K's Station

「ご当地萌えキャラマスター」Komaの、愛と笑いのドタバタブログ

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雑食ですらない自分は「なにオタク」でもないけれど。

雑食の自分は「なにオタク」になるんだろう/「オタク」の基準 −ぐるりみち。

はてなのプロフィールには「一行紹介」と言って、「自己紹介」とは別に簡略化したプロフィールを書く欄があるんですよ。そこに僕は開設当時からずっとこう書いてます。

一人前のオタクを目指す「オタク見習い」

そう。僕は自分ではオタクだとは思ってなくて、むしろオタクの持つ熱にずっと憧れてたんです。
言ってみれば、そういう「突き抜けた人」に憧れるだけの人生だったんです。


以前から知ってる「オタク」という言葉は、決していい意味ではなく、むしろ侮蔑を含む言葉でした。それが今や、一種のステータスのようになりつつあるんじゃないかと思うんですよ。こんなサイトでも長々とやってますと、オタク的な方々に出会うこともありますが、やっぱり皆さん凄いんですね。ロボットアニメの知識量だったり、電波ソングへの意気込みだったり、アニメを見るときの洞察力だったり。とにかく一晩じゅうでも熱く語れるような人たちばかり。僕が口をはさむことなどほとんどなく、聞いてるほうが面白いんですよ。だから、上のブログでも言われてるような、

単なる「消費者」あるいは「ファン」でもいいけれど、たまに突き抜けた人たちが羨ましくなるような

この気持ち、ものすごくわかるんです。


僕は可愛いキャラが大好きで、数は多くないですが深夜アニメも見たりしてます。最近は地域の可愛いキャラやPR活動を取り上げては、実際に足を運んだりしてますが、それでも一晩じゅう熱く語れるものがあるかと言われると、僕にはないんですね。なので、そういう「突き抜けた人」の意気込みや熱意が羨ましくて仕方ないんですよ。


でも、僕が今から何かの分野で「突き抜けた人」になれるかというと、それはたぶん難しい。
だから、憧れは憧れとして、たまに面白い話を聞かせてもらえれば充分かな、と。


そもそもいつからこんなに「オタク」のハードルって上がったんでしょう。ネットでは、凄い人が次々に現れては凄い凄いと持て囃され、その反面、本当にその分野が大好きな人が俄かだと蔑まれる。知識や技術も大事だけど、「好き」という熱い気持ちと、貪欲に物事を吸収する気持ちがあればそれでいいと思うんですが、それだけでは、ステータスとしての「オタク」とは認めてもらえないんでしょうね。オタクになるのもなかなか難しい時代になったものです


それでも、カルチャーとして見逃せない分野だし、可愛いキャラを起用した地域や会社の活動もすごく気になる。だからブログでも取り上げていきたいし、それが評価されなくても、やっぱり続けてると思うんですよ。ならそれでいいじゃん。ただの消費者だろうが横好きだろうが楽しんでるだけであろうが、それを恥じることはないと、この頃はそう開き直ってます。



なので僕も、いちファンとして、インターネットの片隅から「オタク」な活動を日々ウォッチさせて頂きます。
皆様、ひとつお手柔らかに、よろしくお願いいたします。