ココロ社

主著は『モテる小説』『忍耐力養成ドリル』『マイナス思考法講座』です。連絡先はkokoroshaアットマークkitty.jp

こんにちは。ここは「団塊ジュニアが34歳まで独身だった場合、週末にどのような消費行動を取るか」を観察できるブログ、「ココロ社のノート」です。昨日は朝から池袋〜新宿〜渋谷とショッピングしてきました。

東京ミネラルショー

月曜日まで池袋のサンシャインで開催されてます。id:goito-mineralさんの「ミネラルマーケット」のブースも出店するし見逃せない!ということで張りきって行ってきました。
取り扱っているものは、化石と鉱物…なのですが、アクセサリーや、沈没船から引き上げられた銀貨とか食器など、とにかく「硬くてすごいもの大集合!」という祭りです。大規模だし人も多い!

▲こういうのに行くと、かならずいるのがロングトーク翁ですが、写真のこの人も、ひたすら語っておられました。演目は、「バブルの頃の化石シーンはとにかくすごくて、今とは比べものにならない」でした。店の人苦笑。

鉱物関係では、id:goito-mineralさんのサイトで「尾太鉱山といえば、排水溝にできたマンガン団塊の出品は、いささか特筆に価するでしょう。微生物の関与によって出来たと考えられているものです。」って書いていて、よく意味がわからないが、まだ残ってたらホシイ!と思って行ったらあった!迷わず購入!2500円。汚いところから貴重なものが出てくるのは、竹取物語の例を持ち出すまでもなく人の心を小刻みに振るわせます。▼

世界中からブースが出店されていましたが、国内のものは、詳しい産地がわかるし、思いを馳せることが可能なので楽しい。海外のものは、見た目にとても面白いものもあるんだけど、来歴がわからないと飽きてしまう。

▲化石もいろいろ出ていたんですが、多すぎて感覚が麻痺してしまい購入を諦めました。三葉虫とか、本物なんだろうけど、おもちゃみたいに見えちゃう。さすがに恐竜関係は20万超えちゃうし。
ミャンマーのブースで、ミネラルには関係ないけど、値段が手頃なポータブル・ブッダに釘付けになってしまい、6800円のを6000円に値切って買いました。もっと値切れたかな…これ、普通の木じゃなくて…白檀ですよ!質は中くらいといったところですが、甘い匂いがしてエクスタシー!お出かけのときには持っていこうと思います。▼

西武屋上で手打ちうどん「かるかや」


池袋に行くとかならずここで手打ちうどんです。冬とか、震えながらうどんを食べるのが楽しい。価格帯も300円〜500円と手頃。麺は、コシはそんなにないけれど、不揃いな太さ&小麦粉臭さが、デパートの屋上の人工的なたたずまいとは対照的な手作り感を醸し出しております。コーラは失敗…お茶にすればよかった。食べた後は、同じ屋上で熱帯魚を見るのです!金魚高いなぁ…

池袋のジュンク堂ですら品揃えに不満

「欲しい本がない→はしご」を避けるため、本はだいたい池袋のジュンク堂で買います…が、今回、折口信夫関係のを買おうとしたら、全然なかった。もう本はセブン&Yで買うしかないのか…(注:セブン&Yはアマゾンと違ってコンビニで受け取れるのがグッド)
仕方ないので、文芸評論のコーナーをさっと流していたら渡部直己の新刊を発見してパラパラめくったら…中原昌也に言及してる!これは見逃せないということで『メルトダウンする文学への九通の手紙』を買いました。渡部直己は大好きだけど、本のタイトルはいつもアレですね…単なる事実確認としても「文学の終焉」系のをタイトルに持ってくるのは、ちょっと照れますね。タイトルが見えないようにしてカゴに入れてしまいましたよ…

メルトダウンする文学への九通の手紙

メルトダウンする文学への九通の手紙

あとユリイカの野坂特集も買った。「ちょい不良(ワル)って俺のこと?」って書いてあって、そうだよそのとおりだよと思った。

The Plugの改造

ヨドバシでコンコルド・エレクトロの針を買おうと思ったらなかった。サウンドハウスで通販するよ…

▲以前のエントリーで「AKGがいい」とか書いてましたが、やっぱり重いのは面倒…ってことで、The Plugに回帰しました。レイト80sを思わせるモッサリしたデザイン、鼓膜が震えるのがわかるくらいの低音っぷり、電車の中でもノーケアでOKの圧倒的な遮音性…これにソニーのイヤーパッドをつければより使い勝手がアップします。カー用品店で売っているギボシ端子のカバーを装着すればソニーのイヤーパッドが使えてこのようになります。

Alexander Robotnickの未発表曲集のショッキングな内容

デトロイトテクノやアシッドハウスを聞いていたアーリー90sになぜ彼の存在に気づかなかったんだろう…ぼくだけでなくて、日本のシーン全体がイタロ・ディスコをスルーしていたように思います。

▲この『Kryptia 1982 - Rare Robotnicks pt.2(Creme)』は、82-83年の作品らしいですが、これとかもう完全にアシッドハウスやん?…まあ、時代をあまりにも先取りしていたという事実に打ちのめされるだけではなく、面白い音が多いので絶対買わないとまずいです。CDも出てました。

▲あとは、北欧の中堅どころTodd Terjeの新譜がエロいシンセ満載でよかったです。ぼくの中でLindstromへの愛情が薄れていく中、Todd Terjeのさらなる活躍に期待。
あとは、リエディット系を中心に
Galactigo / Martin Brew(Fat City)
Real/Avus(Border Community)
MagickEditAllstersの4番
Rocket Fuel!/Les Rockets(Fuel)
Isar Gold Sampler(Compost)
Signal Failure/ Padded Cell(DC)
Young Sick And Beautifulの1番
という感じです。あーでもレコード針が古いままなのでなんか聞くの気持ち悪い。