推測と願望

 調整の遅れが見られるリトルアマポーラについて。先日、牧場へ見に行った件のところにも書いたけれど、私自身はじっくり馬に合わせて調整してもらうので良いのです。秋華賞にも女王杯にもこだわりはありません。
 ただ、下の記事を見て色々と気になったことがあって…。

 この書かれ様だと今でも体調不良が続いて回復の目処もたたないようにさせ読めますが、2週前に見てきた時の話とも、ここのところのクラブの発表とも食い違いがあります。


社台ファームに戻って以来のクラブの公式発表を要約すると、

  1. 6/5 社台ファームに到着。
  2. 6/13 ウォーキングマシンでの運動のみ。疲れを癒すのに専念。474kg
  3. 6/27 騎乗運動再開。常歩4000m、ダク1200m、周回コースに入って軽めキャンター2000m。492kg
  4. 7/11 疲れからか再び元気がなくなる。休養のため放牧に。500kg
  5. 7/25 元気が戻ってきたので騎乗運動再開。常歩4000m、ダク1200m、周回コースで普通キャンター2000m。500kg
  6. 8/8 常歩4000m、ダク1200m、周回コースで2000mの距離をハロン17〜18秒ペース。まだ動きはぴりっとしない。510kg
  7. 8/22 順調。常歩4000m、ダク1200m、周回コースで1200mの普通キャンター、直線コース(1000m)毎日1本。秋華賞への出走は微妙。510kg

 7/25の報告で2度目に調教再開して以降は順調に調教メニューは強化されており、これだと今は体調自体は戻っているはずです。体温が不安定な状態のままで調教を徐々に強めるとは考えにくい。事実がクラブ発表のとおりであるならば、長浜師のコメントも肝心な部分が抜けていたり、ニュアンスがうまく伝わっていない(読み取れていない)面がある様に思えます。たぶん、体温が不安定な云々は7/11の報告にあった辺りのことじゃないですかね。
 確かに一旦調教再開後に頓挫してその分遅れたのと、完全に緩ませた様ですからピッチが上がるのに時間は掛かっています。報知の記事に書かれている様にローズSには間に合わないだろうし、秋華賞も難しいかもしれません。結果的に使うべきレースがなくて年内は出走しないことになる可能性も否定はしませんが…。


 まぁ、要は不安を煽る記事に心配したけど、推測ではそこまで悪い状況じゃないと思われるし、そうあって欲しいというそんなお話。復帰が遅れるにしても体調が回復してるのとそうでないのとでは、待つ身の気持ちの上で違いがあり過ぎるので。


8/24追記:
 私はクラブの報告等から、体調が悪かったのは7/25より前の話で、現在は休ませたことで緩んだ体を鍛え直すのに時間を要しているのだと推測しています。
 ところで、下のニッカンの記事は見逃していたのですが、報知の報道とでは結論部分は同じでも現状についての書かれ様は違っていますね。

「輸送して3週間ぐらい熱が上がったり、下がったりの状態だったらしい。」というコメントになっています。これだと私の推測と一致するし、クラブの発表とも大筋では違いがありません。