ルヴァンスレーヴ 3戦全勝で全日本2歳優駿制覇!

関西から日帰りで現地へ見に行ってきました。
地方競馬馬主資格は持っているので、装鞍所で周回する様子を離れたところから見ていました。
もうその時点での姿からして、このメンバーでも抜けている印象でした。
パドックへ入ってきても印象は変わらず、馬体の張りも上々で踏み込みもしっかり。
あとで映像で確認すると、パドックの私が居た場所とは反対側で少しチャカついていたようですが。
少々のチャカつきは前走でも見られたので、この時点では全く問題ない範囲だったと思います。
騎乗してからはテンションが高くなり、返し馬ではやや抑えが効いていない感じにも見えました。
もしかしたら、初のナイター競馬だったことで、その影響があったのかもしれません。


スタートはいつも通り一息。1馬身ほど出遅れたところを横の馬にぶつけられて最後方に下がる。
1角までに無理のない程度に幾らか挽回するも、後ろから3番目の位置取り。
2角から向こう正面では外からじわっと位置を上げるに留まり、まだ中団の後方の位置取り。
3角手前から軽く仕掛けられると、大外をぐんぐんと加速しながら追い上げる。
4角ではもう前を射程に捉えて3番手に上がり、残り200mでは少し内へヨレながらも楽々と抜け出す。、
抜け出してからはほとんど追わない感じで、余裕の手応えのまま先頭でゴール。
最後流したから2着ドンフォルティスに1馬身差まで迫られたけど、着差以上に余裕たっぷりでした。


インパクトのあるレース内容で見事3連勝でG1初制覇を成し遂げました。
スタートは相変わらず課題だし、直線もヨレる場面があったけど、能力はまだまだ底知れないですね。
特に3〜4角で見せる機動力の高さは目をみはるものがあります。
また、砂煙が舞い上がるパサパサの良馬場で結果を出したことから、国内のダート馬場には大抵対応できる目途も立ちました。
もっと大きな勲章を手に出来る器だと思うし、今後への期待も大きく膨らみます。
まだどういう路線を歩むのか分かりませんが、とにかく無事にと願わずにおれません。


そして、個人的には、白老F生産馬でG1を勝てたのが格別に嬉しいです。
リトルアマポーラで初めてG1勝利を経験させて貰って以降、その生まれ故郷の白老Fをたびたび見学させて頂いています。
その縁もあって白老産馬に毎年のように出資してきましたが、白老産でG1を勝った出資馬はアマポーラについで2頭目になります。
それも、白老Fが長年繋いできたダイナフェアリーの子孫で、というのが一層喜ばしいですね。