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宮脇俊三を読んで書く

2011-06-25

その8 時刻表を読む

ひとり旅の自由さ、だらしなさで、ズルズルと日程が延びるばかりでなく、行き先もさだまらない。・・・・・が、これはよいものだ。時刻表や案内書を開いて、あれこれ計画を検討するのは楽しい作業であって、しばしば実際の旅行より楽しい。(旅は自由席、93頁)

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小学校5年の秋だったと記憶しているが、古稀神鐵雄氏の父が何かの公用で青森に行くことになり、ついでに妻と息子を紅葉十和田湖観光に連れて行く予定であった。それまでに、乳児の頃ある事情で札幌を往復した(僅かに蒸気機関車の記憶がある)のを除けば東北本線の下りで青森まで行く機会など全くなかったので、彼は興奮して多分生まれて初めて早速時刻表を買い込んだ。

まさに、宮脇俊三と同じように「時刻表を読む」をその年齢で実行し初めていたのである。そのせいか、ふつう例えば23時と言ってもすぐ午後11時とぴんとこない人が多いのだが、古稀神鐵雄氏はむしろ数字のみの時刻の呼び方の方が身についているのである。

ところが、出発予定の数日前から風邪を引き、高熱を発して旅行などとても無理な状態になった。流石に彼の母は旅行を取りやめたが、古稀神鐵雄氏は情けなくかつ悔しくて床の中で人知れず泣き通していた。

が、同時に求めた時刻表から十和田湖旅行の計画を色々考えてノートに記録してみた。例えば、出発を朝早く、昼食後、夜行にするとか、帰りに折角だから奥羽本線秋田を廻って帰るとか、まさに旅はスケジュールであり、当時未だ小学生であった古稀神鐵雄氏には既にたまらなく楽しい作業であった。

それは未だに根強く、いやむしろ益々強くなってきて計画したスケジュールが余りに多くその一割しか実行出来ないほどである。ここ数年、変形性膝関節症を発症したり、時々持病の腰痛が出たりするので、仕方なくスケジュールを立てることに興じる他はなく、名付けて「(計画を)練り鉄」という、「○○鉄」として新しい名称を作るべきであり、己はまさに最初の「練り鉄男」とでも言うべきかと苦笑しているところである。

勿論、世の中には、かつての乗り鉄男ではあるが不幸にも寝たきりになった男もいて、今や練り鉄男になった例も多いのではないかと考える。そんな方々からの、コメントを期待している。

宮脇俊三ファン宮脇俊三ファン 2011/06/27 10:33 一人旅のよさは、まさに勝手気ままに行く先を変えたりすることにありますね。
特に夫婦での旅行をした後は、そう感じます。

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