2010-06-24
■[暮らし]ポジティブな言葉をネガティブに言いかえると、むしろ幸せになれる

こんにちは。最近は珍妙な本を出してばかり、前衛的ビジネス書のリーディングカンパニー、ココロ社ですが、明日(6/25)にネガティブシンキングの本を出します。「マイナス思考法講座 プラス思考をやめれば人生はうまくいく」です。
- 作者: ココロ社
- 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
- 発売日: 2010/06/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 318回
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タイトルもアレですが、これがストレンジな本であることは目次をご覧になるとよりよくわかると思います。
第1講:あなたはくだらない存在です
第2講:あなたは嫌われています
第3講:誰もあなたの話を聞いていません
第4講:あなたの話は面白くありません
第5講:あなたは恨まれ、攻撃されます
第6講:あなたは空気が読めません
第7講:人はわかりあうことができません
第8講:あなたは成長できません
第9講:弱音を吐くことは許されていません
第10講:人はみな悪人です
第11講:恋愛はすべて「脈なし」です
第12講:あなたは何をやっても失敗します
第13講:本当のあなたを知る人はいません
第14講:あなたの夢は叶いません
いちおう1日1講、2週間で生まれ変われるようにしたのですが、生まれ変わってどうするねん、って思いましたよね…
目次を見ただけで鬱になる…こんな自己啓発書が許されるのでしょうか。しかし鬱にならないと本当の意味で自己を啓発することにはなりません!この14講がドンヨリしながらも素晴らしい人生の指針となるはずです。
それぞれの講義は「絶望ワーク」と呼ばれるワークから始まって、「自分は大丈夫」と思っている人でも、現実がいかに厳しく絶望的であるかを体感し打ちのめされるというハートフルな仕掛けにしております。そのあと、具体的にどうやってマイナス思考を人生に適用していくかについてお話しております。
―と、お知らせだけだと感じ悪いかなーと思うので、今回の記事は、端的に、口にしがちなポジティブ言葉をネガティブに言いかえることで幸せになる方法について書かせていただきたいと思います。単純に言葉をネガティブに言いかえていくだけで、状況は少しマシになるのでお試しください。
(1)× 今日はよくがんばった! → ○ 仕事のやり方がまずいのかも…
自分で自分をねぎらいたくなる瞬間はあるものですが、よく考えてみれば、そもそも、1日がんばらないとやっていけないというのは、生きるスキルがないのかもしれず、それは喜ぶべきことではないのかもしれません。同じ成果があがるのであれば、がんばらない方がいいに決まっていますし、がんばったかどうかで人生の価値が決まるというのは、まさに苦痛を修行と読み替えて現世のいやなこといろいろについて、自分自身を我慢させるための方便にすぎません。自分をほめちぎってそのまま墓場まで自分を騙していける自信があるのなら話は別ですが、自己催眠能力に自信がない方は、そこでネガティブな観点、「1日がんばらなきゃいけない自分って何?」という自問自答をし、何らかの改善策を考えた方が長い目で見るとお得です。
(2)× 自分大好き! → ○ 自分なんて大嫌い!
自分に自信を持つことは大切ですが、「自分はステキ」と思いこむループに入ってしまうと、自分のすごいと思う点について思考を巡らすばかりで、気分はいいかもしれませんが、時間の無駄にすぎず、成長はしません。
企業活動について考えると正解はすぐ出るのに、こと人生となると正解が出ないものです。ふつう商品を作ってそれがそこそこ売れたにしても、まともな企業なら顧客の声を拾って、ヒットしていながらも至らない点はなかったか探ると思います。「売れたねぇ…えっへっへ」と思うだけの会社は、よっぽどですよね。
人生もそれと同じで、自分はダメだと思ってはじめて、ダメな点をどうすれば改善できるかについて考えることができるのです。
(3)× これはチャンスです!→○ こういう危険性があります
よく「成功をイメージすると実際に成功しやすくなる」と言いますが、成功をイメージしたから成功したのではなく、具体的に物事を考えたから成功しただけの話であって、成功だけをイメージして失敗をイメージしないのであれば、成功するわけもないのです。「不況こそチャンスだ」などと言う人がいますが、本当にチャンスだったら、みんなが不況を待ちわびるはずで、そんな簡単なことをもわからないようでは、成功はおぼつかないのであります。当然ですが、失敗のイメージを具体化してリスクを避けてこそ、成功する確率が上がるのです。
以上、一言でまとめると「反省する人は成長し成功する」という話にすぎません。「そんなの当たり前やん…」と思った方も多いかと思いますが、なぜその当たり前の思考をする人が少ないのかというと、ポジティブな言葉の多くは、自分が何もしないことを許容する、口あたりのよい言葉だからです。そりゃあ、「そのままでいいよ」と言われたら、それが少々うさんくさい人物であったとしても、聞きいれたくなってしまいますよね……。
なお、念のため言っておきますが「どうせ自分なんて…」と、諦めの言葉を口にするだけで何もしないのは、マイナス思考のように見えるかもしれませんが、むしろプラス思考の極北です。なぜなら「自分なんて…」と諦めたふりをしたらなんとかなると思っている楽観主義に他ならないからです。
どこをどうやって反省して生きていくのかについては、本屋さんで手に取って読んでいただければありがたいです。買ってなどと図々しいことは言いませんが、多くの人に読んでいただければ、ドンヨリしながら書いた甲斐もあろうというものです!
2010-06-14
■[新名所]有毒ガスの危険性と乗馬を同時体験できる阿蘇山が熱い!

硫化水素での自殺が一時期ブームでしたよね。「死んだら緑色になるから硫化水素で死んだらアカン」みたいなのをどっかで見たことがあります。
「じゃあ死んで何色になったら満足なんだ」と聞きたいですが、いや、聞いてもしょうがないですが、それはともかく、阿蘇といえば、あんまし有名じゃないかもしれないですが、ちょっと硫化水素ではなくて二酸化硫黄で恐縮ですが、漏れていて、多少冒険したい人に最適なのです。わたくしのように、校舎のガラスを割って逮捕されてしまうほどの不良ではないものの、窓枠のところにエッチな絵を彫り、大学に入ってから新歓コンパなどで「高校の時は荒れてててね…」と語ってしまうような、軽微な不良(人はそれを「不良」といわず「普通」と呼ぶ…)のみなさまにおかれましては、うっすら有毒ガスのある阿蘇に行っていただき、「昔も俺は自殺とかはかったことがあって…」などと言ってみるのがいいかもしれません。
で、二年前のゴールデンウィークの話で、もしかしたら今の阿蘇はぜんぜん違う感じ、たとえばお尻のテーマパークができていて、桃の果樹園があったり、AKB48の人たちが腕を折り曲げてお尻にみせかけて撮った写真の即売会があったり…などの楽園ができあがっているかもしれませんが、ひとまず阿蘇山について紹介させていただきたいと思います。
そうそう、雑草という名の草がないのと同様、「阿蘇山」っていう山はなくって、阿蘇五岳(高岳、中岳、根子岳、烏帽子岳、杵島岳)を総称して阿蘇山って呼ぶみたいですが、まあそういう細かいことを言ってもアレなのでさっそく脳内トラベルに出発です!
駅前に廃墟あり!
地方の観光地ってどこでもそうですが、駅前から猛烈にさびれていて廃墟ファンも納得。
駅前がこうなのは、電車じゃなくて観光バスなどで来る人が多いのか、それとも……いや、「それとも」って言ってみたけど他に仮説が思い浮かばないのでこのへんでやめておきますが、写真のような感じでございます。
▲いっつも思うんですが、わりかし締めきった感じの廃墟に土ほこりがたまっているのって何なんでしょうね。
どこからホコリが来るのかと思います。あと、細かいことを言うようやけど、なんかテーブルをストーブが支えているように見えますがどないなっとるねん。
なお、阿蘇駅からロープウェイが出ておりますが、風向きや風の強さなどによってロープウェイは運行不能になる場合もあって、運休のときは、思わず「死にたい…」と漏らしてしまいたくなりますが、はたして人生は生きるに値するのかどうなのかという大問題はさておき、この場合はバスが出ておりますので、いったん生きるか死ぬか問題は保留とさせていただきたく存じます。
▲バスに乗ると、眠気を誘う揺れに負けてしまいそうになりますが、車窓から牛や馬がぼんやりしているシーンとか、山みたいなのを眺めることができるため、ウェイクアップしていることをリコメンドします。
もし寝てしまった場合は、せっかく夢なのですからユニコーンなど実際にいないタイプの動物と触れ合ってみてください。
▲番号をつけられた牛たち。29番だったら牛が自分の行く末を予感してしまいそうですが、別の番号をつけても運命は同じかもしれません。(念のため申し添えておきますが、「29」=「肉」で、食肉になるという意味になります)
牛馬を見ながら「たべたい〜」などと思っているうちに阿蘇の中岳の火口付近に到着したので、さっそくエンジョイしたいと思います。なぜなら一度っきりの人生だから!
これは火口です
▲これは火口です。きれいなので、「これはお酒です」という表示と同様、「これは火口です」と断っておかないとちびっ子がダイブする危険性があるので書かせていただきましたが、この火口、エメラルドグリーンで、見ているだけで緑黄色野菜の不足分が補えるんじゃないかという気さえしてきますが、これをゆっくり見ていられるかどうかは運次第。
なんでかっていうと、風向きによっては二酸化ナントカがサワァァァァ…ってなって警報が鳴り、立ち入り禁止になるのです。
▲これで危険度がまるわかりで便利です。
ぼくなんかだと「危険!立ち入り禁止!」みたいにはっきりと言うのはどうも苦手なので、「んん…ちょっと危ないかもしれないですね」みたいな言い方をしてしまいそうですが、そんな言い方だと死者が出たりするんでしょうね。はっきり色でわかるのはいいことです!
しかし、もうあのエメラルドグリーンの火口を見ることはないのか…と落胆することなかれ。
しばらくすると風向きが変わったりして二酸化ナントカが薄まり、「また見てOK」的な感じにしてもらえるので、じっと風向きが変わるのを待てばいいのです。
火口がアレな場合におすすめしたいのが、周囲のおさんぽです。
「押してダメなら引いてみろ」という言葉がありますが、それは火口にも当てはまります。
今まで火口火口言ってたのに、急につれない感じにすると、なんといいますか、火口が混乱して、向こうからアプローチがあるかもしれません。それまで適宜散歩してみましょう。
周囲は本当に火星みたいです
ここはアングルを工夫すると火星に見えます。なお、わたしは会社でも、ネット界隈でも、どこでも周囲の人に全然なじめてないので、主観的には火星にいるような疎外感をいつも感じています。こういう孤独感ってどうやったら癒されるんだろうなぁ……
▲そして、自分で自分の人生を切り拓かず、常に他人任せ(「だってしつこく誘われて断りきれなくてつきあってしまったの」etc.)にしてしまいがちな人も安心!
遊歩道が用意されているので、自分で道を選ばなくていいのです。
自由は時として面倒ですからね…
▲ここでしばらくして戻ってみると、悔い改めた火口がおとなしくなり、規制が解除に!おさわりOK!
エメラルドグリーンのエキスと再会を果たします!
ああ!やっぱり数十分前と変わらずエメラルドグリーンやね!
大自然やお母ちゃんにありがとう的なラップを歌いたい。
しかし「ありがとう」は歌にしないで普通に言った方が印象がよいのです。
▲ご覧ください、このスモーク的なサムシング…小林幸子さんか小柳ルミ子さんが出てきそうです。
▲シェルター的なものもあって、有事の際は安心ですね。
っていうか、こういう家に住んでみたい。ただし、愛を確かめあったりする場合はまる見えになってしまうので、口頭で「好きですよ」「わたしもです」と確認する程度にとどめなくてはなりません。
徒歩で阿蘇山から下ると廃墟的なものもあってオススメです
阿蘇の上からは徒歩で草千里に行くといいです。なんでいいかというと、単にぼくが歩くのが好きだからですが…だだっ広い道をゆっくり下っていくのは大変気持ちいい!
▲ちなみにスキー場があったりしますが、残念ながら閉鎖されています。
あんまし興味がわかない女の人に「わたしをスキーに連れてって」って言われたら、ここに連れてきたらいいかもしれないですね。本題からそれますが、「わたしをスキーに連れてって」って言われたことない。やっぱりみんな人を見て言うんでしょうね。ぼくは「骨董市に連れてって」とかそういうのを言われます。
▲ちなみに、スキー場に併設されているのは、ご覧のとおり「レストン」です。
「レストンってなんやねん」と思う方も多いかもしれませんが、レストンとは、一見するとレストランに似た風情ですが、「小粋な社交場」を指します。
テーブルの上に、一流の写真家が撮った一流のシェフの料理の写真が置いてあり、それをぼんやりと見つめながら水道の水を舐めるように呑める場所なのです。
家の近くにレストンあったらいいのになー!
草千里は、任意の場所で座ってボーッとするのに最適。もしあなたの同行者が、「沈黙が苦手」というタイプだった場合には、「あなたといれば、沈黙だったとしてもすごく心地よい」的なことを言っておけば万事が解決するので、沈黙プロブレムにお悩みの方はお試しくださいませ。
「ちょっとウンコくさいけど、草食動物のウンコだからまあいいや」的な気分になることでおなじみの草千里ですが、乗馬コーナーがあったので、ポニーに乗りました。
ポニーと馬の区別があまりつかないので、馬の愛称がポニーだと思っているオッサンが、金を払って白いポニーに乗ります。
わたしは色白の女の人が好きなので、ポニーも色白がいいですね!
ポニーの背中に乗りながらポニーの背中を撮るのは、うまく言えませんが、ちょっとエロチックな気分になりますね。
ポニーの背中は暖かかった。それかぼくの太ももが冷たすぎるのかもしれん。
ぼくの知る限りでは「いい女は冷え性」という調査結果が出ておりますが、だからといって足が暖かい人が足に熱さまシートをつけたらいい感じになるかというとそうでもないところが難しいところですよね。
そして、「思い出をありがとう」と思ったのですが、わたしの体温が残っているうちに、他の人を乗せて機嫌よく歩いています。
なんか裏切られた気持ちになってしまいましたが、それはひとえに、わたくしの器の小ささによるものです。
わたしは貞操観念がゆるくて、見てないところだったら浮気されても平気なタイプですが、わたしの体温が残っているうちに他の人と…というのはさすがに無理かもしれず、それはわたくしの精神の限界と言えるのかもしれません。
―などと、超しょうもないことを考えながら阿蘇をあとにしましたが、盛りだくさんなのでぜひまた行きたいと思いました。
やはり熊本といえば馬…なのかな
なお、熊本駅近辺だとホテルやら食べるところがあって安心。
適当な馬の店に入って、各部位のお刺身を食べました。
写真を撮りそこねましたが、馬のたてがみは超おいしいので食べてみてくださいね。ヒラメのエンガワがよりよくなったものとお考えください。
そうそう、あと東京近辺に支店を展開する、個人的にはかなり好きなラーメンであるところの桂花ラーメンの本店があるので、〆に行ってみてはどうでしょうか。
味はそんな変わらなかったけど、本店に行きましたって言えるところがいい!
あと佐賀とか長崎にも行ったのですが、同じ地方が続くとよくないかなーと思うので次は都内のレポートを載せようかと思います。またね〜!
2010-05-12
■[新名所]中尊寺金色堂と、すぐ近くの濃い蝋人形館の徹底ガイド!

こんにちは。
ごぶさたしております。
秋に行ってきた平泉の話の続きです。前回の記事ははお役立ち感しかない記事で退屈だったかもしれないですが(だってお役立ち記事じゃないとみんな読んでくれないから、ああするしかなかったんだよ…)、今回は悔い改め、妄想ダダ漏れ日記を書かせていただきますので変な気分になってください。
平泉っていうと、藤原清衡が造営した仏都として知られていて、特に中尊寺金色堂は有名ですよね。平泉駅からバスで中尊寺まで行くという手もありますが、周辺スポットも楽しいので観光プランに組みこんでみてくださいませ。
高館義経堂のジューシーな仁王像
中尊寺のそばに小高い丘があるのですが、源義経はこのあたりで暮らしていて、いろいろあって藤原泰衡の急襲に遭い、この地で自害したとのこと。大変残念な話ですがご安心ください。
▲この義経堂は、仙台藩主の伊達綱村が源義経を偲んで建立したものですが、その中には比較的ピカピカな義経像が安置されているため、あんまり死んだ気がしないのでつらくないのです!
ヨシツネ・イズ・スティル・アライブ!
▲丘の上にあるのですが、そこから北上川が見えるので、三度の飯よりも北上川が好きな人にはたまらない景色です!北上川って言われてもピンとこない方は、東北最大の川であること、日本でも4番目に入ることなどをお知らせしておくとよろしかったでしょうか?
でもそれってアレですよね、「あのオッサン汚らしいよね」「でも稼いでるらしいよ!」「マジで?」と目の色を変えるのと同等のはしたなさがあるので、「東北最大」って聞いても、表面上は「ふーん」という顔をしておき、心の中でワクワクするのがいいようです。
そして風景を満喫して落ちついたら、宝物館でも行きますかのう…
▲These are 仁王像…なんですが、この造形にビックリ!仏師が下痢だったのでしょうか…物理的には下痢ではなくても、精神的には下痢であったのかと疑わざるを得ない、そんな迫力がこの仁王像から感じとれます!
仁王像にしばかれた気分になったあとは、いよいよ中尊寺ファンに大人気の中尊寺へ向かいます!
行ったのは秋だったのですが、入り口には菊でできた金色堂が…「キンキラキンはどうも嫌い」という方にはこちらの金色堂がベストかもしれませんね。
杉好きにはたまらない月見坂
▲この月見坂は樹齢300年以上の杉の木がいっぱいで、マイナスイオンが充満していそうですぅ〜…などと言うと、「マイナスイオンには科学的根拠はほとんどない」と反論される方も多いと思いますが、わたしは単にマイナスイオンの量についての予測を述べただけにすぎず、それが健康に何をもたらすのか、何ももたらさないかについては判断を避けておりますがゆえ、お許しいただきたく存じます。
▲そして、観光地にありがちな顔ハメも用意。特にこの顔ハメは曲がり角に設置されているため、このように恐ろしい形相をしてはまっていると、若い女性たちが「ぎゃあああああああ」って驚くので、自分の一番大切な人が乱暴者に嬲られているシーンなどを想像すると、鬼の形相になれるので、想像してはまってみてくださいまし。
忘れな草のような存在の本堂
▲忘れられがちですが、こちらが中尊寺の本堂です。ちょいと地味で、「早く金色堂見たいな〜」と思われるかもしれないですが、それは我慢が足りません。「地味な建物はいいから、早く有名な建物を見たい」という考えは、「勉強はいいから、女の子とデートしたい」というのと同じ発想です。勉強を避け続けていると、社会に出てから、むしろ女の子とのデートが遠のき、勉強していた人の方が、「勉強もしたし、女の子とデートもした」という結果になるのです。持たざる者はすべてを持てない…恐ろしい時代ですが、その意味でも本堂はゆっくりとご覧くださいませ。
金色堂は写真撮影禁止なので文章で体感してください
金色堂といえば、国宝建造物第一号なので、今後クイズ番組に出るご予定のある方は覚えておいて損はないと思いますが、残念ながら、中は撮影禁止。twitterなどで「中尊寺なう」と書いている友だちがいても、添付されている写真が全然金色じゃなくて、「こいつ頭大丈夫か?」と思ったりした方もいらっしゃるかとは思いますが、その人の頭は大丈夫であり、大丈夫じゃないのは、このブログの筆者くらいのものです。
▲あなたのお友だちたちは、金色堂を覆う、この覆堂の写真を仕方なく載せているにすぎないのです。
肝心の金色堂は、小さいながらも富が凝縮されていて大興奮。みなさん、コンソメを見たときに、「あぁ…こんな小さな直方体にうまみがギッシリ…」と、胸が高鳴ると思うのですが、それと同じくらいですかねー。金ピカって聞くと、悪趣味に聞こえるかもしれないですが、とても洗練されています。螺鈿とかもいいアクセントになっていてうっとりしました。「金ピカ=ダサい」と思っている人はぜひ見ていただきたいです!
何もない感じの旧覆堂も味があります
中尊寺のホームページでもあまり触れられていませんが、これも面白いです。
▲ニュー覆堂は覆う気マンマンのガラス張りなのですが、この覆堂は、江戸時代とかそこらへんからある旧式の覆堂で、当時の保存がまともだったことをうかがい知ることができます。
▲しかし、こんなところにお金を挟んでどうするんでしょうかね。もしやめてほしいのであれば、わたしに腹案があります。「ここに挟まれたお金は、保健所で犬を殺すときに使う毒毒注射の購入費用として使われます。100円挟むと、1匹の犬を天国へお見送りすることができます」と張り紙をしておけば大丈夫でしょう!
夢館の蝋人形を見て、初めて「中尊寺に行った」と言えるのです
金色堂の中が撮影禁止になっているため、観光客たちは心のフィルムに金色堂を焼きつけねばならないのですが、いかんせん心のフィルムは雑念が忍びこみやすく、金色堂の風景がいつのまにか女たちとジャグジーにつかっているシーンや、白レバーのパテが一皿に何切れも何切れも山盛りになっているシーンなどにすり替わっていて、著しく写実性に欠けるのが難点でございます。
そこで、中尊寺の思い出作りとしておすすめしたいのが、駐車場から装飾過剰なエスカレーターに乗っていく夢館です。エスカレーターに乗ったことのない人は要チェック!階段がなんと自動で動いて、立っているだけでどんどん高いところに行けるのであります!
▲夢館イズ・エクスペンシブですが、蝋人形が満載で、蝋が大好きな方や、人形が大好きな方、人生がいやになった方にはたまらないアトラクションです。
人生全体に言えることですが、自分は当事者である、という意識は非常に重要です。他人事のように感じていると、そのときは楽ですが、世界に参加することから逃れていては、参加を自分から希望したときにはすでに遅く、世界から参加を拒否されてしまうかもしれません……ということで、蝋人形にも積極的に参加し、当事者意識満載で臨んでいるところなので、適宜参考にしていただければと思います。
▲壇ノ浦の戦いにおける義経の八艘飛びを再現。
思わずわたくしもやられてしまいました…
▲河田次郎に裏切られて殺害される泰衡…
無念の極みであり、わたくしも苦しくなってしまいました。
▲この太った人形のようなものは近所の無量光院の阿弥陀仏を模したものだったと思いますが、もしそうでないなら、ここに阿弥陀仏があることが謎なので、何らかの形で合理的に理解したいところです。
▲あまりにも碁に夢中になりすぎ、吉彦秀武を超待たせて怒られる清原真衡。
後三年の役のきっかけとなる事件ですが、わたくしも待つのって好きじゃないので共感してしまいました。
▲これは何のシーンだったかは忘れたのですが、とりあえず人類はみな兄弟なので仲よくしてほしい…
あるいはこれは兄弟げんかなのかもしれませんが…
▲これらの写真を見て「戦いを茶化すとは何事だ!」とお怒りの方もいらっしゃるかと思いますが、むしろ戦いこそが人類の愛のある暮らしを茶化す存在なのです!
要イマジネーションな毛越寺もぜひ!
そして、平泉で中尊寺とともに語られるのが毛越寺。
▲広い池を見ると、平日の仕事でイケてない感じでも、仕事なんかで悩んでいてもしょうがない、という気がするのですが、いざ日常に戻ってみると、「この前は仕事なんかで、と思ってたけど、やっぱり仕事がイケてないとつらいわ〜」という現実に引き戻されることでしょう。
▲境内のあちこちに「今は石ころだらけに見えるかもしれんが、昔はここにアレが…」的な看板が掲げてあって心地よい寂寥感に包まれてみてください。
次回は2年前に行った九州の話とかをしようかと思います。
「文学フリマ」の「UMA-SHIKA」に寄稿しています
「文学フリマ」という同人誌の即売会が東京・蒲田で開催されるのですが、そこで出展されている「UMA-SHIKA」(id:uma_shika)という文芸誌に寄稿しています。ロングインタビューと小説なんですが、小説は何年か前に書いたものです。それを書いて以来、心底絶望し、「ブログでお役立ち情報を書いたり適当なビデオを流したりするか…と思って現在に至りますが、そろそろ人類がわたくしのよさを理解できる程度に成熟し始めた磁気かと思いますので、また小説を書いてみようかなーと思っています。ちなみに短いtwitter小説みたいなのを「ココロ社小説部」で書いておりますのでご確認くださいませ。
ゆかいなメール本もありまっせ
…とはいえ、人生というものは、要約すると「ブーブー言いながら仕事をして寝て死ぬだけ」でありますゆえ、自分探しにおつかれの方におかれましては、腹をくくってこちらの本をご参照いただければ、ブーブー言う度合いがいくぶん緩和されるかと思います。
クビにならないビジネスメール 〈特選〉世渡り上手フレーズ100
- 作者: ココロ社
- 出版社/メーカー: インプレスジャパン
- 発売日: 2010/04/23
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2010-04-13
■[暮らし]メールは件名が命であり、よい件名には3つの条件がある!

こんにちは。4月23日に新しい本が出ます。
クビにならないビジネスメール 〈特選〉世渡り上手フレーズ100
- 作者: ココロ社
- 出版社/メーカー: インプレスジャパン
- 発売日: 2010/04/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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どういう本かというと「口下手でもメール技術を身につけて世渡り上手になればいいじゃない」という主旨の本で、今回はすぐ使える世渡り文例を100、そしていつもの調子での解説という組み合わせです。「ココロ社の味を保ちつつ、お役立ち情報に徹するとどうなるか?」というのを考えて作ってみました。あと、購入者には『気になる彼/彼女を気まずくならずにデートに誘うメール術』がもらえるヨ!
ただ、言いたいことが多すぎて256ページだと足りなかった&せっかくこのブログを訪問していただいたのに宣伝だけやったら感じが悪いかも、と思ったので、本で言い足りなかったところをお話させていただきたいと思います。まず何をおいても件名のところですね…
読んでくれない前提でメールを書くことが大事です
メールを全部読んでくれる人はあんまりいません。読んでいないことを非難できたり、読まなかった責任を問える相手ならいいですが、そうでない場合は、こちらが努力をして、読み飛ばされないようにしなくてはなりません。学校だったら読まなかった側が怒られますが、会社では読まれないだけでなく、むしろ「書き方が悪い。読む気がしないじゃないか」と怒られる…うーん…いったい、人生は生きるに値するのでしょうか?
―などと、根本的な疑問が頭をもたげてきそうですが、話を戻します。
読んでもらえるかどうかの分かれ道がメールの題名。どんなにメールの中身が巧みに書かれていたとしても、件名が的を得ていなかったら、場合によってはクリックしてくれない危険性もあるのです。(それはブログやmixiのタイトルも同じですよね。タイトルが『えーっと…』になっている日記を誰が読むのかと……)
(1)件名で「読んだ人が何をすればよいかがわかる」ようにする
たとえば、「車内広告のデザイン案が何種類かあがってきたので、今週中にどれを採用すべきか判断してほしい」と思い、メールしたとします。内容は、5分もあれば返せるものだったとします。そこで
車内広告について
というタイトルにしたらどうでしょうか。メールを全部見てくださる方なら、適切な内容が記してあれば何も問題ありませんが、もし、忙しい人だったら、「よくわからないから後で見ようっと」と思って忘却の彼方かもしれません。そしてメールを見ずに家に帰ってシュークリームを焼くかもしれません。しかも皮の超硬いシュークリームね…。
忙しい人なら1日の受け取るメールの件数は数十件を超えることなどザラですから。さきほどの件名では返事がもらえなかったとして、悔い改めてみると、
【今週中にご確認お願いします】車内広告のデザイン案
これなら、デザイン案を見て、適切かどうかを確認すべきであることがわかりますよね。してほしい行動を【 】でくくっておくとわかりやすいです。そこまでやりたくない場合でも、「社内広告についてご意見をお願いします」でもよいかと思います。
当然ですが、自分だけ「急いでくれ」とお願いするのは大変図々しいことなので、ゆめゆめ
【至急ご確認お願いします】歓迎会に飲み放題プランをつけることの是非について
などと、自分から「至急」などと言うなかれ…至急かどうかは、締め切りの日時を見て相手が決めればいいのです…ちなみに確認しなくても飲み放題でいいんじゃないかと思います。
(2)「読みたい」と思える件名にする
たとえば、相手が受け入れがたいと思ってしまうようなことをメールのタイトルにしてしまった場合、相手はそれを読んでくれないかもしれません。たとえば、「相見積もりを取った結果、発注できなかったが、次回の入札の日程はお知らせしておきたい」と思った場合、
今回の発注は見送らせてください
だけだと、件名だけでおなかいっぱいになってしまい、メールの中をよく確認してもらえない恐れがあります。次回の入札は体育座りで参加かもしれませんね…これなら、
今期の入札の結果と、今後の予定について
と件名には書いておくと、読んでもらいやすいです。
また、いいお知らせの場合は、件名を見ただけでいい知らせであるとわかるようにすると、すぐ開けてもらえます。いい知らせは早く知りたいと思うのが人間ですからね。たとえば、
検討の結果、OKでした
などと書いてあれば、すぐにでも中を見てみたくなるはずです。
(3)全貌がわかる件名にする
また、長文のメールになった場合、最初から最後まで読んでくださる率が下り、舌打ちをされる率が上がって―入れ歯がうまくはまってなくて舌打ちみたいに聞こえちゃう人は話が別―しまいますが、それを防止するため、件名で全貌がわかるようにしておくと安心です。
〜についてご質問○件です
などとしておき、質問ごとに見出しを設けておくと、読み逃しがなくなります。
以上の3つを守って書けば、本文が少々荒くても希望通りの返事を頂戴できます。逆に件名で失敗すると、返事が来なかったり、期待していた返事をもらえなかったりするのでご注意くださいませ!
『野性時代』『Quick Japan』にも書かせていただいております!
野性時代 第78号 KADOKAWA文芸MOOK 62331-80 (KADOKAWA文芸MOOK 80)
- 作者: 角川書店編集部
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/04
- メディア: ムック
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4月12日の『野性時代』にエッセイが載ってます!
わーい!こういうのを書きたかったの!
Quick Japanにも載ってまっせ!
最近、毎回載せていただいているのですが、今回はブックレビューです。
また、商用サイトの枠を大きくはみ出た面白さでお馴染みの技術評論社第3・4編集部さんのtwitterで、『超★ライフハック箴言』を週1回、書かせていただいております。
で、原稿やら何やらが一段落したので、こちらのブログも通常運営していきたいと思います。もう2年ばかし写真がたまってるし…
2010-04-03
■[新名所]建設中のスカイツリー、いい感じの撮影スポット紹介

こんにちは。
最近めっきり更新が少なくなっていましたが、原稿やら何やらが一段落したので、悔い改めて更新を再開したいと思います!
ぼんやりテレビを見ていたら、「桜とスカイツリーの写真を撮ったらいいよ!」的な特集をしていたのですが、素直な性格のわたしは、「そっか、建設中のスカイツリーと桜の写真を撮ったらいいな!」とテレビで言われた通りのことを思い、テレビでおすすめしていた隅田公園に向かいました。
どじょう(どぜう)のランチ
隅田公園へは、浅草から行くとよいのですが、わたくしは電車に駆け込み乗車してしまった罪悪感などにより、たちまち空腹になってしまったので、「どぜう飯田屋」に寄りました。ノーマルなセンスの持ち主でしたら柳川鍋にするところでしょうけど、食べていい頃合いがわかる気がしなかった―煮すぎてキッシュ状にしてしまいそうな予感がしたのです―ので、どじょう(どぜう)丼にしました。
どじょう(どぜう)のかば焼きが、あたかもうなぎのような風情でのっています。
うなぎより川魚っぽさが凝縮されてるなーという味わい。めっちゃシンプルなたたずまいに、思わず頬を赤らめてしまいます。
女友達のパンチラを見てしまったときの気恥ずかしさと似ていますね。
そして、この店のお茶が大変おいしくてびっくりしました。日本茶なのに、西湖龍井茶みたいな甘くて、今度は誰かどじょうの煮具合に詳しい人といっしょに行きたいですわー。
「どぜう」で思い出したのですが、「〜しましょう」を「〜しませう」と書くのは立派なオッサン言葉なので、オッサンと思われたくない方は使うのを控えませう。オッサンというとダジャレを想起される方が多く、「俺はダジャレは言わない。だからオッサン臭くない」と思いがちなのですが、「〜しませう」などの方がむしろリアル・オッサンなので注意しませう。
なお、浅草は人気の老舗が多いのですが、浅草寺近辺を外す&12時前に入るようにすれば、有名な店でも並ばずに入れますよ。
桜とスカイツリーというコテコテの組み合わせ
4月3日、隅田公園は桜が満開で、ここからスカイツリーを見ると、桜とスカイツリーを楽しめます。昔から愛でられてきた桜と、未来を感じさせるスカイツリーが同居…これが2010年のトーキョーなのです……などとは思いませんが、このやりすぎ感がいいような気がしなくもありません。
あと、↑の写真の右下のマンションがロボットの顔に見えるので、お台場のガンダムがどっか行ってしまって不満…という方はこちらをご覧になって溜飲をさげてくださいませ。
隅田川を渡ってさらに接近します。
▲小さな橋があって、あんまし使っていない風な屋形船といっしょに撮れるところを発見。
タワーが完成したらこの辺は絵になりそうですね。屋形船ってまだ乗ったことがないんだけど、いきなり屋形船に乗ると緊張してしまいそうだから、いかだなどから徐々にグレードアップしていきたいと思います。
そして、また公園が……と思ったら、川を渡ったのに、またこれも隅田公園!
▲ドラゴンボールが終わってドラゴンボールZが始まったときのような気持ちですが、こっちはクヌギ?に囲まれてにぎやかで、ランバダからエロチックな要素を抜いて、お子様も安心して踊れそうな踊りを踊りだしたくなりますね!
押上駅方面に向かうと、さらに近くから撮れます
さらに押上駅方面に向かいます。
押上ってあんまりなじみのない駅かもしれませんが、京都の南禅寺の近くの蹴上に名前が似ていていいですね…関西の人は押上のことを蹴上だと思ってご愛顧いただきたく思います。
このスカイツリー、先日、東京タワーの高さを超えたとのこと。
高さもそうですが、東京タワーよりギッシリ感があるので迫力があります。
で、特別公開とかじゃなくて、普通にぶらーっと行っても、これ程度のスケール感の写真なら撮れます。
▲このへんまで近づいてズームで撮ると、工事の様子がなんとなくわかりますね。ぼくは高所恐怖症なので、あんな高いところで仕事をせよと言われたら困ってしまいます。昼ごはんはどうしてるんでしょうかね。あんな高い所やったら宇宙食とかそういうのを食べているのかもしれませんね。あれってパサパサしててまずいので、宇宙飛行士を目指されている方はご注意ください。
しかしアレやで、土曜日だったのに工事中。
意外なことに、とても小さい鉄骨が一本運ばれています。もっと大きなのを運んでるとばかり思ってました。これは時間かかりますよね。小学生のとき、クラスに必ず一人いた、給食のパンをものすごく小さくちぎって食べている子のことを思い出しました。掃除の時間が始まっても食べてたんだけど、あの子はあれから食べるのが早くなったか心配でならない。
▲よく見ると、毛みたいなものが生えています。ワイヤー的なのを支えるため?人が作業するため?キスをするときに鼻は邪魔にならないの?
―ちなみにわたしは女性の無駄毛の処理がいいかげんだったとしても特に好感度は下がったりしないのでご安心ください。
逆に言うと、ぼくと距離を置くために無駄毛を多めにしてぼくと会ったとしても、ほとんど効果はないとお考えください。
▲押上駅の入口から撮るとこんな感じ。
逆光で撮ると黒っぽくなるので、スカイツリーの色の白っぽさがお気に召さない方におすすめです!
こんな感じで1時間もかからないので、天気のよい日は浅草〜押上まで歩いてみてはいかがでしょうか。
▲なお、写真のように実際はメニーピープルなのですが、アングルなどを工夫すると、人がいない感じに撮れるのでご安心くださいませ!

























































