openArchitectureWare 4.3のGeneric EMF Editorを試す

前回のエントリで書いたように、oAW 4.3のリリースに合わせて発表されたGeneric EMF Editorを入手できます。早速使ってみます。

何か適当なメタモデルを、.ecoreファイルとして作成します。そして、このエントリで紹介したように、そのメタモデルのルートクラスの上で右クリックし「Create Dynamic Instance...」というメニュー項目を選択して、そのメタモデルインスタンスを作成します。すると、.xmiファイルが作成されReflective Ecore Model Editorが起動します。一旦このEditorを閉じ、この.xmiファイルを右クリックし「Open with」メニューを選ぶと、以下のように「Generic Editor」を選択できます。

このGeneric Editorを選択すると、以下のようなEclipse UI formベースのEditorでメタモデルインスタンスを編集することができます。

Eclipse UI formのMaster/Details Blockで実装されています。画面上部のモデルツリーのノードを選択すると、Details Blockにそのノードに対応するインスタンスの属性の入力画面が表示されます。

使っていてすぐ気がつくのは、org.eclipse.emf.databindingが利用されていることです。Details Blockで属性として例えば文字列を入力するとき、一文字入力するごとに画面上部のモデルツリーのノードのラベルが即座に更新されます。