先週の結果(シーリアが初勝利!)

  • シーリア 3/31(土) 阪神3R 3歳未勝利(牝)(芝1800m) 川田将雅騎手 優勝

ちょうど新幹線で移動中だったのでRadikoで実況を聴いていました。
あとでビデオで確認したら、休み明けで+8kgでも張り艶良く、以前より気合いの乗った周回を見せていました。
五分のスタートから二の脚速く飛び出すと、逃げる馬を前にやって2番手の位置を確保。
道中はそのままの位置をキープし、勝負所では早めに追い出される。
直線へ入り早々に先頭に立ち、一旦は完全に抜け出す。
ゴール前で2着馬が外から迫ってきたがクビ差振り切って優勝。


エンジンの掛かりが遅い馬を、前受けさせて早めに追い出す好プレーで勝利に導いてくれました。
勝ちパターンの競馬が見出せてきたのは良い傾向です。
タイムもまずまずだし、3着以下には着差もつけたので、上のクラスでも楽しみですね。
陣営はまだ成長途上との評価のようで、この後は無理せず一息入れられるようです。
同世代の牝馬限定戦のある内に自己条件は使っておきたいとは思いますが。

体重は-8kg。見た目は良い時とそれ程変わらないように思うのですが。
強いて言えば、好調時はもうちょっと気合いを見せて集中していた気はします。
いつもどおりの好発。逃げた馬をじわっと追いかけていき2番手の位置。
3角過ぎまでは行きっぷり良く走っていて先頭に並びかける勢い。
ところが、4角手前になると手応えが悪化し、そのまま伸びることなくずるずる後退して14着と惨敗。
マイルはこなす程度だと思うので、時計が速すぎた面もあるだろうけど、それにしても粘りなく淡白な負け方でした。
距離を問わず4角までで競馬を止めてしまっている感じで、これは精神的なものによる可能性が高そうですね。
休ませて立て直す以外の方法は無さそうで、この後はとりあえず休養となるようです。
回復次第で直線競馬の韋駄天S(5/20)に使うことも検討するそうですが、少なくとも夏まで休ませた方が良い様に思います。

  • ラカージェ 4/1(日) 中山3R 3歳未勝利(芝1600m) 和田竜二騎手 3着

昨夏以来の競馬で-4kg。もっと太いかと思っていたので、想像よりは仕上がりが良かったです。
歩様は少し硬めだったけど、落ち着いて周回していました。
スタートはほぼ五分に出て、中団馬群の中の位置取り。
道中は馬群に包まれた位置で、スローペースだったけどポジションを上げられず。
勝負所からは外へ出して差を詰めて行く。
直線では外から良い伸び脚を見せたものの、先に抜け出した馬たちも止まらず0.3秒差の3着まで。
スローペースになったのが厳しかったですが、休み明けのデビュー2戦目で目途のつく内容でした。
マイル戦にも対応できていたし、上積みの見込める次走は期待できそうです。
あとはレース前から不安視されていた蹄の状態が悪化せず、順調に続けて使えれば良いのですが。

  • ルヴァンスレーヴ 4/1(日) 中山10R 伏竜S(OP)(ダート1800m) 内田博幸騎手 2着

昨年末以来の出走で+10kg。そう太め感はないけれど、馬体の張りは前走と比べると今一歩。
後肢の運びも前走までの方が力強かったように感じました。
スタートは少し出遅れ。でも今まででは一番出た方でした。
テンのペースが上がらない中、大外からじわっと前に並びかけつつ1コーナーへ。
ずっと外を回らされる形になりロスが大きかったです。
向こう正面は一旦引いて馬の後ろに入れていたけど、極端なスローペースのままペースは上がらず。
4角のペースアップにもたついて一旦は置かれ加減に。
直線では盛り返して先に抜け出した2頭を追ったが、2着に上がるのが精一杯で勝ち馬には1馬身半差をつけられてしまいました。


思わぬ敗戦を喫してしまい、デビューからの連勝が止まってしまいました。
勝ったドンフォルティスも十分強いのは分かっているし、完調一歩手前の仕上げ、ロスの多い競馬、遅過ぎるペースもありましたが。
主戦のミルコなら、向こう正面に入ったところで自ら先頭に出るぐらいの競馬はさせただろうなという思いもあるし…。
ただ、色々あっても跳ね返して勝ってくれるぐらいの馬だと思っていたので、ちょっと残念ではありますね。
でも、考えようによっては、賞金の低い一叩きの一戦で負けただけなので、きちんと次走以降で巻き返せば良いだけです。
この後は、ユニコーンSを経由するか直行で、ジャパンダートダービーを目標とするようです。