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kojitakenの日記

2018-07-20 まずは「負けている」事実を直視することだろう

まずは「負けている」事実を直視することだろう

2012年の衆議院選挙に「希望の党」じゃなかった、「日本未来の党」が獲得議席1桁の惨敗を喫した時、「小沢信者」たちが「不正選挙ガー」と叫んだ、そのあまりの見苦しさには絶句したものだが、同様の悪弊は今や「野党共闘」を支持する「リベラル左派」層全体に行き渡っているように思われる。

安倍政権批判側の人間は、まず自分たちが「負けている」事実を直視するところから始める必要がある。現在は明らかにそれができていない。立憲民主党支持者(信者?)が「本当は立民の政党支持率は落ちていない」と強弁したり、かつて「不正選挙ガー」と言っていた「小沢信者」が「マスメディア世論調査など信用できない」などと空しく言っているさまが見られるばかりだ。

プロ野球ヤクルト阪神中日が、読売ヤングマンだのメルセデスだのといった聞いたことのない先発投手たち(ヤングマンは先日西城秀樹が亡くなった直後にその存在を知ったが)に負けまくって2位読売に水を開けられているのと同じく、「野党共闘」は一昨年の参院選やそれに続く東京都知事選、昨年の東京都議選*1、それに今年の新潟県知事選などの主立った選挙に負け続けた。しかし「有権者に支持されていないから負けた」という反省の弁が聞こえてくることはほとんどなく、たとえば新潟県知事選でも「短い準備期間だったのによく接戦に持ち込めた。次につながる」などという強がりばかりが目立った。これまでにも(最近で特に印象が強かったのは、2015年安保法案が成立した直後のことだったが)同様の言葉は耳にタコができるくらい聞き飽きたが、現実に「次につながった」事例はみごとなまでに一つもない。

しかし、プロ野球では阪神ヤクルト中日Bクラスにいる結果を疑う人間は誰もいないのに、選挙結果メディア世論調査を疑う人間はいくらでもいる。本当にどうしようもない。

以下、記事にいただいたコメントより。

http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20180717/1531781862#c1531875207

id:mtcedar 2018/07/18 09:53

今自分が遣り取りしている方に言わせれば、id:kojitaken 様は「ネオリベ民進党に比べたら安倍政権の方がはるかにマシ」ってことになっているんですね。 https://twitter.com/seatv35/status/1018450496770568194


こういうのが野党を強力に擁護しまくってたら、却って支持が拡がらなくなるのも道理では。

リンク先のツイートは読めないのですが、「安倍政権の全ての政策を批判しない人間は安倍の擁護者」みたいな幼稚なことを言う人間が「リベラル」には目立ちます。金融政策なんかもっとも賛否の分かれるところで、かつ、第2次安倍内閣発足直後に「効果をあげた」印象を人々に与える政策なのに、安倍政権新自由主義弊害が明らかな政策の数々を攻めるよりも金融政策批判を優先させてそれに血道をあげる姿勢が私には理解できません。プロ野球読売対策でいうなら、難敵であるエース・菅野の攻略法ばかり研究してヤングマンメルセデスや内海の攻め方などそっちのけにしたあげく、彼らに抑え込まれて読売本拠地で負けまくっているヤクルト阪神中日みたいな醜態というほかないと思います。

http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20180717/1531781862#c1531913270

id:RASEN-KAIDAN 2018/07/18 20:27

id:mtcedarさんは金融緩和による雇用拡大を評価されていたと思います。もし金融緩和団塊世代リタイアを上回る雇用拡大に貢献していたとしても、それ以前から日本の失業率先進国で常に一番低い数字です。リーマン直後ですら5%台、西欧諸国なら通常の再分配で対応できる水準ではないでしょうか。成人男性だけに安定した雇用があればよかった時代と違い、女性や高齢者にも就労が求められる現代で失業率は高くなって当然。それなのに失業率が2%台にまで下がるのは、失業者の支援が弱いためだと警戒しています。ブラック企業を淘汰する意味でも、従来より高めの失業率を許容できる社会(制度と意識)を目指すべきではないでしょうか。『何よりもまず雇用』という姿勢が野放図な非正規の増加に繋がった面を感じずにはいられません。


杉山さんが批判される藻谷浩介氏が、保守本流コミュニティ過大評価しているなら、杉山さんは男性サラリーマンの居場所としての会社にこだわる民社党のような立場に見えるのですが。

すみません、金融緩和と「民社党」というアナロジーがさっぱり理解できません。どういう道筋でそういう推論が出てくるのか教えていただけませんか。

なお、現在の日本は「階級社会」であるとともに、より下の階級からより上の階級に這い上がるチャンスはほとんどないばかりか、世襲などによって事実上固定されていることによって守られている富裕層*2を除いて、より上の階級からより下の階級に転落するリスクは決して小さくない(たとえばビジネスマンが健康を損ねただけでもそうなってしまう)現状、言い換えれば社会保障などのセーフティーネットがそこまで貧弱な今の日本にあって、軽々しく「従来より高めの失業率を許容できる社会(制度と意識)を目指すべきではないでしょうか」などと言うべきではないと思います。加えて、第2次安倍内閣発足以降増えたのは非正規雇用者ばかりではなく、正規雇用者も増えています。そういった事実から目を背けて、「××ノミクス」(この日記では禁句なので一部伏せ字にしました)のうち特に金融政策ばかり批判しても、安倍政権批判者を増やすことには全く何も寄与しないと思います。

さて、「リベラル左派」の「金融緩和財政支出嫌い」ですが、私は保守本流財務省(旧大蔵省)と朝日新聞の悪弊を強く感じます。

保守本流」には大蔵省財務省)出身者が多く、その「保守本流」に対するシンパ(故石川真澄記者などもそうでした)が多いのが朝日新聞という流れです。保守傍流であっても福田赳夫などは早くから(1970年頃から)佐藤栄作政権財政赤字削減を力説してましたし、大平正芳に至っては「小さな政府」の言い出しっぺのような存在です(みごとにそれを継承した「小さな政府」論者が加藤紘一)。朝日新聞では今も原真人が経済問題のイデオローグとなって緊縮財政推しまくっています。

その「保守本流」の後継を自認する枝野幸男が党代表を務める立憲民主党が「保守本流財務省朝日新聞」的な体質が強いのもむべなるかな、といったところでしょうか。但し、枝野自身は昨年の衆院選前に「政権を獲ってもただちに金融緩和を止めたりはしない」と明言したしたことからもうかがわれるように、一種の「風を読むポピュリスト的才能があると私は思っています*3。というより、それが本人の思想信条や主義主張には全く賛同できない枝野幸男の唯一の「取り柄」だと私は考えているのですが、いかんせん教条主義的な立民支持層が党首のその才能に由来する党の伸びる芽を摘んでしまっているように私には思えるんですね。エピゴーネンが指導者より硬直した考え方しかできないのは、何も立憲民主党に限らず、あらゆる集団で観察されることだと私は思っていますが、先のseatv35氏の(読めなかった)ツイートに即していうなら、「ネオリベ民進党」よりもっとダメなのは、「ネオリベ民主党政党立憲民主党自由党国民民主党)支持者やシンパ」だと私は思っています。

現状がこれだから、やはり安倍政権批判勢力が選挙を通じて、などではなく、何らかの外的要因による以外の終わり方は、残念ながら想像がつきません。

*1この選挙では、民進党系から「都民ファ□ストの会」に亡命する連中が続出し、亡命し損ねて無所属で落選した柿沢未途の妻・柿沢幸絵のような人物も現れたが、この選挙を正しく「『野党共闘』の敗北」と捉えた論評はほとんど見あたらなかった。。

*2もちろんサラリーマン社長やサラリーマン重役などは例外。

*3枝野幸男ポピュリスト的資質を私にを教えてくれたのは木下ちがやこたつぬこ)氏ですが、氏は現在でも「失脚」状態のままのようです。

ohainoohaino 2018/07/20 12:53 そして、未だに左派は安倍と金正恩、日本と北朝鮮で後者よりも前者を批判する連中が主流のままだ。韓国には民主化デモして、北朝鮮の代弁者してた馬鹿な時代から変わってない。この前の米朝サミットの記事を引用して安倍批判金正恩賛美する投稿がインターネット上に残っている。英語の非核化協議の進展について北朝鮮がまた時間稼ぎしていると右派左派一致して不可逆的な非核化まで経済制裁だと北朝鮮批判するのに、日本の左派は北朝鮮の日本での様々な工作に協力し、未だに北の住民解放妨げた大罪を反省しない。北朝鮮より日本批判優先するのをひかれてるのを理解していない。 日本の左派で北朝鮮の民主化・脱北者支援してる教授など地位ある者は片手ほどしかあげられない。 左派主流は2018年にも日本での洗脳教育すら擁護・黙認、果ては支援している。北朝鮮批判=差別=反動というイデオロギーから未だに抜けられない化石連中。お陰で若い政治関心層ほど反左翼なので安倍政権が連勝し、連中が「負けてない。○○を得た。」と現実無視継続に支持層の寿命でどんどん日本でリベラルとやらも消滅する未来が見える。 革新の時のように。

ohainoohaino 2018/07/20 12:58 左派オピニオンリーダー達の北朝鮮信じた投稿が日本での左派の所在地をよく示している。外信では遺骨返還協議欠席やらポンペオ訪朝に金正恩が会わないなど左派言論も北朝鮮の引き延ばし戦術だと批判しているのに。そもそもこのニュースに触れている左派リーダーを見ない。連中の情報源はここの無断パクリサイトや日刊ゲンダイだからなぁ。

suterakusosuterakuso 2018/07/21 08:32 しかし、まあ、杉山さん経由で見た、しまいには「はる」氏まで冷笑系に括ってしまって何かを守ろうとしているような「野党共闘」の支持者っぽい人たちを見ると、さすがにこんなのは、支持者の主流でも、「野党共闘」に大きな影響を及ぼす人たちでもないよなぁと思うのですが、どうなんでしょうね。

mtcedarmtcedar 2018/07/22 12:27 id:suterakuso
この間遣り取りした相手がその典型だったんだよね。これ https://twitter.com/seatv35/status/1019822014352125959 とか。アカウントのTL見ても間違いなくシバき政策論者の呟きとかRTしていたり、正直ヤバいとさえ思った。

suterakusosuterakuso 2018/07/22 13:51 id:mtcedarさま。

あ、はい。それらを杉山さん経由で見てのコメントです。これ↓とか。

選挙予想屋は大概カスです。るたかすとはる“かす"。
https://twitter.com/yksplash_ina/status/1005793612095938562

俺の受け入れたくない事実は認めねーみたいな感じで。さすがに、これじゃ、影響力ないでしょ? あるの?と

suterakusosuterakuso 2018/07/22 16:12 id:mtcedarさま

あと、これ、すごい、って思ったのは、これ↓ですね。

https://twitter.com/seatv35/status/1000287433051717635
2015年の安保国会は、単なる「悪法が野党と市民の抵抗を数の力で押し切り成立した」ということ以上に、この社会を破壊した「安倍自民による自己クーデター」だった。
「何があっても安倍自民を守る」「とにかく野党と左派の嫌がることをする」ことに特化した政権与党とその支持者は、それまで以上に嘘と出鱈目で固められ、世論もそれらの「反則」をしたり顔で容認し、抵抗の声が上がれば上がるほど冷笑し、
何をやっても彼らの「反則」に勝てなくなった人々は(そりゃ敵は「反則」しているんだから当たり前)、学習性無力感からそれまで以上に出鱈目な非難を味方同士でぶつけ合うようになった。

そして、そんな人がこんな↓のをリツイートしてると。

予想屋って「冷たい」んですよね。「数字にしか興味ない」と放言したはるも。
https://twitter.com/yksplash_ina/status/1005802147970088960

シバき論者のRTってのは、これ↓なんかですかね。

それなのに、今日のニュースでは、JR北海道を国費で財政支援するそうです。儲かっている東海から金ださせれば良いと思うのだが!
https://twitter.com/4023Sora/status/1020154209822314496

mtcedarmtcedar 2018/07/22 19:21 id:suterakuso
それよりも、この呟きも十分シバき論ではないかと。

https://twitter.com/tinycrop/status/1018121184951484417
"「デフレは弱者を殺す」と言うが、前世代のバラまきと無駄遣いが次の世代を大量に殺している現実を見ようともしない。揺るぎようもない事実に目を背けて自分たち現世代のバラまきを執拗に要求するのは、次世代を徹底的に殺す気満々だということ。"

suterakusosuterakuso 2018/08/08 21:34 こちらで禁句になっている「××ノミクス」ですが、ふと、そもそもは朝日が自分たちに都合のいいように政治報道を盛り上げようと「エダノミクス vs ××ノミクス」だか何だか言ったのが始まりでしょ?と思ってググって見ると、それとは別に、こんなんがあったんだってのを見つけました。

エダノミクスVS.マエハラノミクス 混迷民主の「対立軸」
初出:2012年1月8日〜1月10日 WEB新書発売:2012年1月20日
http://astand.asahi.com/webshinsho/asahi/asahishimbun/product/2012011200007.html

>この連載を書く私たち2人は高度成長が終わる1970年代前半に生まれ、バブル崩壊で金融機関が破綻(はたん)しデフレがはっきりした97年に新聞記者となった。高度成長期に発表された司馬遼太郎の「坂の上の雲」に登場する「幸福な楽天家たち」の気分は想像しがたい。
>枝野は「坂の上の雲にたどり着き、もっと先に雲はないかとこの20年探してきたが、もうなかった」と言う。11年秋、首相から経産相就任を要請され、「私は人口減少社会での経済成長は難しいと思う」と一度は断った。成長の旗を掲げない初の経産相に違いない。
>人件費を削って外国と競い合うより、豊かさを実感できる社会をめざす。大企業中心の輸出型から、医療や農業など内需型へ産業を移す。なにより大切なのは「働く場」だ。より成熟した社会に向けて賢明に坂を下ろう――。その訴えは若い世代の感覚に近い。

つまり、枝野氏は脱成長派ということですね。

いちおうお断りしておきますが、これはkojitakenさんの記事の枝野評に異議を差し挟むものではありませんし、矛盾するものでもないはずです。

しかし、ちょっとだけ、ゲテモノ見たさで見たいような気もする本ですね。

suterakusosuterakuso 2018/08/08 21:41 連投すみません。ゲテモノ見たさというか、前原氏、枝野氏、(旧)民主党、そして、朝日記者というものがどんなものか、案外、見えるのかもと。

suterakusosuterakuso 2018/08/08 21:55 再連投失礼します。いちおう、過去に触れられたことがないかググってみたら、既出だったのですね…。失礼しました。

http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20150118/1421585865

kojitakenkojitaken 2018/08/08 23:08 id:suterakusoさん>

>エダノミクスVS.マエハラノミクス 混迷民主の「対立軸」
>初出:2012年1月8日〜1月10日 WEB新書発売:2012年1月20日

それは民主党政権(野田政権)時代に載った記事で、今でもよく覚えていますよ。

>つまり、枝野氏は脱成長派ということですね。

それはその通りなんですが、あくまで2012年初頭現在ってことですね。

suterakusoさんはそのあとのコメントで、3年前に書いた記事のURLを挙げられてますが、それよりもっとあとにも「エダノミクス」云々に言及した記憶があるので日記内検索をかけてみたら、やはりありました。

http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20171229/1514515262

上記は長文の記事ですが、最後の方に以下の文章を書きました。

>そもそも、朝日新聞などの「リベラル」(括弧付き)系のマスメディアなどが「成長か分配か」などと言っている時点で、既に「リベラル」は負けている。これは絶対に「成長も分配も」でなければならない。

あまりネガティブなことばかり書くのも何なので最後に少しばかりポジティブなことも書いておくと、かつての分配派だった(2012年、朝日新聞に経済成長重視の「マエハラノミクス」に対比して「エダノミクス」と書かれた)枝野幸男が、今年の民進党代表選などで消費増税に懐疑的な姿勢を示し、かつ「政権をとってもすぐに金融緩和を改めるつもりはない」と言っていたことには5年前と比較して進歩が見られるなあ、と一定の評価をしていることを書き添えておく。あとはもう少し経済成長重視の姿勢を見せればさらに評価できる。蓮舫と山尾志桜里の立民入党には(まだ確定はしていないようだが)大いに失望させられたが。

>そもそも、朝日新聞などの「リベラル」(括弧付き)系のマスメディアなどが「成長か分配か」などと言っている時点で、既に「リベラル」は負けている。これは絶対に「成長も分配も」でなければならない。

>あまりネガティブなことばかり書くのも何なので最後に少しばかりポジティブなことも書いておくと、かつての分配派だった(2012年、朝日新聞に経済成長重視の「マエハラノミクス」に対比して「エダノミクス」と書かれた)枝野幸男が、今年の民進党代表選などで消費増税に懐疑的な姿勢を示し、かつ「政権をとってもすぐに金融緩和を改めるつもりはない」と言っていたことには5年前と比較して進歩が見られるなあ、と一定の評価をしていることを書き添えておく。あとはもう少し経済成長重視の姿勢を見せればさらに評価できる。蓮舫と山尾志桜里の立民入党には(まだ確定はしていないようだが)大いに失望させられたが。

つけ加えると、安倍政権が金融緩和で実績をあげたのを見て、それを取り入れるあたりの柔軟性というか現実性というか可塑性が、枝野幸男の取り柄でしょう。いつも書くことですが、この人の元来の思想信条だの主義主張だのを私は全然買いませんけど、この「風を読む能力」だけは高く買っています。問題は、立憲民主党のもっとも熱心な支持者が、まるで自由党支持者(「小沢信者」)か共産党支持者かと思うほど「信者体質」が強いことでしょう。それが枝野唯一の(失礼!)取り柄を完全に殺してますし、現在の立憲民主党の政党支持率急落という結果につながってるんだと思います。

一方の前原誠司は、強硬な消費増税論者である井手英策をブレーンに迎えて "All for all" をスローガンとした時点で、2012年の成長重視路線なんかとっくに捨ててますし、昨年の衆院選で小池百合子とつるんだあとは、井手英策路線さえ捨ててしまって、井手路線時代には「私は社会民主主義者だ」と言っていたその舌の根も乾かないうちに、「今求められるのは『リベラル右派』だ」と言い出すなど、全くの支離滅裂かつ人々のニーズにわざわざ逆行する迷走ぶりを晒しています。

そんな現状だから、6年半も前の「マエハラノミクス vs. エダノミクス」なる朝日新聞の論評は、現在の両政治家の主張とはかけ離れていますし、いまさらそんなものを参照する意味など何もないと私は思いますよ。

suterakusosuterakuso 2018/08/09 00:21 kojitakenさま

レスをいただき、ありがとうございます。とくに前原の方は、経済政策は結局軸みたいなものはあるの?みたいな感じなので、そうでしょうね。ちょっと興味をもったのは、コメで引用した、坂の上の雲なんかを持ち出す70年代前半に生まれたとかいう朝日の記者のこの感覚ってどこから来るんだろう? 枝野氏の当時の脱成長路線といい、この悪しきものたちはどこから来るんだろう?って、少し思ったのです。自分たちを若い世代の代弁者みたいにして、「その訴えは若い世代の感覚に近い」なんて言ったりしてですね。世代的には、赤木智弘氏なんかと、もろに被るのでしょうにね。

kojitakenkojitaken 2018/08/09 07:39 id:suterakusoさん>

>コメで引用した、坂の上の雲なんかを持ち出す70年代前半に生まれたとかいう朝日の記者のこの感覚ってどこから来るんだろう? 枝野氏の当時の脱成長路線といい、この悪しきものたちはどこから来るんだろう?

それは、「経済成長」という言葉から、安倍政権の「成長戦略」みたいな、供給側の経済政策しかイメージできないところからきてるんじゃないでしょうか。

実際、6年半前の朝日記者が書いたという「人件費を削って外国と競い合うより」という文章の最初にある、人件費なんか削らないで、という発想の起点は良いんですよ。実際、安倍も含む自民党政権の政策は、まず(大)企業の増収に資するという発想に発しているわけで、だからうまくいかないんです。よく言われる「選択と集中」など愚の骨頂、下手な考え休むに似たり、ですからね。

労働者に十分な賃金と時間の余裕があれば、それだけでも需要が喚起され、それによる「経済成長」は可能なわけです。松尾匡あたりが言っている「経済成長」なんか、そのことしか意味してませんからね。それをミソもクソも一緒にして、安倍政権的な「成長戦略」と一緒くたにするから議論が前に進まないんです。

しかも、経済成長が止まったり経済が縮小したりすると、取り分を失いたくない(内田樹のような)富裕層の人間が自分の資産を死守することによってそのしわ寄せが貧乏人に行き、その結果として景気はさらに悪化し、格差は拡大します。そうなってしまうことは火を見るより明らかですから、(最)分配重視論者は「成長より分配」という言葉を禁句にしなければならない。そう私は思いますよ。

分配・再分配は「需要を喚起することによる成長」につながることを、(再)分配重視論者は口を酸っぱくして訴え続けなければならないと思います。

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