儚雪の空さんが「ここ4年間で出会ってよかった歌を3つあげてください」という企画をやってるので、僕もやってみることにしました。
4年前と言えば入社3年目。仕事に行き詰まりを感じる中、初めての客先常駐プロジェクトで辛かった時期でもあります。プライベートではローゼンの水銀燈に熱をあげ、サイトもようやく軌道に乗ってきた時期でしたね。ニュースとしては、ハピマテをオリコン1位にする会…うわ、あったなそんなん。他にも水樹奈々が「HEY！HEY！HEY！」初登場。今でもmixiなどで続くバトンの第一号、ミュージックバトンが話題になったのもこの年でした。では、さっそく行きましょう。
☆ 「Yell for you」 （angela・2006）
〜翳した手にたった一つの、確固たる自信を掴みとれ。全てはそこから始まってくから。
アルバム「PRHYTHM」の1曲目に収録。3月リリースということで、新しく学生や社会人になる人を応援したくて作った曲だそうですが、当時、仕事で全く自信が持てなくて辛い時期だったので、このサビの部分は衝撃でした。今でも自信がなくなった時によく聴きます。しかもその1年後、仕事が辛いという後輩に、このサビと同じことをアドバイスしたことがあります。何をするにしても、自信が持てるまでは本当に辛いですよね…。そ今も仕事に自信あるわけじゃないけど。
☆ 「A Happy Life」 （林原めぐみ・2007）
〜ほら。振り向いてももういないよ、チャンスなんてね。そんなものだと煽られても、動けない時だってあるの。
アニメ「まなびストレート！」の主題歌としてリリース。岡崎律子さんのカバーなんですが、この曲の歌詞って、悩んでる人や躓いてる人の視点にちゃんと立ってるんですよね。だからこそ弱気になった時に聴くと、言葉として耳に入るだけでなく、心の奥底にまでしっかり響くんだと思います。それを強気なイメージのある林原さんが歌うから、感激もなおさら。それにしても…岡崎さんが亡くなってはや5年。人の心を癒し続ける一人のアーティストとして、あまりに大きな方を亡くしたと、今でも残念でなりません。
☆ 「僕の今いる夜は」 （槇原敬之・2008）
〜僕の今いる夜は、孤独な夜なんかじゃない。誰かがどこかで、誰かを想う優しい夜なんだ。
僕がTwitterをやってる理由は、「ただいま」という書き込みに「おかえり」と返してくれるのが、たまらなく嬉しいからなんですよ。もともと友人の少ない僕ですから、ネットで友人同士が集まって盛り上がってるのを見ると、どうしても嫉妬してしまうんですね。でも、こんな自分でも、ちゃんと僕の言葉に反応してくれる人がいると思うと、僕も孤独じゃないんだなあ、なんて思います。ふと襲われる孤独感をすっとかき消してくれる一曲。アルバム「Personal Soundtracks」収録。
こうして見ると、槇原敬之と林原めぐみが好きだと、昔からずっと言ってますが、この4年間でも何一つ変わってないですね。他にもいろんな曲に励まされ、勇気づけられてきましたが、何だかんだ言っても、本当に辛い時に僕が聴く曲は、やっぱりこの二人の曲なんだろうな。今までも、これからも。
そんなことを再認識しました。
