「きまぐれな日々」に下記記事を公開した。
きまぐれな日々 「小選挙区制」を廃し、比例代表中心の選挙制度を求める
枝野幸男は松下政経塾出身じゃないと思うんだけど
なんというか微妙な人選だ。枝野は、東電原発事故発生直後に日本政府のエネルギー政策の転換について谷垣禎一ともどもいち早く言及したことがある。谷垣はすぐに撤回したが、枝野が撤回したという話は聞いたことがない。しかし、菅直人に「脱原発」とは言うな、と釘を刺したのもまた枝野幸男だ。原発に関しては「鵺」的な位置づけの人物で、今後どう転ぶかはわからない。むしろ、経産相として期待できるかもしれないのは、2007年にキヤノンの偽装請負を国会で厳しく追及し、当時の経団連会長を「御手洗某」と呼称した実績かな。経産相になった今、同じことができるとは思わないけどね。
ところで、『きまぐれな日々』にTBいただいた 岩下俊三のブログ : 枝野投入、ついに政経塾が本性を顕してきた に、
野田の姑息な派閥均衡人事すなわち自民党の物まねは早くもほころび始めたので、やはり同じ釜の飯を喰った信用の置けるの「政経塾」の布陣に早く戻したいのであろう。
と書かれているけど、枝野幸男は松下政経塾出身議員じゃないと思うよ。日本新党出身だけど。
前々から不思議なのは、よく枝野が松下政経塾出身と間違われることだ。その昔は私もそう思い込んでいたような気もするけど。
一方、まぎれもない松下政経塾出身者なのに不思議とそのことがあまり言われないのは原口一博だ。いったいどうなってるんだろうか。