表記のデモに参加した。
参加者数は確かに多かった。鎌田慧氏や大江健三郎氏のスピーチも聞けた。
だがデモがなかなか出発できずにイライラした。労組の動員が多かったせいか、それとも道行く人の少ないルートを行進したせいか、「6.11新宿・原発やめろデモ」のような盛り上がりは感じられなかった。
しかし、主催者発表で6万人、警察発表でも2万7千人の参加者を集めただけでも意義があったと思う。午後0時30分頃JR千駄ヶ谷駅に着いたが、その人の多さに、かつて野球場が満員になった頃の試合前後の最寄り駅プラットホームを思い出した。感覚的には4万人くらいが集まったのではないかと思われたので、主催者発表はそれより多く、警察発表はそれより少ない数字だったことに納得した。もっとも私は警察は1万5千人くらいの数字を発表するのではないかと予想していたので、警察発表「でさえ」2万7千人という数字は予想以上だった。この分だと、実数は5万人くらいだったかもしれない。
以下余談だが、JR東日本の労組のシュプレヒコールで、原発と関係ないJR東日本への批判の文句が聞かれたことには笑った。それ以上に笑ったのは、「東電OL殺人事件 無実のゴビンダさんを救おう」と書かれた幟を見つけた時。そりゃあの事件は冤罪だろうし、被害者は東電職員ではあったけれども、「脱原発」とは関係ないだろと思った。写真を撮ってブログに載せれば良かったが、機転が利かなかった。
