London紀行2

ひさし振りのロンドン、5泊の旅程で6本の舞台を観て参りました。
東京の舞台関係の方や友人におすすめを聞いたりして決めたのですが、どれも素晴らしく感動しました。


まずは初日「once」


これは「ダブリンの街角で」という邦題の映画の舞台化です。
イギリスのダブリンでストリートミュージシャンが淡い恋などして一歩踏み出し成長する物語ですが、映画では疲れた中年風の主人公だったのが、舞台ではカッコいい青年が演じていて、映画とは違った印象で楽しめました。音楽も歌も素晴らしかったです。
ですが到着してすぐに観たので疲れていまいち集中できず残念でした。


次の日は「war house 」

「戦火の馬」という邦題で映画化もされた舞台です。前から素晴らしいと聞いていたので、今回是非観たいと思ってました。
舞台が好きな友人に、war house観に行くんだ〜。と言った所、その舞台僕もブロードウェイで観たけど素晴らしかったよ。でも一番時差ぼけが酷い到着2日目に観たから、眠くなって大変だったよ、と。
2日目が一番時差ぼけ酷いのか。。静かな舞台はさけた方がいいな、と思っても後の祭り。もう2日目に取ってしまった後だもの。
そんな時差ぼけが一番酷い日に行ったのですが、大変感動しました。
まず、馬役のパペットがすごい!デザインも格好よくて、動きもスゴくリアルでした。最初、動かしてる馬役の役者さんを、この人はだぁれ?と思ったのですが、すぐに動かす役者さんと理解できたしその後は全く自然に観られました。

衣裳もとても格好良かったです。色味をおさえたベージュ系カラーをメインに豊富な素材や形でたくさんの登場人物を描き、ハットやベスト等小物にも凝っていてまるでお洒落な映画の様でした。
スピルバーグの映画「戦火の馬」であらかじめストーリーを観てからいったのですが、舞台の方がテンポも良く色々な仕掛けも凝っていて楽しめました。
悔やまれるは2日目に観た事です。やはり途中から少し眠くなってしまいました。
間で流れるアコーディオンやヴァイオリンが心地良くて...今度は3日目以降にしよっと。