kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

連勝は続くよどこまでも! ヤクルト、読売に7連勝

ヤクルトが今日も読売に勝った。くたばーれよーみうーり、くたばーれよーみうーり!

ヤクルトの読売戦7連勝は、野村監督時代最後の優勝を遂げた1997年以来。この年は、開幕戦で広島から移籍した小早川毅彦が読売のエース・斉藤雅樹から3打席連続ホームランを放ち、以後読売を一方的にカモにした。読売は、一度も優勝争いに絡むことがなかったばかりか、終盤まで最下位に沈み、9月に入ってからようやく中日と阪神を抜いて4位でシーズンを終えた。

今年の読売は5位。気がつけば横浜にも読売の背中が見えてきた。一方、ヤクルトは阪神に敗れた2位中日4.5ゲーム差をつけた。3位阪神とは8ゲーム、5位読売とは11ゲーム差。3年前に読売はこれより大きいゲーム差を逆転して優勝しているが、あの時は星野仙一が五輪で首位阪神の選手を引き抜きまくった上、その阪神の主砲・新井を故障させ、中日のリリーフエース・岩瀬を毎試合登板させては打たれる一方、読売の上原を復調させるなど、当時阪神のフロントにいながら(シニア・ディレクターという肩書きだった)、読売の回し者としか思えない妨害ぶりを見せたのだった。今年は、そのア星野バ監督は東北楽天ゴールデンイーグルスの足を引っ張って被災地の人々のストレスを高めているものの、読売リーグには干渉していないから、いや交流戦楽天は読売に4連敗したけれども幸いにも全然効いていないから、読売はこれ以上星野仙一をあてにすることもできない。

このあともヤクルトは昨年までの「三強」との対戦が続く。秋田で昨年9勝15敗と苦手にした阪神と2連戦を行ったあと、神宮で中日と3連戦。中日戦は1回戦から9回戦まで9試合連続で神宮、10回戦以降の15試合中12試合がナゴヤドームという、「行きはよいよい、帰りはこわい」の恐怖の日程だから、ホームではできる限り貯金が欲しい。この中日戦は悪くとも2勝1敗で乗り切りたいところだが、たぶん敵はネルソン、吉見、チェンの3本柱でくる。このオールスター前の山場のあとが、東京ドームの読売戦。今度は館山と石川が使えず、読売戦には珍しくローテが苦しい。そして読売とは月末にも福島と神宮で3連戦があり、17回戦までを消化してしまう。一方、阪神戦は秋田の2連戦を計算に入れても5回戦までしか消化しない。後半はまるまる全試合が残っているナゴヤドームの中日戦と、ホーム、ロードとも山のように残っている苦手の阪神戦が鍵を握る。読売戦もさることながら、前評判の高かった中日と阪神相手の戦いは気を抜けない。決して先行きは楽観を許さないのである。

でも、今日のところは先のことは考えずに、読売戦7連勝を喜んでおこう。