我が家の省エネ大作戦の巻

昨年の計画停電のときから、これまで当たり前のように湯水のように使っていた電気の大切さを痛切に感じるようになりました。余計な電力消費を控え、ピークカットをすること、すなわち削減余力の大きい需要家が省エネを意識することが何よりも必要といわれているので、まずは自分の家からその対策を行おうと考えました。偉いでしょ?ということでまず昨年から始めたのが、月々の電力消費を1年前と比べて「見える化」しようという東電の「電気家計簿」でした。
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これは毎月の電気代と使用量がWebでわかるというサービスです。これを眺めると、夏場よりも冬場に電力消費が多いことがわかったことから、例年、床暖房とエアコンでおこなう暖房行為をやめて、石油ファンヒーターへのスイッチを決断しました。前年に比べて電力消費を抑えることができるとなんとなく嬉しくなるものです。もともと3人家族、なのでそれほど電気を使う家ではないのです。
この電気家計簿の次に導入したのは、毎時ごとの電力消費を見える化してくれるNECの「エコバード」というサービスです。
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これは自宅の配電盤に計測器をつけて、そこから出されるデータをLAN経由でWebに取り込むもので、内閣府が昨年行っていた省エネ達成度コンテストに応募してもらった賞品の1つです。1日3回、計測器から取り込まれるデータによって1時間ごとの推定電力消費量が(ほぼリアルタイムで)わかります。これを眺めていると、家族の生活状況と電力消費の関係がかなり明確にわかります。ふむふむ、これをこうするとこんなにインパクトがあるんだーとわかります。しかし、洗濯機と電子レンジを使うとかなり電力消費が増えることがわかるものの、こればかりは代替措置がないなーとかある意味、省エネの限界を思い知ることとなります。でも、電力消費を「見える化」することで、これは無駄でしょ?といった活動を炙りだすことができ、かなり意識付けができることは確かです。とはいえ性格的には細かいことを気にしないので、そもそもそっちから改善すべきなのでしょうけど。。今年の夏はどんな夏になるのでしょうね。