お金のいらない国の魅力


Reading a book at the beach / Simon Cocks

僕は、ほぼ毎日、本を読みます。我ながら、よく次々と読みたい本が見つかるなという感じなのですが、不思議と次々に見つかるのです。そんな中、つい先日読み終わった本で、面白い本がありましたので、ご紹介したいと思います。その本とは・・・

『お金のいらない国  著 長島龍人 地球村出版』

コンパクトなサイズの本で、物語形式になっていますので、普段、本を読まない方でもサクサクと読むことが出来ると思います。とても興味深いタイトルですが、内容も深いです。なんだか、ドラえもんならいつでも連れて行ってくれそうな世界ですが・・・。それはさておき(笑)

お金がなくなると在り方が問われる

お金のいらない世界なんて、つくれるはずがない!!と考える方もいると思いますが、この本を読んでから「本当にそうなのかな?」と考えるようになりました。物を所有することに対する価値観や、働くということに対する価値観。一人ひとりの“その人らしさ”を大切にしあう人間関係。お金のない世界では、これらのバランスが非常にとれている感じがしました。お金がないから、こういうことが可能なのか。いや、お金があってもバランスのとれた世界をつくることは十分に可能なのではないか。そんな風に考えさせてくれる本でした。

お金のない国から見習いたいこと

最近、ニュースをみていて悲しくなるのは、奪う人達の行動と発言です。現在の食糧事情のように、奪い合えば足りなくなりますが、皆が分け合うようにすれば、足りないなんてことにはならないはずです。これだけ豊かで恵まれた日本に生まれて、生きることにこんなにも困難を感じる出来事が起こるだなんて、殆どの人が想像していなかったことと思います。そんな今だからこそ、この『お金のいらない国』を通して、物質的価値観に対する考え方が、より一層変わったような気がします。


お金のいらない国

お金のいらない国

「こんなヨガ教室があったんだ。」 という驚き


asa stretching / tokyosucks

僕は、毎月1〜2回ヨガ教室に通っているのですが、このヨガ教室に通うようになってから、ヨガへの見方が変わりました。以前、スポーツクラブの1日体験で、ホットヨガをやったのですが、ものすごくきつかったんですね。なので、「やっぱり俺には無理かも・・・。」と、それ以来、ヨガへ関心を持つことはなくなりました。ところが、人間って変わるものですね(笑)

僕の彼女が、毎月、東京からヨガの先生がいらっしゃって、ヨガを教えて下さるという教室へ習いに行っているのですが、その教室から帰ってくると、いつもご機嫌なわけです。僕としては、「こんなに機嫌が良くなるなら、ずっとヨガ教室に行ってくれればいいのに。」という感じだったのですが、先生の都合もあって、月に6回前後しかありません。

そんなことが続き、さすがに「一体、どんなことをやっているんだろう?」と気になってしまって、僕も始めることにしました。


Practice Yoga, Be Healthy! {EXPLORED} / VinothChandar

ヨガにもいろいろある

先生曰く、「ポーズをとるだけがヨガではない。」ということなんですね。そもそも、インドに古くから伝わるインド哲学が関係しているようなのですが、お話だけをするヨガもあれば、ポーズをとるヨガもあったりして、すべて、自分ができる範囲でやればいいという、気楽な感じなのです。男の僕がヨガをやるというと、なんだか恥ずかしい気がしていましたが、現在、起業を目指して準備している僕にとって、特にインド哲学に間するお話なんかは、ものすごく奥が深くて勉強になります。

僕がヨガをやる理由

起業するために、毎日いろんなことを学んでいくと、自分の考え方や人柄がとても重要だということがわかってきました。もちろん、経営者は利益を上げ続けていかなければならないので、経営に関する勉強も大切なのですが、僕は、周りの人から喜ばれて、応援してもらえるような経営者になりたいので、経営者としての経営能力と、考え方や人柄のバランスを大切にしていきたいと考えています。ヨガ教室の中でも、体のバランスや、心のバランスについてよく話すのですが、それはヨガだけではなくて、普段の自分の生き方にもつながっているなと感じたので、これからもヨガ教室の中で学んでいきたいなと思っています。


インテグラル・ヨーガ (パタンジャリのヨーガ・スートラ)

インテグラル・ヨーガ (パタンジャリのヨーガ・スートラ)