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都知事選、小池氏を先頭に接戦 増田・鳥越氏が追う(日経)

もう期日前投票しちゃったし、ってところなのだが、昨日(25日)職場で読んだ日経の中盤情勢は読売とやや似ていて、序盤リードしていた小池百合子増田寛也の追い上げを許しているというものだった。ただ、日経は鳥越俊太郎の目もまだ残されているとみているようだ。

都知事選、小池氏を先頭に接戦 増田・鳥越氏が追う 終盤情勢 :日本経済新聞

都知事選、小池氏を先頭に接戦 増田・鳥越氏が追う 終盤情勢
2016/7/25付 日本経済新聞 朝刊

 31日投開票の東京都知事選について、日本経済新聞社は22〜24日に電話調査を実施し、取材による情報と合わせて終盤の情勢を探った。有力3候補の差が序盤より縮まり、元防衛相の小池百合子氏(64)を先頭に、元総務相増田寛也氏(64)、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)が接戦を展開している。態度を明らかにしていない人がなお2割おり、情勢は流動的だ。


昨夜の報ステだったかNEWS23だったか(23には雨宮塔子が加わったけど相変わらずパッとしないね)、自民党が増田は必ず小池に追いつけるとか言っていたが、どうかな。石原伸晃の力不足がまたしても露呈する結果に終わりそうな気がするけど。石原は、2003年に藤井治芳(はるほ)に手玉にとられて白髪が増えた時に始まって、2008年の自民党総裁選(この時は石原と小池がともに立って麻生太郎に負けた)でもひ弱さを露呈した。それにしても、誰もが呆れた「第一サティアン」(原発事故を引き起こした東電福島第一原発を石原はこう呼んだ)発言で一気に劣勢に追い込まれた2012年の自民党総裁選もそうだったが、こいつが絡むとろくなことが起きない。2012年総裁選では安倍晋三自民党総裁、そしてさして間を置かずの総理大臣復帰を呼び込んだし、今回の都知事選では小池百合子都知事選当選を呼び込もうとしているのだ。

白状すると、私は感情レベルでは石原伸晃小池百合子と同じくらい嫌いだから(理屈込みでは、つまり思想信条や主義主張に関しては小池百合子の方が石原伸晃と比べてはるかに悪質だと思う)、小池百合子に顔を潰されて憮然としている石原の表情を見た時、「ざまあみろ」という気も起きなくはなかった。しかし同時に、石原が小池を助けるであろうことを予感して、「安倍晋三の次は小池百合子のアシストかよ、こいつは」と改めて腹を立てたのだった。

小池百合子に関しては、澤藤統一郎弁護士のブログ記事の冒頭を引用しておく。

澤藤統一郎の憲法日記 » 国旗国歌強制を当然とする小池百合子は、都知事としてふさわしくない。(2016年7月25日)より

世論調査では都知事選での小池百合子優勢が伝えられているが、この人の何が都民にとっての魅力なのか理解に苦しむ。石原慎太郎よりは猪瀬が少しはマシかと思い、石原後継の呪縛から逃れがたい猪瀬よりも舛添が数段マシだろうとも思った。しかし、小池は最悪だ。また、振り出しに戻って、暗黒都政の再来となりかねない。


「石原よりは猪瀬が少しはマシ、猪瀬よりも舛添が数段マシ、しかし小池は最悪で(石原の)暗黒都政の再来」という澤藤弁護士の意見には心から共感する。本当にその通りだ。

だから2か月前に私は下記の記事を書いたのだ。