マミさんキャリー2

マミさんドールを運ぶ時に、届いたときに入っていた化粧箱に入れて運んでいたが、より省スペースなソリューションを求めて工作。
化粧箱は宅配便で送るために耐衝撃のあるスポンジを使っているが、手荷物限定とすれば耐衝撃性はある程度オミットして、他の荷物からの外力に耐えるような構造にすればいいだろうと考えた。


材料。

紙管パイプとプラスチック容器。
紙管パイプポスター印刷を頼んだ時に容器として使われていたものから切り出したが、メチャクチャ硬くて難儀した。
建築学科の妹とFaceTimeで話していて、紙管パイプという名前と建物に使う建築家も居るということを知った。
坂茂 - Wikipedia
とりあえずのプロトタイプなので、プラスチック容器は100均で調達。


原理。

つまりこういうこと。
わきの下までをほぼピッタリの紙管(+エアキャップ)で保護し、腕+頭の部分はそれより大きいプラスチック容器で保護する。
はじめはポスターケースからインスピレーションを得たので、全体を筒にする予定だったが、ありものの紙管を使ったらこうなった。
ただ、ポスターケース型だと中で自由に動くので、顔の保護はどうするか?という問題があったが、こちらは体の部分でガッチリ固定されるので顔の部分は十分スペースを空けてぶつからないように保護できる。
妹に見せたら"サンデーでやってた美鳥の日々みたいだな"というアレゲなコメントが得られた。
調べてみたら連載開始が10年前(2002年42号)でビビった。


仮組。

絵面が予想以上にアレゲな気もする。
プラスチック容器がガッチリ止まれば保護能力に問題はない…と思われる。
プラスチック容器に大穴をあけるのは、初めはカッターでやってたが、割れたり、割れたり、割れたりしたので、最終的に半田ゴテをヒートナイフ代わりにして切った。


固定するときになって、プラスチック容器が難接着素材のポリプロピレンで出来ていることに気が付いたが、接着というより紙管に盛ったエポキシで固定するようにすれば止るだろという適当な推測で隙間にエポキシ接着剤を流し込んだ。
昨日の夜流し込んで、現在固まっているように見えるが、ためしにはみ出ている部分をひっかくと簡単にはがれるので怖い。
エポキシが完全に硬化すれば、接着というより機械的に嵌合?するように止まると思われるのでもう少し待つ。


硬化が間に合えば年末帰省に向けてのロードテストを週末にやろう。


本番を作る場合、ポリプロピレン部分はアクリルにした方がいいと思われる。
ただ、アクリルはポリプロピレンほど衝撃に強くないのが気になるところ。
…と言うか紙管で問題ないなら、顔の部分も紙管にすればいいのか。