香山リカの80年代回顧本、「ポケットは80年代でいっぱい」を昨日図書館で借りたのだが・・。
劇団「ナイロン100℃」の名前の元になった、渋谷のカフェ「ナイロン100%」に香山が行っているとき、久保田慎吾にあいに来た、「明るくてかわいらしく、”クリスタル族”のような女性」がいて・・。彼女が後に「戸川純」としてデビューしたので、そのイメージの落差に驚いたらしい。
香山リカ的には、「戸川さんは本当は明るくて普通な人で、ああいう”不思議キャラ”は演技だろう」といまだに思っているそうだが・・。この人は、バカ? 本当に精神科医かよ。
戸川純の中では本当はドロドロしたものが中にあったのだが、「それを押し隠して、普通の人のように振舞っていた」のに違いないじゃないの。そっちのほうが演技。思春期は「変な人とは思われたくない」時期があるから、「本当の自分のを押し隠す」ことはある。(私も覚えがある)
まして彼女は子役あがりの人だから、「演技」はお手のモノ。
それが、音楽活動で「本当の自分」を出せて、彼女は楽になって、今のキャラになったんでしょう。何で、そんなコトがわからないかなあ。