三遊亭円楽「厩火事、宮戸川」

楽天の「落語天国」から到着。円楽師匠の回復願いということで。
このお店は、墨字の手書きで「毎度のご利用ありがとうございます。円楽師匠、早々と復帰していただけたら嬉しいですね」と書かれた手紙が入っていた。
CD1枚買っただけの客にこの心遣い、こりゃ、ファンになります、このお店。

今夜のNHKアーカイブス

「こんにゃく談義」(20分)1957年(昭和32年)4月13日放送
「こんにゃく談義」は徳川夢声さんと柳家金語楼さんがおりなす長屋話。
当時の話題を面白おかしく皮肉たっぷりに話し合う大人向けの番組でした。
1954年から「こんにゃく問答」という名前で始まった番組は、1957年に「こんにゃく談義」と名前を変えてさらに4年間放送しました。今回、お送りするのは「こんにゃく談義」と名前を変えた第1回目の放送です。NHKアーカイブスに1本だけ保存されていたものをお送りいたします。夢声さん、金語楼さんの話芸の極みをお楽しみください。

録画しとくか。
ところで、夢声のエッセイに書いてあった話だが、「こんにゃく問答」を放送していた時、放送事故があり、関東地方には音声が流れないことになった。仕方なく二人は、放送時間20分をすべて、ゼスチャーで会話を続けた。

昼寝で見た夢、怪談2題

  • 取的と亡者
    • ある取的の家に、身よりのない女の子が引き取られる。稽古に忙しい取的は、女の子の世話を、居候の弟に任せるが、弟は女の子にろくに食事も与えない始末。
    • やがて女の子の誕生日が近づく。女の子は取的に「誕生日にはケーキを食べたい」とせがむため、取的な弟に卵・小麦粉等を買い与え、食べさせてあげるようにと、命じておいた。
    • だが、弟はケーキを作ってあげるどころか、卵などをゴミ箱に捨てる始末。
    • その日の取り組みで、因果はおそろしや、取的は対戦相手の背後に亡者が何人もうごめいているのを見て、恐ろしさのあまり、土俵上で死んでしまう。
  • ハムスターの怪
    • 自分は知人から、ふとしたことで、ハムスターを引き取ることになった。自宅の奥の使われない部屋に、飼育ケースに入れて、世話は弟に任せておいた。
    • そして何週間がたち。仕事の忙しさにかまけていた自分は、ようやく、ハムスターのことを思いだし、飼育ケースを見てみた。
    • すると、得体の知れない臭いがするわ、繭状のものが何層もできているわで、ぞっとするほどの恐ろしさ。
    • 自分はハムスターの始末を弟に命じ、自宅の裏に出た。そこには狭い幅の溝があって、下水がずっとその溝を流れている。流れを見ていると、なんだか、ほっとした。