親子で学ぶ国宝松江城(宍道正年著)


小学校の先生を務めた後、今は松江歴史館で専門官を務めています。松江城がなぜ国宝になったかというころで、祈祷札が見つかったことのほかにも、松江城の構造が、それまでの構造とは違う画期的な工法で、松江城以後の建設の在り方を大きく変えたことなどが、紹介されています。

語りは、おなじみの「親子で生部松江城シリーズの第3弾」で、親子が松江城を実際に訪ねて、お話をしながら学んでいく形式になっています。

ことし4月に出たばかりの新刊です。自費出版で頑張っておられますので、ぜひ応援したい者です。価格は1300円+税

自費出版、2016年)