F展目当てではなくたまたま通りかかったファミリーに大人気。ひたすら記念撮影スポットになっていました。


 
 ・列に並んでチケットを買って入場です。


 
 ・まずFキャラ大集合の壁の前で記念撮影♪


 そして、最初のコーナーが「SF(すこしふしぎ)シアター」です。4Dプロジェクションマッピングで繰り広げられるFワールドを満喫。映像と立体の構造物が見事にマッチして、めくるめくすこしふしぎ体験にいざなわれました。


 次のコーナーは、F先生の原稿の展示です。最も美術館的な雰囲気を味わえるコーナーです。主に、『ドラえもん』『パーマン』『オバケのQ太郎』など代表作の第1話の原稿が展示されていました。藤子・F・不二雄ミュージアムと同じく生原稿と複製原稿が混在。F先生のペンタッチや描き換え作業の痕跡などを味わいました。生原稿はいいですね〜!
 2人の藤子先生が高校時代に作成した肉筆回覧誌「少太陽」の実物を再び拝めたのも嬉しかった。



「なりきりキャラひろば」では、FキャラやF先生になりきって楽しみました!
 
 
 
 原稿や肉筆回覧誌といった二次元の媒体で落ち着いてF作品を味わったのに続いて、三次元のFワールドへ入り込んではしゃげる、という流れが心憎いです。美術館からアミューズメントパークへ移行したような感覚です♪



 このF展は巡回展とあって、去年東京タワーで観たのとおおむね同様の展示物でしたが、スペースの都合から東京タワーと比べ若干の縮小版、という印象でした。Fマンガの東京タワー場面パネルが一切なくなっていたのは(会場が大阪なので)当然でしょうが、ドラえもん人形が大集合した「55/80ひろば」のようなスペースもありませんでした(ドラえもん人形が数体ずつあちらこちらに置かれてはいましたが)。「なりきりキャラひろば」でも、東京タワーにはあった“オバQ”“キテレツ”“ゴンスケ”のスポットが省かれていました。
「少太陽」の各ページがパネル化されて読めるようになっているのですが、これは東京タワーのときより読みやすいレイアウトになっていて、親切でした。最後の、漫画家をはじめ各界著名人によるメッセージ色紙は、東京タワー以後に描かれたモノが増えていました。


 
 ・グッズ売場でオリジナルのマグカップ、クリアファイル、一筆箋を購入。


 
 ・東京タワーのグッズと似ていますが、デザインが変わっています。
 東京タワーのとき品切で買えなかったマグカップを入手できたのが、とくに収穫でした。



 福岡には行けませんでしたが、東京と大阪の2箇所でF展を堪能できてよかったです。巡回展なので他の地方でも開催されるかもしれません。出かけられそうなら、また足を運んでみたいと思います。